
不思議と懐かしい古道具屋さん『恵古箱』@葛城市
葛城市の屋敷山公園の隣にある、ちょっと不思議な雰囲気の古道具屋『恵古箱(えこばこ)』さんへ行ってきました。古道具屋さんというと、ちょっと敷居が高いようなイメージがありますが、お値段もお手頃ですし、とっても楽しい空間になっていました!
※ 2012/06/06 追記
恵古箱さんの営業日が変更になり、定休日が「水曜・木曜」となりました。また、簡単なカフェとしての営業もスタートしましたので、ますます使いやすくなっています。本文中には以前の記述が残っていますので、お気をつけください。現在の様子は以下のページをご覧ください。
毎月1日から第2日曜日までの営業です
葛城市の屋敷山公園の隣にある古道具屋『恵古箱(えこばこ)』さん。
「移動古道具屋」を名乗るオーナーさんが、ひょんなことから古い民家を改装して店舗を構えることになり、2010年3月オープンしたお店です。ただし、今でも月の半分は移動販売や仕入れなどに当てているため、恵古箱さんの店舗営業は「毎月1日から第2日曜日まで」と変則的になっていますので、必ず「恵古箱のおうち。」というブログで事前に確認するようにしてください。
店舗の外観は、特に大きな看板が出ているわけでもなく、古い民家そのまんまです。駐車場はほぼ2台分しかありませんので、公共交通機関を利用するか、隣接する屋敷山公園の駐車場を利用して散策ついでに立ち寄るかしてください。
葛城市の屋敷山公園の隣にある古道具屋『恵古箱(えこばこ)』さん。古い民家を改装したもので、特に目立つ看板なども出ていませんので、知らない方は素通りするかも。玄関周辺もちょっと不思議な空間になっています
古い民家を改装した昭和テイスト
恵古箱さんの店内は、昭和の薫りが漂う懐かしい空間になっていました。
私たちも、古道具屋さんなんて普段は利用しませんので、緊張してしまいそうなものですが、恵古箱さんは本当に居心地がいいんですよね。懐かしいものに囲まれているだけで落ち着いてくるようです。
販売されているものたちも、実用的なものから、何に使うのか想像もつかないようなものまで雑多に並んでいます。家具類も1万円以下のものも多いですし、気軽に利用できるのではないでしょうか。
玄関をくぐると、中は懐かしい民家そのもの。こんなすだれが似合いますね。使われている建具なども、どれも昭和レトロでいい感じです
玄関正面は、もともと台所だった場所がレジスペースになっています。お野菜が販売されていたり、ちょっと楽しい小物が置いてあったりします
文机、ミシン、ブラウン管テレビ
レジの横の部屋は、カーペットにテーブルなどが置いてあり、ここでお茶をいただいたりしました。味のある時計や文机、レトロなミシンにブラウン管テレビなどが並んでいます
部屋の奥には本が並べられています。カフェとして営業しているわけではありませんが、本を読みながらほっこりしたくなりますね。ちなみに、写っている机なども売り物で8千円ほどの値札が付いていました
雑多な懐かしい古道具がズラリ
玄関の左手は、板張りの部屋に様々な商品がズラリと並べられています!品揃えは雑多ですが、どれも味があって面白いですね。1万円もしないような家具がほとんどなので、古道具屋さんといっても敷居が高く感じたりすることもありません
こんな石のハンコも置いてありました。古いミシンやラッパ、アイロンなどがモチーフになっています。お値段は2千円しないくらいでした
ギャラリースペースもありました
玄関から入って右手の部屋はギャラリーのような使い方をされているようです。内装がちょっと洋風になってます
■恵古箱(えこばこ)
HP: http://ekobacouti.exblog.jp/
住所: 奈良県葛城市新庄392-3
営業日: 水曜・木曜
営業時間: 11:00 - 17:00
駐車場: あり(狭めです)
アクセス: 近鉄「新庄駅」から徒歩15分
※恵古箱さんにお邪魔したのは「2010年11月13日」です
※ 2011/10/05 追記
ほぼ1年ぶりに恵古箱さんへお邪魔してきました。ウチの奥さんは何度も来店していたため、話には聞いていましたが、レイアウトが一新されて、ますます居心地のいい場所になりましたね!
メインのスペースには、お客さまをおもてなしする休憩スペースが設けられていました。こんな素敵な場所が有料のカフェではなく、無料でお茶を振舞ってくださるんですから、これは嬉しいですね。思わず長居してしまいそうです(笑)
扱っている商品もさらに洗練されてきました。また画像にはありませんが、この日は、ウチの奥さんが憧れている『k3factory』さんの作品が展示・販売されていました。こんな企画も嬉しいですね。楽しい時間をありがとうございました!