「天上の虹」バージョン『橿原市コミュニティーバス』
つい先ほど、初めて里中満智子さんの人気コミック「天上の虹」が描かれたラッピングバス『橿原市コミュニティーバス』を見かけました。写真も撮ってきましたので、簡単にご紹介しておきます。
藤原京の女帝・持統天皇を描いたバス
明日香村から橿原市方面へ車を走らせていると、目の前に華やかな絵が描かれた『橿原市コミュニティーバス』が走っていました。よくよく見てみると、それは明らかに里中満智子さんの漫画「天上の虹」の讃良皇女(後の持統天皇)と、大海人皇子(後の天武天皇)を描いたもののようです。
このコミックスは、サブタイトルが「持統天皇物語」とあるように、女帝・持統天皇を描いた物語です。旦那さんであり先代の天皇である天武天皇ともども、橿原市にあった藤原京を作った方々ですので、ご当地の橿原市のコミュニティーバスのデザインに採用されたのでしょう。
私も原作のファンですが、こんなバスが走っているなんて全く知らなかったので驚きました!
明日香村から橿原市方面へ車を走らせていると、目の前に見覚えのある絵が描かれたバスが走っていました
これは明らかに里中満智子先生の「天上の虹」!向かって右手には、大きく「讃良皇女(後の持統天皇)」が、左手にはその旦那さん「大海人皇子(後の天武天皇)」の姿が描かれています
移動中の車の助手席からの撮影なので、かなり見づらいですが、左側面にも衣装を変えた持統天皇らしき方が3パターン見えます
右側面には、後期の天武天皇と持統天皇の姿が描かれています。また、背景に大極殿らしき建物、そして藤原京・大和三山・二上山も見えますね
右前には持統天皇の妖艶なお姿が(バスが路肩に停車したので、追いぬきながら撮影しました)
大和八木駅と橿原市昆虫館を結んでいます
この橿原市コミュニティーバスについて、ホームページには以下のように説明されています。
橿原市コミュニティバスは、近鉄八木駅と橿原市昆虫館の間を毎日運行しております。買い物、通院、香久山墓園へのお墓参りや、藤原宮跡・昆虫館への観光などにも幅広くご利用ください。さらに土曜日・日曜日・祝日は橿原市昆虫館から明日香奥山まで運行区間を延伸しています。一部の便については、明日香奥山にて明日香周遊バス(赤かめバス)と連絡しています。橿原から明日香方面への観光にぜひご利用ください。
車体のイラストは、持統天皇を主人公とした漫画「天上の虹」でおなじみの漫画家里中満智子先生のデザインによるもので、天武天皇、持統天皇をはじめ、わが国初の本格的な都城である藤原京、大和三山、夕景の二上山が鮮やかな色彩で描かれています。
橿原市ホームページより
大和八木駅~橿原市昆虫館の路線を結ぶ路線を走っていて、藤原宮跡や飛鳥方面への公共交通機関として運行されていいるのだとか。バスの様子をもっとはっきりと観たいと思ったら、この時刻表を参考に、八木駅で待ち伏せしておくのが良さそうですね。ファンの方はぜひ何かのついでに観てみてください(笑)
■橿原市コミュニティーバス
HP: http://www.city.kashihara.nara.jp/toshiseisaku/seikatu/bus/
運賃: 大人 170円、小児 90円 ※均一料金
電話: 0745-63-2501(奈良交通葛城営業所)
※実際の日付は「2011年5月16日」です。
■参考にさせていただきました
里中満智子 オフィシャルサイト
天上の虹 - Wikipedia橿原市コミュニティバス - Wikipedia
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※文庫版は現在6巻まで。それ以降はコミックス版になります