和傘の演出も!美しい灯りのイベント『飛鳥光の回廊』@明日香村
飛鳥の夜が美しい灯りで彩られる『飛鳥光の回廊』。和傘を使った幻想的な演出の岡エリア、彼岸花をモチーフにした灯りが灯った石舞台エリアなど、素晴らしい光景が見られました!時間の都合で一部エリアしか拝見できませんでしたが、簡単にご紹介します。
飛鳥の夜がロウソクの灯りに包まれます
秋の飛鳥の夜が、約2万個のロウソクの灯りで彩られる『飛鳥光の回廊』(Facebook)。気球が飛んだり、プロジェクションマッピングの美しい映像が体感できたりと、毎年凝った演出で楽しませてくれます。
明日香村内の各所(石舞台・島庄エリア、岡エリア、川原・橘エリア、万葉文化館エリア、飛鳥寺、道の駅飛鳥 など)と、広い範囲で開催されているため、時間の都合で一部しか拝見できませんでしたが、簡単にご紹介します。
飛鳥歴史公園の石舞台地区芝生広場の「光の彼岸花」。ヒガンバナをモチーフにした灯りと、カップに入ったロウソクの灯りが並びます
近隣の小学生や幼稚園児が作成したメッセージが描かれた「光のメッセージ」。愛らしい絵が浮かび上がります
ステージでは、聖徳中学校の生徒さんによる吹奏楽の演奏などが行われました。ステージの奥と両脇にはたくさんのロウソクが並び、灯りが風に揺らめきます。とても幻想的でした
石舞台古墳もライトアップされ、夜間拝観できました(有料)。足元の光に誘われるように奥へと進むと、
石室の中央に、彼岸花と光のオブジェが飾ってあります。古墳の被葬者への献花のようでもあります
趣ある古民家と和傘のコラボレーション
石舞台・島庄エリアから岡エリアへ向かう道沿いには、和傘と灯りの演出も。白壁と格子が美しい古民家の雰囲気によく合っています
格子窓から漏れる灯りが、美しいコントラストを作っていました
岡寺の境内が美しく彩られた「和傘献灯美」
日本最初のやくよけ霊場であり、西国三十三所巡礼の第七番札所でもある『岡寺(龍蓋寺)』。境内はライトアップされ、和傘の演出があるということで、まるで初詣のような人出でした!
仁王門をくぐってすぐ、両脇に和傘が並び、美しい仄明かりが見られました
清めの手水(ちょうず)にも、小さな灯りが浮かべられていました
石段の途中の小さなお庭風のスポットにもこんな演出が。その先へ進んでみると、
参道と石段の両脇にはカップロプソクと和傘が並び、その向こうにはライトアップされた三重塔が見られます!
別角度から。参拝者の数もすごいですし、カメラマンの数もすごい!想像以上の人気ぶりでした
本堂の前もこんな人だかりに。岡寺の御本尊は、巨大な「如意輪観音座像」(重文)です。塑像(土でできた仏像)としては日本最大で、とてもおおらかなお姿です(※堂内は撮影禁止です)
岡寺の本堂前。ライトアップされた十三重石塔と、立体的な和傘のコラボレーション
これだけの数の和傘が並んでいます
和傘がライトアップされて絵柄が浮かび上がるだけではなく、プロジェクションマッピングで絵が動くものが組み合わせてあります。幻想的な美しさでした!
■飛鳥光の回廊
Facebook: @asukahikarinokairoupj
開催日: 2019年8月21日(土)・22日(日)
点灯時間: 18:00~21:00
会場: 明日香村内各所(石舞台・島庄エリア、岡エリア、川原・橘エリア、万葉文化館エリア、飛鳥寺、道の駅飛鳥 など)
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