春先になると100円ショップの店頭に「多肉植物」や「サボテン」が並び始めます。100円の陶器と組み合わせるとちょっとしたインテリアグリーンになります。基本的に放置気味に育てればそれほど難しいこともありませんので、ぜひお試しあれ！

100均のミニ植物でもそれなりに育ちます

春先になると、ダイソーさんなどの100円ショップの店頭に「ミニ観葉」「多肉植物」「サボテン」などが数多く並ぶようになります。春は園芸シーズンであり、お引越しシーズンでもありますから、お部屋に緑を飾るにはお手頃でいいですよね。

私も室内グリーンは大好きなので、春になるとあれこれ買い込んではどんどん部屋を狭くしていくタイプなんですが、こればかりは止められません（笑）

多肉植物やサボテンを、薬味入れのような陶器の小皿と一緒に購入して飾ると、ちょっとオシャレな感じになってオススメです。わずか千円程度でちょっとしたインテリアグリーンになってくれますので、ぜひお試しください！

100円ショップの店頭に並ぶミニ観葉たち（写真はダイソーさんです）。春の園芸シーズンやお引越しシーズンに向けて出荷されています。ヤシ科やサトイモ科のものは育てやすいので、100円ショップで購入したものでも意外とちゃんと育ちます

ミニ観葉と同時に、「サボテン」と「多肉植物」が大量に入荷します。ここに並んでいるような一般的なサボテンたちは、冬の間は休眠期を迎えているため、ほとんど水遣りの手間もなく、この季節は扱いやすいんでしょうね

100円ショップで小さな植物を購入する際に、この4つ（または6つ）に分かれた薬味入れのような小皿を買っておくと便利です。一マスにちょうど多肉植物＆サボテンが入って管理しやすくなります。ただし、ミニ観葉は買った当初はちょうどいいのですが、すぐに葉が茂って窮屈になるので、別の受皿を用意した方がいいでしょう

多肉植物とサボテンが8個、横長の陶器が2枚、計1,000円でこんな感じになります。すべてダイソーさんで購入したもの。鉢の色は茶と薄緑があって、そこまでは統一できませんでしたが、まぁそれは気にしないことにします（笑）

逆から。なかなか可愛らしいですよね。多肉植物やサボテンは、成長が遅いため、1～2年くらいはこのままの状態で育てられます（大きく育ってきたら、温かい季節に植え替えます）。手間もかからないですし、ぜひ大事に育ててあげてください！

多肉もサボテンも、放置気味で育てましょう

あくまでも個人的な意見ですが、100円ショップで販売されている植物は丁寧に管理されていませんので、園芸ショップなどで購入するより状態が劣っているケースが多いと思います。お店に入荷したばかりのころはまだ比較的元気ですが、時間が経つにつれて調子を崩していくものです。

観葉植物に関しては、100円ショップの小さなものよりも、園芸ショップである程度まで大きくなった、そして（お店によりますが）しっかりと育てられたものを購入した方が安全でしょう。いずれにしても、「観葉植物百科（図鑑と解説）」さんなどを参考にしてきちんと育て方を調べておくといいですね。

一方、多肉植物やサボテンに関しては、ちょっとだけ事情が違います。今店頭に並んでいるような品種は、冬の間は「休眠期」に入っているため、水遣りも月に1～2回程度で十分です。このため、100円ショップの店頭で放っておかれても、まだ比較的ダメージは少ないと思います。健康体であれば枯らしてしまう可能性も減りますので、安心できますよね。

個人的にはこのようなイメージで育てていますので、ご参考までに。

●冬場（11月～2月ごろ）は水遣りは月に1～2回。それ以外の時期は週1回ほど
●植え替えは、3月～5月に行う
●置く場所をころころと変えない。

冬場に寒くなりすぎるのも良くないんですが、室内に置いてあるのであまり気にしません。とにかく、水をやり過ぎたりしないで適度に放っておくことが重要ですので、あまり神経質にならずに、おおらかに育ててあげてください。成長は遅いですが、それだけ育てる楽しみがありますよ！

今から数年前、100円ショップとIKEAからやって来たサボテンと多肉植物たち。ゆっくりですが、ちゃんと成長していて嬉しくなります。育てる際に気をつけていることは、「水をやり過ぎないこと」「できるだけ場所を移動しないこと」くらいで、ほとんど手間もかかりません

ほとんどヤシしか見えませんが、作業部屋の一角は緑で埋め尽くされています。夏場は2日に1回くらいの水遣りですが、冬場は1週間に1回くらいで十分です。意外と簡単。そして、意外と愛着が湧きます

■参考にさせていただきました

観葉植物百科（図鑑と解説）
サボテンの育て方・水やり編 - ふにょの巣穴
多肉植物/サボテン専門ストア solxsol