2014-09-22

『二上山』の間に沈む夕陽 2014年秋 @千股池(香芝市)

『二上山』の間に沈む夕陽 2014年秋 @千股池(香芝市)

奈良県葛城市と大阪府太子町にまたがる「二上山(にじょうざん)」。毎年のお彼岸前後になると、麓の香芝市『千股池(ちまたいけ)』から、二上山の間に夕陽が落ちる光景が見られます。私たちはほぼ毎年観に来ていますが、今年もその神々しい光景に感動しました!


雄岳と雌岳の間に夕日が落ちる絶景です!

奈良県葛城市と大阪府太子町にまたがる、雄岳(517m)と雌岳(474m)が寄り添う「二上山(にじょうざん)」。その麓、香芝市の『千股池(ちまたいけ)』から、毎年のお彼岸前後になると二上山の間に夕陽が落ちる光景が見られます。

奈良県が認定する『奈良県景観資産』の一つ「奈良県景観資産―二上山が眺望できる千股池湖畔―」であり、本当に美しい光景が観られます。

私たちは、これまでお彼岸になるたびに何度も観ていますが、毎回その神々しい光景に感動しています。


二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-18

これは、2013年9月21日に撮影したもの(詳細記事)。条件が合うと、ここまで美しくなります。お彼岸の前後の数日間は、雄岳と雌岳の間に夕陽が沈みます


秋の雲が形を変えながら山上を流れます

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-01
この日は、秋分の日の前日「9月22日」でした。他の用事を済ませてから思い出してフラリと立ち寄ったため、ぎりぎり日没に間に合ったくらいです。平日だったのでカメラを構える方の数は少なめでしたが、それでも30名以上はいたでしょう

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-02
ぎりぎり間に合った夕陽。二上山の雄岳と雌岳の間に落ちています。風があったので、千股池の水面が波立っていてきれいに反射していないのが残念。雲の形は秋らしくていいですね!

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-04
すぐに日が沈み……

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-05
雲の形が変わり、二上山の上を円形に囲むようになりました。山頂からなにかが飛び立つか、ご来迎がありそうな雰囲気ですね

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-06
二上山の北側も、美しい雲が続いていました


千股池の西側からは、田んぼと二上山が

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-07
この日、千股池の西側へ移動して撮影してみました。美しい田んぼが広がり、その向こうに二上山が見える、なかなかのビューポイントでした!車の通りも少ないため、ゆっくりと撮影できました

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-08

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-09

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-10

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-11

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-12

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-13

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-14

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-15

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-16

二上山の夕陽 2014年秋 @千股池-17
最後に千股池に戻っての一枚。この日は18時過ぎまで粘ってみましたが、あまり華やかな夕焼けにならず……。夕焼けに出会うのはなかなか難しいですね


見頃はお彼岸前後。それ以外の季節もきれいです

以前もご紹介していますが、撮影の際の気づいた点などを簡単に。

●千股池から二上山の間に落ちる夕陽を見ようとした場合、春分の日・秋分の日のお彼岸前後が見ごろになります。見頃の時期は毎年ずれます。千股池は南北150mほどの幅があり、立つ位置を調整することで何日間かにわたってこの光景が楽しめます

●秋分の日の前後は、この辺りで夕陽が落ちるのは「17時15分ほど」でした。山に沈む夕陽ですので、平地の感覚よりもかなり早めですからお気をつけください

●二上山の間に夕陽が落ちた後、しばらく時間を置いてから、見事に夕焼けで赤く染まることがあります。時間があれば粘ってみるといいですね

お彼岸の時期を外しても、水面に映る二上山と美しい夕焼けが観られます。スマホでも十分にきれいに撮れますので、ぜひ美しい光景を観に来てみてください!



より大きな地図で 千股池@香芝市 を表示


■千股池(ちまたいけ)

HP: 参考サイト(香芝市HP)
住所: 奈良県香芝市良福寺579番
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺駅」より徒歩15分ほど


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