伝統のきなこ雑煮、橿原神宮への初詣 @2019年お正月
平成最後となる、2019年のお正月。今年も実家へ帰省して来ました。奈良に戻ってきてからは、奈良県の広いエリアで食されている、いわゆる「きなこ雑煮」を食べ、たくさんの参拝客で賑わう橿原神宮への初詣にも行ってくるなど、奈良らしいお正月も楽しみました。
味噌汁からお餅を出してきな粉へダイブ!
2018年の年末~2019年の年明けにかけて、今年も北陸(新潟県糸魚川市)の実家へ帰省してきました。美味しいお料理を食べて、明るいうちからお酒をガブガブ呑んで、二日酔いでひっくり返って……と、相も変わらずなお正月を過ごしてきました(笑)
十分に楽しいお正月を満喫してきましたが、奈良へ戻ったら“奈良らしいお正月”も味わっておきたいものです。まずは奈良県内の広いエリアで食されている「きなこ雑煮」と呼ばれるお雑煮も食べないわけにはいきません。
「お味噌で煮たおもちを引っ張り出して、きな粉にまぶして食べる」という、全国的にもかなり珍しいと思われる食べ方です。私も最初は驚きましたが、これが想像以上に美味しいんですよ!
ウチの奥さんが作った、奈良県内で広く食されているお雑煮。レシピは簡略化してありますが、味噌ベースでお野菜(大根・にんじんなど)とお餅を一緒に炊いてあります
で、ぐーっと伸びるお餅を引っ張り上げて、そのまま食べてもよし
きな粉にまぶして食べてもよし!「味噌の味をつけたものをきな粉に!?」と驚かれますが、甘しょっぱさが絶妙で、普通にきな粉でお餅を食べるよりも美味しいんですよ!“1杯で2度美味しい”というようなお得さもありますので、大きな声でお勧めしたいレシピです(笑)
ちなみに、これが私の実家のお雑煮です。山の幸と海の幸、贅沢にすべて入れて味わうけんちん汁風で、サバ缶を入れてスープのベースにしているという、こちらもなかなか変わったものです。最近になってイクラをトッピングするようになり、豪華さが増しました。お酒のアテにもなりますね!
平成最後のお正月、橿原神宮は大賑わい
1月4日には『橿原神宮』へ初詣へ行ってきました。ちなみに、表参道の入口に建つ「一の鳥居」の修繕工事中のため、仮の鳥居が設置されています。なかなか見られない光景ですね
南神門をくぐったところ。背後には大和三山の一つ・畝傍山(うねびやま)がそびえています。平成最後のお正月ということで、今年も橿原神宮にはたくさんの参拝客が訪れたようです
大きな「外拝殿」の前には、毎年恒例となっている大絵馬が鎮座し、たくさんの方が記念写真の行列を作っていました
お正月の間は、普段は一般の参拝客は立ち入れない「内拝殿」の間近に行ってお参りできます
幸多い一年になるよう、しっかりとお願いしてきました
こちらも毎年恒例になっている、境内の休憩所を利用した飲食スペースです。うどんにぜんざい、甘酒に、お酒やビールもいただけます!
私たちは、こちらで「ぜんざい」(500円)をいただきます。参拝中に冷えた体に、暖かさと甘さが染み渡ります!毎年のお楽しみですね
「よろしくメガドック」とは何だ?
橿原神宮の表参道には、両脇にたくさんの美味しそうな屋台が立ち並びます。どれを食べようかと目移りしていると、ひときわ目立っていたのがこちら。どこかで見覚えのあるような「よろしく メガドック」のロゴが目を引きます(笑)
(※ご説明しますと、1980年代に「よろしくメカドック」(Wikipedia)という車をチューニングしてレースをするという漫画があり、アニメ化もされていました。元ネタを知っている世代にはうけていたと思いますが、若い人はご存知ないかも)
思わず買ってしまいました!ざっとネットで見た限りですが、アニメ版のロゴと酷似しているようです
こちらは韓国で人気になっているという「モッツァレラチーズドッグ」というような食べ物です。チーズをレインボー柄にしたものもあり、「インスタ映えする」と人気だとテレビで見たことがありました。味も美味しいですし、屋台グルメも進化してますね
それとは別に焼きそばを食べたり。ここは太めのもっちりとした麺を使用していました。昔みたいに「不味くて当然」というものではなくなってきてますね
穏やかな日が差す橿原神宮の冬の空
外拝殿の吊り灯籠と冬空
深田池では鴨たちがのんびり泳ぎます
仮の鳥居とうろこ雲
※掲載した写真などは、すべて「2019年1月4日」に撮影しました。
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