2015-06-01

長さ約120m。洞川温泉郷を見晴らす『かりがね橋』@天川村

長さ約120m。洞川温泉郷を見晴らす『かりがね橋』@天川村

天川村・洞川温泉エリアを見下ろすように架かる、長さ約120m、高さ約50mの吊り橋『かりがね橋』。風が吹けば揺れますし、板がたわむ感覚もあり、高所恐怖症の者にとってはなかなかの難関です。とはいえ、十津川村の有名な「谷瀬の吊り橋」の半分ほどの長さですし、恐怖度も低め。自然道を散策しながら渡ってみてください!


洞川温泉の奥にみえる吊り橋はなに?

風情ある温泉街が続く、天川村の洞川温泉エリア。修験道の聖地であり、今なお女人禁制を守り続ける山「大峯山(山上ヶ岳)」への入口として栄えています。

そんな洞川地区の奥に、町並みの上にわたされた吊り橋「かりがね橋」(または「かりがね吊橋」)があります。龍泉寺の裏山から、その向かいの大原山に架けられた吊り橋で、長さ約120m、高さ約50m。洞川温泉の風景が眼下に見晴らせます。


かりがね橋@天川村-01

洞川温泉街から観た「かりがね橋」。北東の洞川キャンプ場方面に、山と山の間に架かる吊り橋があるのが分かります

かりがね橋@天川村-02
新鮮なアユ・アマゴなどの塩焼きが購入できる「洞川川魚センター」さん(紹介記事)の近くから観たかりがね橋。近くから観るとかなり長くて高いです!


長さは十津川村『谷瀬の吊り橋』の半分弱

奈良県の吊り橋というと、もっとも有名なものは十津川村の「谷瀬の吊り橋」(Wikipedia)でしょう。

谷瀬の吊り橋は、長さ297m、高さ54mあり、日本最長の鉄線の吊り橋です。風に揺れる吊り橋を、地元の方はバイクですいすいと通ったりします。橋の両サイドはネット状になっていて下が丸見えですし、風や人の動きでよく揺れます。高所恐怖症の者にとっては、とんでもない恐怖のスポットなのです。

天川村・かりがね橋は、長さは谷瀬の吊り橋の半分以下ですが、地上からの距離は50mとほぼ同等です。高いところが苦手な者にとって、かなり怖いことは間違いありませんが、まだ初心者向け(?)といえるかもしれません!


自然豊かな「洞川自然研究路」のルート

かりがね橋は、「洞川自然研究路」(近鉄てくてくまっぷ)という、約7kmの自然あふれる遊歩道に架けられています。

吊り橋のすぐ下にある「龍泉寺」(紹介記事)の近くに、無料の駐車場があるようですので、そこから龍泉寺の裏手の道を上がるのが一番早いようです。

私たちはこの日、洞川温泉郷の入口に近い「面不動鍾乳洞」を観たあとに、洞川自然研究路を歩いてみました。距離にして800mほど。ゆっくり歩いて片道20分ほどで到着しました。


かりがね橋@天川村-03

自然散策路「洞川自然研究路」には、距離を示す標識が立てられていて、とても歩きやすくなっています。かりがね橋までの距離は、洞川温泉バス亭から約1.5km、面不動鍾乳洞から約0.8kmです

かりがね橋@天川村-04
「洞川自然研究路」の様子。この辺りは吉野熊野国立公園に含まれます。モミ・ツガ・スギなどの針葉樹と、ブナ・ミズナラ・キハダなどの広葉樹が混ざった、日本の温帯林の代表的な林相なのだとか。最近はこうした林は減っていて、社寺の境内地などでしか観られなくなっているそうです


怖いけど、高所恐怖症でも渡れました!

かりがね橋@天川村-06
かりがね橋に到着してみると、説明板が錆びてしまって、地面に直置きされたりしていて、ちょっと不安に感じます(笑)

かりがね橋@天川村-07
かりがね橋の説明。『当地方では「いわつばめ」を一名「かりがね」と呼びます。洞川の「いわつばめ」は奈良県の天然記念物です。此のつり橋は「いわつばめ」の飛ぶ姿にんてスマートな処から、この橋名をつけました。』。吊り橋は1981年3月に完成しました

かりがね橋@天川村-08
洞川温泉郷に架かる「かりがね橋」を西側から観たところ。両脇が高い金網に覆われていて、足元の板も補修の痕が観られたりします

かりがね橋@天川村-09
歩いてみたところ。この日は風がなかったので、それほど揺れたりしませんでしたが、橋の中央部分では板がたわむ感じが伝わってきて、なかなかのスリルです

かりがね橋@天川村-10
眼下には洞川温泉の町並みが広がります

かりがね橋@天川村-12
写真を撮ろうとするためか、ところどころで金網が大きく破られているような場所も。何度も補修された痕がありましたが、そのたびに破られてしまっているようです。吊り橋の下には民家などもありますから、何か物を落としたりしないようにお気をつけください!

かりがね橋@天川村-13
足元の板には、大きな節穴が開いていたり……

かりがね橋@天川村-14
約120mのかりがね橋を渡りきって、これから引き返します。私たちは夫婦揃って高所恐怖症ですが(嫁は谷瀬の吊り橋を渡ることを拒否しました)、かりがね橋はびびりながらも渡れました。ここならまだ何とかなります(笑)

かりがね橋@天川村-16
かりがね橋を渡る後ろ姿。「ネットを握りながら歩ける」「あまり下が見えない」というところが、かなり恐怖心をまろやかにしてくれています。真ん中は避けて、ボルトで固定されたあたりを歩くとより安心ですよ!

かりがね橋@天川村-18
帰り道には、洞川温泉郷の景色を眺める余裕も出てきました

かりがね橋@天川村-17
この日は吊り橋をわたってそのまま引き返してきましたが、さらに自然遊歩道はさらにその先まで続いています。展望台があったり、四季折々の花が観られたりしますので、ぜひ散策してみてください

かりがね橋@天川村-19
<余談>面不動鍾乳洞の近くの橋。水量が適度だったため、お子さんたちが楽しそうに水遊びをしている姿もみられました。洞川温泉エリアは、いろんな楽しみ方ができますよ!


■かりがね橋(かりがね吊橋)

住所: 参考(大峯山洞川温泉観光協会)
電話: 0747-64-0333(大峯山洞川温泉観光協会)
駐車場: 無料駐車場あり(洞川養魚場のとなり)
アクセス: 洞川温泉バス停から徒歩で15分ほど


■参考にさせていただきました

近畿の吊り橋 かりがね橋
かりがね橋 - じゃらんnet


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