2015-01-13

JR畝傍駅貴賓室も公開に!『はならぁと2014』@八木札の辻

JR畝傍駅貴賓室も公開に!『はならぁと2014』@八木札の辻

県内各所で開催された『奈良・町家の芸術祭 はならぁと2014』(すでに終了)。橿原市の『八木札の辻』エリアを観てきたレポートです。かつては皇室の方々が利用なさった「JR畝傍駅貴賓室」や、その近くの春日神社での展示など、のんびりと楽しめました。歴史ある町並みも残っていて、散策するだけで楽しい町でした!

(※実際に拝見したのは「2014年11月23日」でした。アップが遅くなってすみません)


『はならぁと 2014』終了後のレポートです

歴史的な町家・町並みを活用してアート作品を展示する『奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014』(TwitterFacebook)。

普段は立ち入ることができない建物が一般公開されたり、奇抜な展示に驚いたり、会場の周辺をぶらぶら歩いて新たな発見をしたり。「町家×現代アート」という切り口で、町の新しい魅力に気づかせてくれる楽しいイベントで、個人的にも毎回楽しみにしています。

この記事を書いている現時点で、2014年の会期も終了していますが、記録としてその模様をお伝えしておきます。


八木札の辻 JR畝傍駅貴賓室 会場

11月20日~24日と、他の会場よりも遅れて開催されていた、橿原市のぷらす会場『八木札の辻』。運営は「NPO法人 八木まちづくりネットワーク」さんが担当されました。

大阪と伊勢を結ぶ「横大路」、藤原京の幹線道路「下ツ道」が交わる「札の辻」は、旅籠や商家が立ち並び賑やかだった時代の面影を残す、趣ある町家が今も残っています。

利用者も多く賑やかな近鉄大和八木駅、その近くにありながら、どこかひっそりとした佇まいのJR畝傍駅。私はこの周辺のエリアはあまり歩いたことはありませんでしたが、見どころの多い楽しい町でした。

イベントの中心となるのは、天皇陛下も利用された『JR畝傍駅貴賓室』(紹介記事)。橿原神宮や神武天皇陵への最寄り駅だったため、皇族の参拝が相次ぎ、駅舎内に「貴賓室」が設けられていて、現在は定期的にイベントなどで活用されています。


はならぁと2014@八木札の辻-01

JR畝傍駅に建つ「貴賓室」。1940年の「橿原神宮紀元2600年祭」に建てられたもので、通常は非公開。こうしたイベントの際に活用されています

はならぁと2014@八木札の辻-02
奈良芸術短期大学の生徒さんの作品たち「OMOTENASHI」が展示してありました。この作品は、生け花と過去の映像を組み合わせた「OKASHIHARA」というタイトルだとか

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JR畝傍駅の貴賓室の内部。赤い絨毯はかつてのまま、テーブルと2脚の椅子は、以前JR新大阪駅の貴賓室にあったものを移してきたそうです

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さすがに古びた印象がありますが、格式の高さは十分に感じられます

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専用トイレ部分もちゃんと保存されています

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「UTAGE」。白いクロスがかけられたテーブルに、お皿とお花。ここに14人が作成した1分間の映像作品が次々と投影されます。リアルなお肉になったり、花札が登場したり。テンポもよく、とてもおもしろかったです!

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JR畝傍駅のコンコースのフリースペースでは、「デコ☆メガネ」というユニットさんのライブペインティングも


八木札の辻 春日神社 会場

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JR畝傍駅近くの「春日神社」もはならぁと会場になっていました

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渋い社務所の広間を使って、奈良芸術短期大学の洋画コースの生徒さんたちの作品が展示してありました。橿原市内の鳥屋町・今井町の風景画が中心となっています。普段から使用されている古い机とのギャップが面白いですね

はならぁと2014@八木札の辻-11

はならぁと2014@八木札の辻-13
薄暗い奥の和室では、古川守一さんの「ことほぎをたどる」という作品が。花嫁さんのイメージでしょうか?和紙で作ってあって、中からほのかに灯りがともっています。ちょっとした迫力です

はならぁと2014@八木札の辻-14
さらに、その足元を動き回るのが、光るネズミ!モーターで動くだけの単純な仕掛けですが、縁起のいいような良くないような、動きとニュアンスが加わっていました

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同じ春日神社の境内で展示されていた、西村武美さんの「カサブラン・コ」。大人も乗れるちゃんとしたブランコです!ダジャレがそのまま作品化されてますね(笑)

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ブランコに乗って下から見上げたところ。全国でこの作品を展示しているそうですが、傘は現地で集めるのだとか。何年ものか分からないような古びたイラスト入りの傘などが使用されていて、そんなものが眠っていることも面白く感じます


八木札の辻 カフェギャラリー ジユク

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橿原市八木町の『カフェギャラリー ジユク』さんも会場になっていました(カフェはまた詳しくご紹介します)。存在感のある長屋造りの一室を使用。こんな建物が残っているんですね!

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ジユクさんの2階部分を使用して、やまきみなこ×ふくいまさおさんの「つ‐な‐が‐り」という展示が。来場者それぞれが「どこから来たか」「ひとこと」などを書き込んで、赤いヒモに吊るしていきます

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それぞれの書き込みが複雑な赤い線で繋がっていくと、神経や何らかのネットワークの広がりを見ているようで面白いですね。奈良県内はもちろん、他府県の方も多く、エリアを超えてつながっていました


八木札の辻 南八木町屋ダイニングはる

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南八木町の町家を利用しての展示。県立医大の学生さんたちが改装などを手がけ、飲食店(現在はお休み中とか)と学習塾として使用している建物です

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建物の内部。きれいになってますね。壁面には、空さんの「色と空」という作品たちが展示されていました

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貸しスペースとしても利用できるそうです(詳細)。それほど人通りが多い場所ではありませんが、興味のある方はどうぞ!


味のある建築物が遺されています

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南八木町の小鳥販売店「橿原小鳥園」さん。こんなお店があるんですね!このエリアをのんびりと散策しましたが、趣きのある建物などもたくさん残っていて、本当に面白かったです。また歩きに来ます!

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■奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014

HP: http://hanarart.jp/2014/
Twitter: @HANARART
Facebook: https://www.facebook.com/hanarart

・はならぁと こあ
会場: 郡山城下町・奈良きたまち・生駒宝山寺参道
会期: 2014年11月7日(金)~ 11月16日(日)

・はならぁと ぷらす
会場: 田原本寺内町・御所まち・五條新町・今井町・八木札の辻・郡山城下町、奈良きたまち、生駒宝山寺参道
会期: 2014年11月7日(金)~ 11月24日(金)


■ぷらす 八木札の辻│奈良・町家の芸術祭 はならぁと 2014

詳細: http://hanarart.jp/2014/plus/yagi
アクセス: JR「畝傍駅」下車すぐ

※実際に拝見したのは「2014年11月23日」でした


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