2011-08-22

吉野葛専門の町家カフェ『吉野葛 佐久良』@ならまち

吉野葛専門の町家カフェ『吉野葛 佐久良』@ならまち

ならまちエリアの高御門町にある葛専門店の和カフェ『吉野葛 佐久良』さんへお邪魔してきました。築150年近いという落ち着いた町家でいただく甘味は、美味しいのはもちろん、とても贅沢な気分にさせてくれます。ならまち散策の途中で立ち寄りたいお店ですね。


雰囲気のある町家で和スイーツを

ならまち高御門町にある和カフェ『吉野葛 佐久良』さん。「奈良市杉岡華邨書道美術館」の少し南ですので、これが目印になります。

築150年近いという雰囲気のある町家で、お隣の「染織工芸 二塚」さんと軒続きになっています。こちらは、明治8年(1875年)創業という老舗の呉服店で、現在は和風小物などの販売もなさっています。以前は駐車場として使用していたスペースを改装し、2002年に和カフェとしてオープンしたのだそうです。

店内に入ってみると、とても趣きのある町家らしい雰囲気でした。きれいにリフォームした商業的な町家というよりも、どこか親戚の旧家に遊びに来たような、ちょっと雑然とした雰囲気があって、それがかえって楽しいですね。

立派な中庭もありますから、お庭を眺めながらのんびりするのもいいですし、奈良関係の本も充実していますので、ならまち散策の途中に立ち寄るのもいいですね。


吉野葛 佐久良@ならまち-01

ならまちエリアの高御門町にある『吉野葛 佐久良』さん。1世紀を越える趣きのある町家で営業なさっています。お隣の呉服・和風小物の「染織工芸 二塚」と同じオーナーさんだとか。時間が足りずにお邪魔できませんでしたが、そちらも拝見してみたかったですね

吉野葛 佐久良@ならまち-02
吉野葛 佐久良さんの店内に入ると、吉野葛製品の販売スペースになっています。老舗「八十吉」商標のものを扱われているとか。ホームページからお取り寄せも可能です

吉野葛 佐久良@ならまち-03
見づらいですが、土間部分の天井が高く抜けた、クラシカルな町家建築です。屋根部分から採光してあって、とてもいい雰囲気でした。2階部分の建具など、思わず見とれてしまいました

吉野葛 佐久良@ならまち-04
客席部分。部屋はやや変形の田の字型になっているようです。古くて渋い調度品と、まだ新しい扇風機などが同居して、ちょっと面白い空間になっていました

吉野葛 佐久良@ならまち-05
奥の客席から。他のお客さんがいらっしゃったので、全体像は撮影できませんでしたが、和箪笥、二月堂机、掛け軸・簾・座布団など、とてもいい感じです。小奇麗な町家というよりも、親戚の古い旧家へ帰省したイメージでしょうか(笑)

吉野葛 佐久良@ならまち-06
床の間まわり。いい感じで混沌としてますね

吉野葛 佐久良@ならまち-07
各座席には「ならら」や「和楽」が置いてありました。なららはバックナンバーが全て揃っているんじゃないかと思うほどの充実ぶり。この他にも、奈良関係の本が置いてありますので、お一人でも退屈せずに済みそうです

吉野葛 佐久良@ならまち-08
座敷からは、こんなに風情ある中庭が眺められます!ガラスの歪んだ感じなど、じっと見ているだけで落ち着きますね

吉野葛 佐久良@ならまち-09
お庭に向かった席でいただく、お冷と干菓子。贅沢ですね

吉野葛 佐久良@ならまち-10
中庭の脇を通った奥にトイレが設置してあります。その向こう側には立派な蔵が!雨が強い日は大変そうですけど、風情がありますね


「吉野本葛」を100%使用しています

吉野葛 佐久良さんのメニューを見ていくと、吉野葛専門店としてのこだわりが伝わってくるようです。



佐久良のこだわり

一.吉野本葛を100%使用しています。
吉野葛の葛根からとれる『吉野本葛』は稀少価値が高く貴重なものです。
(通常葛根の10%しかとれません)
当店ではその本葛を100%使用しています。本葛にしかない風味をお楽しみ下さい。

一.ご注文を受けてから手作りしています。
本葛は時間をおくと白く濁り風味が変わります。
作り立てをご賞味頂くため、当店ではご注文をお受けしてから手作りしております。


葛を使った甘味が、「葛きり(@840円)」「葛もち(@780円)」「ひや葛しるこ(@800円)」「くず白雪(@840円)」「葛もち 小倉(@840円)」など、ズラリと並び、甘いものがお好きな方にはたまらないでしょう。


吉野葛 佐久良@ならまち-11

吉野葛 佐久良さんのメニュー。上質な吉野本葛を使用した「葛きり(@840円)」や、「葛もち(@780円)」「ひや葛しるこ(@800円)」「くず白雪(@840円)」「葛もち 小倉(@840円)」などがいただけます。全てのメニューにお茶がついてきますし、コーヒーや紅茶も注文できます

吉野葛 佐久良@ならまち-12
メニューの裏面には、「吉野本葛を100%使用しています。」「ご注文を受けてから手作りしています。」と、お店のこだわりが掲載されています


吉野本葛は歯ごたえ・のど越しがすごい!

この日、私たちは「くずきり(@840円)」と「葛もち小倉(@840円)」をいただきました。

一番人気メニューだという「葛きり(@840円)」は、葛の歯ごたえがしっかりとしていて、滑らかなのど越し絶妙です。さすがは専門店の味ですね。黒蜜がしっかり甘いので、ほんの少しだけ付けていただきましょう。また、「黒蜜は最後に氷を入れて黒蜜水としてお飲み下さい」とありましたので、最後まで贅沢に楽しめます!

「葛もち小倉(@840円)」は、本葛もちに自家製の小倉を乗せ、きな粉をつけていただくもの。全ての味わいが上品で、上等な和菓子感覚でいただけます。甘さも控えめなので、甘味が苦手な男性でも美味しくいただけるでしょう。


吉野葛 佐久良@ならまち-13

吉野葛 佐久良さんの人気ナンバー1メニュー「葛きり(@840円)」。しっかりとした歯ごたえと、つるんと喉の奥に消えていく滑らかさ。上質な葛を使っているのが伝わってくるような口当たりです。黒蜜もしっかりと甘く、それでいてしつこさはありません。日本の夏ってイメージですね

吉野葛 佐久良@ならまち-14
葛きりをアップで。透明な葛と氷が涼やかですね。桜の花びらを描いた器も素敵でした

吉野葛 佐久良@ならまち-15
「葛もち小倉(@840円)」。本葛もちに自家製小倉を乗せたもので、きな粉もついています。葛がいいのはもちろんのこと、小倉もきな粉も上品で美味。上等な和菓子ですね。黒蜜よりも甘さは控えめなので、男性などにはこちらの方が食べやすいかもしれません



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■吉野葛 佐久良(さくら)

HP: http://www.nizuka.com/naramachi.htm
住所: 奈良県奈良市高御門町2番地
電話: 0742-26-3888
定休日: 木曜日(祝日の場合は営業)
営業時間: 10:00 - 18:00(甘味処は17時まで)
駐車場: 2台分あり
アクセス: 近鉄奈良駅より徒歩約8分


●【食べログ】の該当ページへ

吉野葛 佐久良 甘味処 / 近鉄奈良駅京終駅奈良駅
昼総合点★★★★ 4.0










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