当麻寺駅近く。手打ち戸隠そばのお店『一乃庵』@葛城市
手打ちの戸隠そばがいただける蕎麦屋『一乃庵』さん。以前は竹内街道沿いでしたが、近鉄・当麻寺駅近くへと移転されました。関西ナイズされて舌に馴染んだタイプで、喉越しの良い二八そばです。気軽に美味しいお蕎麦が食べられるのは嬉しいですね!
近鉄・当麻寺駅から徒歩3分ほどです
葛城市にある、戸隠そばのお店『一乃庵』さん。
以前は、同じ葛城市でも、166号線・竹内街道沿い(山麓線より大阪側)にありましたが、近鉄「当麻寺駅」近くへと移転されました。当麻寺駅は、季節によっては観光客の乗降も多くなりますが、飲食店の数は多くありません。新たなお店が増えて嬉しい限りですね。
当麻寺駅から徒歩3分ほどの距離ですが、駅を降りてすぐに當麻寺参道とは逆の踏切をわたって、民家の間の細い道を入って……と、やや分かりづらい場所にあります。道案内の看板は設置してありますので、それを目印にしましょう。
駐車場は5台分ありますから、車でも行けます。民家の間の細い道を通った突き当りになりますので、お気をつけて。
近鉄「当麻寺駅」近くに移転してきた、本格的な手打ちの戸隠そばのお店『一乃庵』さん。民家が並ぶ一角にあり、細い道の突き当りになります。道案内の看板はたくさん出ていますので、それに従ってください
店構え。民家を改装しています。店前の駐車場は5台分あります
お店の暖簾。住宅街の真ん中にぽつりとあるとは思えない、ちゃんとシックなスタイルです
一乃庵さんの店内の様子。大テーブル・テーブル席・座敷席と、ゆったり広めです。私たちはお昼時の終わりにお邪魔して、帰り際に撮っていますので、他のお客さんの姿は見えませんが、ハイカーの集団や近くの現場の職人さん風の方たちなど、かなり賑わっていました
親しみやすく関西ナイズされた戸隠そば?
一乃庵さんのメニューは、冷たい麺と温かい麺の2系統です。
●温かいものは「天そば(@1,250円)」「にしんそば(@950円)」「かけそば(@600円)」「釜揚げそば(@700円)」など
●冷たいものは「天ざる(@1,300円)」「ざる(@700円)」「もり(@600円)」「ぶっかけ山菜(@900円)」「にしんもり(@1,000円)」など
それぞれ大盛りは150円増しで、ご飯物は「かやくごはん(@150円)」があります。「にしんもり」や「釜揚げそば」などは、他のお店ではあまり見かけないかも。ちょっと面白いですね。
一乃庵さんのおしながき。温かい蕎麦は「天そば(@1,250円)」「にしんそば(@950円)」など。手打ちの戸隠そばですが、京都のイメージのにしんそばがあるのが面白いです
冷たい蕎麦は「天ざる(@1,300円)」「ざる(@700円)」「もり(@600円)」など。大人の男なら大盛りくらいでちょうどいいかもしれません
食べ慣れた親しみやすい日本蕎麦です
この日、私たちは「天ざる(@1,300円)」と「もり大盛り(@750円)」をいただきました。
一般的に「戸隠そば」(Wikipedia)というと、挽きぐるみの黒っぽい色で、薬味に辛味大根を使ったものをイメージしますが、一乃庵さんのお蕎麦は、だいぶ関西ナイズされています。
いわゆる「二八」の喉越しのいいタイプで、シンプルでとても食べやすいですね。つゆも濃いめでやや甘め。関西で食べ慣れたタイプで、安心感があります。最後のそば湯まで美味しくいただきました。
一乃庵さんの「天ざる(@1,300円)」。これぞ天ざる!という端正なルックスです
天ざるの天ぷらは、海老×2尾・ちくわ・ししとう・いんげん。抹茶塩が添えられていて、お塩で食べても美味しいですし、そばつゆに付けてもいけますね
お蕎麦のアップ。喉越しがいい二八蕎麦です。後で調べて見たところ、正しいかどうかは分かりませんが、一般的な戸隠そばの特徴として「ざるであっても海苔がかけられないこと。」というものもあるのだとか(私は海苔があって嬉しい派です)。完全に独自路線を歩んでいらっしゃいますね(笑)
こちらは「もり大盛り(@750円)」。それなりにボリュームがあり、お値段もお手頃ですね。たくさん食べたい方はもりの大盛りをどうぞ!
■一乃庵
HP: 参考サイト(食べログ)
住所: 奈良県奈良県葛城市當麻49-3
電話: 0745-48-8014
定休日: 水曜日
営業時間: 11:00 - 19:00
駐車場:
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」から徒歩3分ほど
■参考にさせていただきました