2008-02-05

プロの仏像写真が購入できる『飛鳥園』

飛鳥園-正面

東大寺へ行った後、近鉄奈良駅の方面へ向かう途中に『飛鳥園』さんへお邪魔しました。奈良国立博物館の向かいの辺りにあり、観光客も立ち寄りやすい場所。味のある古い建物が並ぶ中に、2001年に改装したばかりのモダンな店舗が見えます。


仏像写真家の店舗兼ギャラリー

そもそも、この飛鳥園さんとは、写真家自らが経営しているショップ兼ギャラリーです。

飛鳥園は大正11年、朝日新聞社に在籍していた写真家、小川晴暘が会津八一の熱心な勧めを受け、仏像など文化財の撮影を行うため創業。 その後『室生寺大観』『法華堂大観』などを初めとした写真大観類等を発刊すると共に中国に渡り、大同雲岡石窟の撮影を行う。

昭和18年、アンコールワットやボロブドゥルなど、南方諸国の遺跡の撮影を敢行。
昭和25年、文化財保護法の制定とともに新しい国宝・重要文化財の指定の為、資料写真の撮影を文化財保護委員会(文化庁の前身)より委嘱される。

昭和43年、株式会社飛鳥園を設立。小川晴暘の後を受け継いだ三男、小川光三が代表取締役に就任。文化財とその風土の撮影のほか、社寺の依頼を受けた書籍等刊行物の発行、出版社の依頼による撮影、編集、企画や刊行物に掲載する写真の貸出し等の業務を幅広く行う。


私もよく知らなかったのですが、後から仏像に関する書籍や雑誌などを見ると、「画像提供:飛鳥園」というクレジットが入っているものが沢山あって驚いたほど。その道では有名なところのようです。

この仏像写真ギャラリーでは、そんな質の高い写真が大判で見れて、購入もできるようになっています。「お気に入りの仏像の一枚を額に入れて飾っておきたい」と思う方もいらっしゃると思いますが、比較的手が届きやすいお値段で美しい写真が手に入るのですから、訪れてみる価値はあるでしょう。スタッフの方がうるさくセールスしてくるということもありませんでしたし、落ち着いて楽しめました。

色んな写真がありましたが、個人的な好みもあるのか、京都の広隆寺「弥勒菩薩半跏像」のものが目に付きました。中宮寺のものと一緒に買って帰って、2つを並べて飾りたいと思ったくらいです(笑)

また、様々なお寺の絵葉書やグッズなども揃っていますので、奈良県トータルのミュージアムショップのような使い方もできます。お土産物を探すにはちょうどいいかもしれませんね。私たちは利用しませんでしたが、奥には喫茶スペースもありますので、休憩がてら立ち寄るにはいいでしょう。


飛鳥園-正面

『仏像写真ギャラリー 飛鳥園』さん。大正11年創業の仏像写真で有名な会社のギャラリー兼喫茶スペース。奈良国立博物館の北向い側と便利な立地にあります

飛鳥園-看板
飛鳥園さんの看板。展示ギャラリーであると同時に、絵葉書などの販売も行なっていますので、お土産物探しにも使えるかも

飛鳥園-入口前
入口前。右手が絵葉書などの販売コーナーと喫茶スペースで、左手がギャラリーと大判写真のコーナー

飛鳥園-店内1
奈良県の仏像・仏閣の写真を中心に、美しい写真を扱われていました。敷居が高いようにも見えますが、この日はスタッフの方に声を掛けられることもなく、ゆっくりと見れました

飛鳥園-店内2
便箋コーナーですが、室生寺や唐招提寺など、色んなお寺のグッズも扱っているのが面白いですね。店頭で見比べられるというのも不思議な感じがします(笑)

飛鳥園-店内3
写真奥が喫茶スペース。とても静かでキレイな空間です

藁葺きのギャラリースペースも

また、写真の貸出しやギャラリースペースのレンタルなども行われています。飛鳥園さんのホームページからは、小さなサイズのサンプル画像も見ることができます。

ギャラリースペースは、藁葺きのキレイな建物で、どことなくバリ島風(?)な感じでした。こちらも必要な方はどうぞ。

飛鳥園-通路
店舗脇の奥のギャラリーへ向かう通路。この奥にキレイなガーデン風のスペースがあります

飛鳥園-ギャラリー
レンタルギャラリー。どこかの寺院で使われていた古材を使用したという、藁葺きの建物です

飛鳥園-お庭
ギャラリー脇のスペース。暖かくなったらここでお茶を飲んだりすることも出来るのかも?


■画像の一覧は【Flickr】でどうぞ。




大きな地図で見る


仏像写真ギャラリー 飛鳥園

住 所:奈良市登大路町59
電話番号:0742-22-5883
定休日:月曜日(祝日は営業)
営業時間:10:00~18:00(11月~3月は17:00まで)
駐車場:ナシ










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