2008-01-10

ディープなコリアンタウン『鶴橋市場』

鶴橋市場

えべっさん」の十日戎へ行った帰り、何となくホルモンが食べたくなって、徒歩で鶴橋方面へ向かいました。まだ時間が早かったこともあって、『鶴橋市場』へ寄ってみました。

この一帯には、大阪一の「コリアンタウン」と、ガチャガチャとした商店街があることは知っていたのですが、いつもは夜に来ることが多かったので、これまでは立ち寄ったことがなかったのです。

初めて行った鶴橋商店街は・・・本当にディープな世界でした(笑)


※よりディープな「生野コリアタウン」の記事はコチラ!
 韓国の街角の雰囲気!『大阪コリアタウン』


雑多な「鶴橋卸売市場」&「高麗市場」

JR・近鉄「鶴橋駅」を下車するとすぐ、食料品や日用品などを販売する店舗が軒を連ねる「鶴橋卸売市場」と、韓国系の食材などを販売する「高麗市場」があります。

いずれも、かなり古い一角で、小規模商店が軒を連ねる市場ならではいかがわしさと、ここが日本の一角だとは思えないほどの異国の香りが入り混じって、東京の上野のガード下に韓国色を強くした・・・という感じでしょうか。

特に「高麗市場」の一帯では、本当に韓国に行ったかのような気分(実際に行った経験はありませんが)。気軽に買い食いってところじゃありませんが、アジアの繁華街を歩いているような楽しさもありますし、ちょっと身構えてしまうような危うい感じもあるんです。

とにかく、通りのあちらこちらにハングルが溢れ、キムチや焼肉の香りが漂っています。鮮魚や精肉・乾物店なども多いのですが、その品揃えを見てみると、明らかに日本の標準的なお店と内容が違っていたりして、そんなものを眺めているだけでも楽しいですね。

しかし、この日は平日の午後ということもあって、鶴橋市場の皆さんは普通に働いていらっしゃいました。数年前にヨン様が大ブームだった頃には、もっと観光地色が感じられたのかもしれませんが、この日はもう完全に日常生活です。色々と目新しいものも見てきたのですが、カメラを向けるのをためらってしまう雰囲気があるのが残念です(笑)

これは市場の外れの方に行くとより顕著で、「何かを売っているけど、それってヤバイもの?」と思ってしまうような人も居て、よりいかがわしさを増幅してくれます。

あと、もう少し気軽に買って食べ歩けるような屋台的なお店があるかと思っていたのですが、そういう店舗はほとんど見当たりませんでした。「朝鮮半島的なファーストフード店」とかがあれば、ぜひ買い食いしたいと思いますよね? そんなのがあれば、もっとアジア的な混沌とした楽しみが増えるのにと思うと、ちょっと残念です。

お店の中には本当に渋い風情のところも残っていて、ここもシャッターを押す勇気がなかったのでスルーしてきたのですが、豆とおかきの専門店「豆菊商店」さんの店構えとか、ぜひ見て欲しいですね!まさに昭和レトロなおかき屋さんで、ものすごくカッコイイですから!

こんな散策を楽しんだのですが、この後、電車で帰宅しなくてはいけなかったため、匂いがもれそうなキムチ類を買うことも出来ず、手ぶらで鶴橋市場を後にしました。次に行った時は、密封パックを持参して、絶対にキムチを買うつもりです!


鶴橋商店街-01

鶴橋市場の看板。上を見上げれば高架だったり、トタンだったり、空だったり・・・。とにかくガチャガチャして、独特の雰囲気の一帯です

鶴橋商店街-02
鶴橋市場の一角。ここだけ見れば、他の観光的な市場とあまり変わらないようにも見えますね

鶴橋商店街-03
高麗市場ではキムチ屋さんも沢山。ここは本当に品揃えが豊富で、見たことも無いような種類もありました

鶴橋商店街-04
高麗市場のとある商店の一角。ハングルが溢れていて、本当に日本じゃないみたいです

鶴橋商店街-05
これもとある商店の一角なんですが・・・、何が売られているのかサッパリ分かりません(笑)

鶴橋商店街-06
通りを奥の方まで進むと、こんな淋しいところも。この日は早めに店じまいした・・・ってワケではなさそうです。味がありますね

鶴橋商店街-07
この商店街を歩いている間に、何台もこの手の渋い自転車を見かけました。現役のもの引退済みのものも、どれもカッコイイんです


※2008/05/16追記 再訪しました!

前回の鶴橋商店街探訪では、まだ全てを周りきれなかったため、大阪市内へ出かける途中に鶴橋駅で下車してアチコチを散策してきました。

相変らず「鶴橋卸売市場」と「高麗市場」は、キムチや魚介の香りが漂う、かなり雑然とした一角です。ただでさえ狭いのに、台車を全速で押している人がいたり、かなりのスピードで自転車で駆け抜ける人がいたりと、かなりスリリングですね。

先回よりも少し早め(でも昼過ぎ)に行ったため、いかにも韓流ドラマが好きそうなオバチャンの集団や、普通にデートで来ている風のカップルなど、ちょっとだけ賑やかな印象でした。

掲載している画像だけみると、どこもかなり寂れた雰囲気に見えるかもしれませんが、それは撮影者たちが個人的な趣味で、そんな風景ばかりを面白がっているためですので、誤解しないでください(笑)

多分、他のどこの商店街よりも賑やかで活気がある一角だと思いますので、焼肉を食べに来る機会でもあれば、ぜひブラブラしてみてください。ヘンなものが普通に売られていて、意外と面白いですから!


鶴橋市場<追記>-01

近鉄「鶴橋駅」のホームからの眺め。ここもガチャガチャしてますが、商店街のアーケードの中はもっとカオスです!

鶴橋市場<追記>-02
「鶴橋卸売市場」の看板。ガード下に広がっている商店街ですので、この真上を電車が走っています。雰囲気的には上野のアメ横っぽいと言えるかもしれません

鶴橋市場<追記>-03
鶴橋ですから、こんな鶴をモチーフにした大看板も

鶴橋市場<追記>-04
普通の商店街でも最近では見かけなくなった万国旗。高麗市場などもあるためか、このアーケードにはそこら中に万国旗が張り巡らされています

鶴橋市場<追記>-05
ここは「卸売市場」ですから、プロユースの魚介類や乾物なども多数販売されています。メインの通りにお店を構えているところは、ほぼ一般客向けになっています

鶴橋市場<追記>-06
この取ってつけたようなアーケード屋根もスゴイですが、お店の2階部分がとにかくスゴイ!まるで古いコントのセットみたいな作りなんですよね(笑)

鶴橋市場<追記>-07
メインの通りの脇には、こんな細い道が無数に伸びています。この一帯は(多分)魚介類ゾーン。午後の中途半端な時間にお邪魔したので、すでに閉店してました

鶴橋市場<追記>-08
古い掘っ立て小屋に見えますが、これは雑居ビルの1階部分。これでもメインの通りの一角です!その前に無造作に並べられた野菜は誰が管理しているのかすら分かりません!


渋~い『豆菊商店』さんにも!

先回、ここをウロウロした際に、あまりの渋さに気になっていたのが、おかき・豆類などの「量り売り」をしてくれる『豆・おかきの専門店 豆菊』さんです。創業50年の老舗で、使われている販売什器などがとってもレトロでいいんですよ!

ここは全く愛想の無いおじいちゃんが店番をしているお店です。店先に近づいてもコチラを見向きもしてくれないので、写真撮影なんて雰囲気では無かったのですが、今回は(多分)近所のお店のお母さんが接客に来てくれました。

お買い物をしたついでに少しお話をして、写真撮影の許可をいただいたのですが、「おじいちゃんは以前、テレビの取材を受けて面倒だったから、その手のことは好きじゃないの。おじいちゃんは写さないであげてね。」というニュアンスの説明の上で、許可をいただきました!

渋い量り売り用の什器ですが、これは私たちのような物好きが喜ぶので、敢えて残してあるのだそうです。その使い勝手は分かりませんが、こんな貴重な店構えは、出来る限り長く残しておいてほしいものですね。

私たちはおかきと豆類を一袋ずつ購入して帰りました。さすがに飛び抜けて美味しいとは言いませんが、どちらも美味しくいただきました。お店は近鉄・鶴橋駅を出てすぐですので、ぜひその渋い店構えを見に行ってみてください!


■豆・おかきの専門店 豆菊

住所: 大阪府東成区東小橋3-17-13
電話: 06-6971-8371
定休日: 日曜・祭日
営業時間: 8:30 - 18:00
駐車場: なし
アクセス: 近鉄「鶴橋駅」下車すぐ


鶴橋市場「豆菊商店」-01

近鉄・鶴橋駅の東改札口を出て左手すぐにある『豆菊商店』さん。前回来た時から気になっていたんですが、意外と駅から近くて驚きました。お菓子や豆類の販売店なんですが、とにかく什器が渋いんです!

鶴橋市場「豆菊商店」-02
おかき類の販売什器。この界隈では、意外とまだ現役タイプで、かつお節・お茶などの販売に使われています。どうしても湿気そうな気もするんですが、大丈夫なんでしょうか?しかし、量り売りでお菓子なんて買った経験はありませんね~

鶴橋市場「豆菊商店」-03
もちろん、平台には袋詰めしたも商品も多数。一袋300円前後でしたから、安いんだか高いんだか・・・。私に分かったのは、ただ「いつも食べてる安いイカリ豆よりも、かなり大粒で美味そうだ!」ということだけです!

鶴橋市場「豆菊商店」-04
コチラは袋物のストックコーナー。お店番のお母さんの話によると「お客さんが喜ぶから残してるの」的な、ちょっとドライな説明でした(笑)。正しい経営戦略です!



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鶴橋市場

※アンダーグラウンド系サイトの少し前の記事ですが、「大阪コリアタウン 鶴橋商店街 - 大阪DEEP案内」ここを読めばもっと雰囲気が伝わると思います。いい意味でも悪い意味でも、アジアの片隅の怪しげな魅力が残っているところですね。










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