2014-03-14

古墳に映像投影!『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』

古墳に映像投影!『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』

蘇我馬子の墓と目される巨大古墳「石舞台古墳」。その石室の壁面に映像作品を投影するという『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』が開催されています。巨大な岩肌にアーティスティックな映像が映し出され、とても不思議な雰囲気でした!


石室内にはカーテンと上映機材が

明日香村では、村内に若手アーティストを滞在させ、地元の人々との交流などを通じて新たな作品を生み出してもらう「アーティスト・イン・レジデンス」型のイベント「飛鳥アートヴィレッジ2013」(Facebook)という活動を続けています。

2013年は、5名のアーティストが10日間の共同生活を行い、作品を制作しました。その成果は、奈良県立万葉文化館の展覧会『アーティスト・イン・レジデンス「飛鳥 アートヴィレッジ 2013」』として発表されています(2014年3月11日~22日)。

その一環として、飛鳥時代の巨大な古墳『石舞台古墳』の石室の壁面に映像作品を投影する「石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~」という、なんともユニークな企画が開催されています!


『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-01

明日香村島庄にある『石舞台古墳』。飛鳥時代の大豪族・蘇我馬子の墓とも目される巨大古墳です。夕方の閉園間際だったため、他の方の姿もなくひっそりしていました

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-02
石舞台古墳ではよく何かしらのイベントが行なわれていますが、今回は巨大な石室の内部を使い、壁面に映像作品を投影するという企画です!タイトルは「石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~」。アーティスト三瀬夏之介さんの作品と現代の映像を、映像作家の宮永亮さんが映像化したものです

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-03
「つらなり」の上映は、2014年3月11日~3月22日まで、13時~16時45分までです。石舞台古墳への入園料は必要ですが(大人250円など)、作品自体は無料で拝見できます

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-04
石舞台古墳は、石室の巨石がむき出しになっていますから、大きな隙間がたくさんあります。しかし、この期間中だけは光が内部へもれないように、黒いビニールシートで隙間を覆っていました

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-05
羨道部分。説明の看板などが置いてあり、石室の入口部分にはカーテンが取り付けられていました

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-06
石室入口の頭上には、上映機材が設置されています。石舞台古墳のこんな姿は初めてみました(笑)


壁画風の絵に現代の飛鳥の風景が混ざり合って

石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~」は、映像作家の宮永亮さんが、日本画家・三瀬夏之介さんの作品をもとに、そこへ現代の明日香村の風景などを組み合わせて映像作品にしたもの。

ベースとなる三瀬夏之介さんの絵は、古代の壁画のようでもあり、不思議な抽象表現もされています。そんな作品が大きな古墳の石室壁面に投影されると、雰囲気ありますね。ザラッとした質感が強調されたかのようです。

そこへ、現代の明日香村の風景の映像が加わり、次第に激しく画面が変遷していきます。最初はほぼ無音だったところに、ノイズに近いような自然な音が被さってきます。5分ほどの作品ですが、集中して観ていたらあっという間に感じました。

なお、今流行りの「3Dプロジェクションマッピング」では、誰にでも分かりやすいエンターテイメント性が求められますが、この作品はそういったものではありません。あくまでも芸術作品です。誰にでも分かりやすいストーリーや演出などはありませんが、観て何かを感じてみてください。


『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-08

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-09

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-10

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-11

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-12

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-13

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-14

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-15

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-16

『石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~』@明日香村-17


作品の一部を動画で。作品全体で5分くらいの長さです。アーティスティックでかっこいいんです!



大きな地図で見る


■石舞台古墳

HP: http://www.asuka-park.go.jp/ishibutai/
住所: 奈良県高市郡明日香村大字島庄
拝観時間: 8:30 - 17:00
拝観料: 大人250円、高校生200円、中学生150円、小学生100円
駐車場: 無料駐車場あり(混雑時は有料駐車場を利用してください)
アクセス: 近鉄「橿原神宮前駅」から飛鳥駅行バス「石舞台」下車(25分)。近鉄「飛鳥駅」から橿原神宮前駅東口行バス「石舞台」下車(13分)など

※「石舞台古墳プロジェクション ~つらなり~」は、2014年3月11日~3月22日まで。


■飛鳥アートヴィレッジ2013

HP: http://www.asukamura.jp/topics/art_village_2013/
Facebook: 飛鳥アートヴィレッジ

※参加アーティストたちの成果発表として、奈良県立万葉文化館で『アーティスト・イン・レジデンス「飛鳥 アートヴィレッジ 2013」』という展覧会も開催されています(2014年3月11日~22日)。合わせてご覧ください!


■参考にさせていただきました

奈良)石室でアートショー、日本画など投影 石舞台古墳:朝日新聞デジタル
宮永 亮 | MIYANAGA Akira (【COLLABORATION】つらなり ~石舞台古墳プロジェクション~)


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