2008-07-28

恐怖のアトラクション『谷瀬の吊り橋』@十津川

谷瀬の吊り橋@十津川村

せっかく十津川村へ出かけたのですから、やっぱり名所となっている『谷瀬の吊り橋』にも行っておこうと、立ち寄ってみました。

この橋を渡るのは2回目なんですが、相変らず怖い!高所恐怖症の私は、恐怖心で足がすくみましたが、意地になって渡りきってきました!


日本最長の鉄線の吊り橋です!

十津川村にある『谷瀬の吊り橋』は、長さ「297m」高さ「54m」の、日本最長の鉄線の吊り橋です。地元の方たちが日常生活で使用している吊り橋ですから、利用料などは一切不要。ただし、駐車料金が500円かかります。

この日は平日だったので静かなものでしたが、これが週末になると橋の上は人だらけになり、ただでさえ狭いところですれ違いが発生するんです。これがまた恐ろしいんですよね・・・。

ちなみに、相方は過去に一度チャレンジして以来、「もう二度と渡らない!」と心に決めているそうで、どれだけ誘っても全く付き合ってくれませんでした(笑)

谷瀬の吊り橋-01
「一度に20人以上はわたれません」という注意書きが恐ろしい、十津川村の『谷瀬の吊り橋』。長さ「297m」、高さ「54m」。かなり揺れます。かなり怖いです!

谷瀬の吊り橋-02
1954年に建設された橋ですが、地元住民が20万円~30万円を出し合って作った生活道路なんだそうです。地元民のスーパーカブが通行したりするそうですが、さすがにまだ見たことがありません

谷瀬の吊り橋-03
橋の下の河原はオートキャンプ場があります。あまりに高くて、下に向かってカメラを向ける余裕はありませんでしたが・・・

谷瀬の吊り橋-04
少し離れた位置から見た吊り橋。周りには何もありません


下が見えて、揺れて、きしんで・・・

橋は、真ん中に板が4枚敷いてあって、その両脇は金網です。足元を見て歩くと、その遥か下の風景まで目に入ってしまいますし、恐怖心に足がすくんでしまいます。さらに単に高いだけではなく、風によく揺れるし、歩くたびに板がギシギシときしむのが怖いんですよね。

特にこの日は、大きな低気圧が来ていて、神戸に大雨を降らせていました。その低気圧が次第に東に移動してきていて、かなりの強風です!いつも以上に揺れて、時々はしゃがみこんで揺れが収まるのを待たなくてはいけない(そうしないと怖い!)くらいの揺れ具合だったのです。

わざわざ駐車料金を支払って渡っているのですから、意地になって先へ進むのですが、かなり覚悟を決めていかないと心が折れてしまいそうでしたね。子供たちが平気な顔をして走って渡っている隣を、へっぴり腰でジリジリと進むしかありません。

さらに、この片道約300mの道を渡りきっても、向こう岸には小さな売店が一軒あるだけで、また同じ橋を渡って戻ってこなければいけないのです!前半戦はまだテンションが高いので何とかなるのですが、帰り道がなかなかヘビーでした(笑)

もちろん怖いことは間違いありませんが、暑さなどを感じている余裕もありません。涼しさ満点のアトラクションですので、夏休みの避暑として丁度いいかもしれませんね。

谷瀬の吊り橋-05
ただでさえ揺れる橋なのに、この日はかなりの強風で怖いの何の・・・。しゃがみこんで揺れが収まるのを待っています

谷瀬の吊り橋-06
足元はこんな感じ。板の幅は約80cmということですが、板の間に隙間はあるし、脇は網になっていて丸見えだし、かなり恐怖心があおられます

谷瀬の吊り橋-07
足元のアップ。多分、写真では全く伝わらないと思いますが、この上を歩くのは本当に怖いんですよ!ミシミシときしむのも心臓によくありません

谷瀬の吊り橋-08
渡っている最中に「どうしてこんなところを通らなきゃいけないのか?」と思わず疑問に感じてしまいます。ぜひチャレンジしてみてください!

谷瀬の吊り橋-09
8月4日の「橋の日」に行われる「揺れ太鼓」のポスター。あの揺れる吊り橋の上で太鼓を演奏しようというんですから、物好きというか、何というか。。。。



大きな地図で見る


■谷瀬の吊り橋

住所: 奈良県吉野郡十津川村谷瀬
電話: 0746-62-0001(十津川村観光課)
定休日: なし
営業時間: いつでも通行可能
入場料: 無料
駐車場: 有料駐車場あり(@500円)






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