奈良名物にジビエも美味!『第3回 奈良食祭』@橿原公苑
奈良県立橿原公苑で行われた食の祭典『第3回 奈良食祭』へ行ってきました。「奈良のうまいもの」にこだわった60もの店舗が出店する賑やかなイベントで、大和牛・ヤマトポーク・大和肉鶏・猪肉や鹿肉のジビエ料理・川魚の塩焼きなど、奈良ローカルの食べ物がずらりと揃い、目移りしました。どれも美味しかったです!
2014年で3回目。賑やかに食べ歩きましょう!
橿原市の「奈良県立橿原公苑」で行われた『第3回 奈良食祭 ~まるごと、まんぷく、大満足~』へ行ってきました。
『奈良食祭』とは、「NPO法人 奈良元気もんプロジェクト」さんが主催するイベントで、「奈良のうまいもの」にこだわった屋台が並ぶ食の祭典です。
2012年3月に第一回が開催され、今回は第三回目になります(2014年3月15日~16日の2日間でした)。私たちも会場へ行くのは初めてでしたが、想像していた以上に賑やかで、とても楽しい内容でした。また来年以降も継続して開催されると思いますので、メモ代わりに食べたものなどを書いておきます。
『第3回 奈良食祭 ~まるごと、まんぷく、大満足~』のポスター(PDFはこちら)。奈良のうまいものが60店も出店していますから、かなりのスケールです。食だけではなく、ちびっこのプレイランドがあったり、大道芸が披露されたり、スポーツイベントがあったり、大人もこどももみんなで楽しめる内容になっていました
グラウンドでは『奈良run×2リレーマラソン』などのスポーツイベントが。ゲストに森脇健児さんがやって来るなど、こちらも盛況だったようです。運動した後に屋台で美味しいものを食べながらビールが飲めるんですから、こういう休日もいいですよね
『第3回 奈良食祭』の会場。広い駐車スペースを使用して、60もの店舗が出店していました。また、正面にはステージも設けられ、コンサートや太鼓の生演奏なども
別角度から。報道によると、この日だけで12,000人もの来場者があったそうです。早じまいしているお店も少なく、行列もほどほど。大きめの食イベントだと、列に並ぶだけで嫌気が差してきますが、ここはちょうどいい感じでした
「勾玉つくり」など、お子さんが楽しめるイベントも豊富にありました
せんとくんの姿も。小さなお子さんに白毫を触らせるプレイ中でした(笑)
奈良産のお肉、鹿や猪のジビエもあります
この日はいいお天気でしたので、とりあえずビールに合う揚げ物系を中心に食べ歩きました。
大和牛・ヤマトポーク・大和肉鶏・猪肉や鹿肉のジビエ料理・川魚の塩焼きなど、奈良ローカル丸だしのそそられる食べ物がいっぱいあって、目移りして仕方ありません。ウェブ上では店舗一覧が見当たらないのが残念ですが、奈良の地酒や特産品、各市町村でプッシュしている名物などがたくさん出店していて、本当に楽しかったです。
ちなみに、会場では生ビール1杯・スーパードライ350ml缶が400円くらいで販売されていましたが、お店によって250円で売っているところもあったりしました。まずは会場を1周してみるといいかもしれません(笑)
カラアゲニスト『布川』さん大和極上唐揚げ
まずは「大和極上唐揚げ」と名乗っていた店舗から。ずっと行列が途切れない繁盛ぶりでした
「日本唐揚協会のカラアゲニスト」布川元祥さんという表示が。調べてみると、大和高田市片塩の『酒蔵割烹 布川』さんがやっていらっしゃるんだとか
美味しそうな唐揚げが続々と揚がっていきます。カレーマヨネーズと明太子マヨネーズを選べるようになっています
酒蔵割烹布川さんの「大和極上唐揚げ(@400円)」(と生ビール)!これ美味しいです!さすが唐揚げメインで出店するだけのことはありますね。布川さんはこうして色んなイベント会場に出店なさっているようですから、他で見かけたらぜひ食べてみてください
黒滝森物語村さんの「猪コロッケ」
続いて、黒滝村の道の駅や資料館を運営なさっている『黒滝森物語村』さんの「猪コロッケ(@180円)」など。黒滝村のゆるキャラが、イノシシをモチーフにした「くろたん」ですからね。食も猪プッシュです!
黒滝村の「猪コロッケ」。見かけは普通のコロッケですが……
割ってみても、見た目は普通です(笑)。ただ、猪肉の風味なのか、普通のコロッケよりはるかに味が濃いんですね。誤解を招くような言い方ですが、わずかに納豆でも混ざっているような旨味があります。ちなみに、私は納豆が苦手ですが、これは美味しくいただけました。黒滝村の道の駅などで食べられますよ!
上北山特産加工センターさんの「吉野鹿焼肉」
お次は、『上北山特産加工センター』さんのジビエなど。上北山村で捕れた吉野鹿・吉野猪がいただけます。ラインナップは「吉野鹿焼肉(@300円)」「吉野猪焼肉(@500円)」「吉野鹿唐揚げ(@300円)」「山のコロッケ(@150円)」でした
お店の前には、ニホンジカやイノシシに畑や森を荒らさせる被害にあっていることを知らせるパネルも置いてありました。「奈良で鹿肉を食べる」というと眉をひそめる方もいらっしゃいますが、捕獲して食用にするのも重要なことなのです
この日は販売はしていないようでしたが、鹿猪ウインナー、吉野鹿の燻製やハム、鹿猪のサラミなど、加工食品も展示されていました。食べてみたいですよね!
「吉野鹿焼肉(@300円)」をいただきました。やや食感がパサッとしていますが、臭みなどはほぼありません。脂身が少ない分だけカロリーも低くヘルシーでしょう。こんな野菜炒めのような形で食べたのは初めてですが、思った以上に美味しいものですね!
ならB級グルメ決定戦優勝「和牛ホルモンの天ぷら」
第3回「ならB級グルメ決定戦」で優勝した「和牛ホルモンの天ぷら(小@300円)」も。こちらは田原本町の居酒屋『おでん・旬魚菜 喜一』さん(きいち。正式には数字の七を3つ重ねた字を用います)のものです
試食用も用意されていました。ホルモンの中でもフク(肺)の部位を使用し、特にヘルシーなのだとか。ただし、商品名が「和牛」なので、大和牛ではないのかもしれません
油断してこんな写真しか残っていませんが、これもさすがの美味しさでした!どこぞの安物のように噛み切れないようなこともなく、歯ごたえが適度。ビールのアテに最高ですね。私はもともと内蔵好きなので、どんな部位でも美味しく食べるのですが、それほど喜ばないウチの奥さんもお気に入りでした
『mamma』さんの「ミニジェラート生いちご」
締めのデザートには、平群町の手作りイタリアンジェラートとパスタのお店『mamma(マンマ)』さんのジェラートなど。「自家製トマトスープとバケット(@400円)」なんてお手軽で美味しそうなセットメニューもありました
mammaさんの「ミニジェラート 生いちご(@200円)」。さっぱりし過ぎず、甘くなり過ぎず、いい塩梅のお味です。飴の「いちごみるく」みたいでした(←褒めてます!)
ホームセンターダイキさん・三笠奈良漬さん
変わったところでは、特別出店ブースとして『ホームセンターダイキ』さんのブースも。タイトルは「奥様応援!キッチン用品大廉売!」。地域密着の営業、ありがとうございます!
いつも愛食している大和高田市の奈良漬『三笠奈良漬』さん(紹介記事)のブースもあったので、お土産に購入してきました。「奈良漬業界唯一の内閣総理大臣賞・東京都知事賞をW受賞」という実力派で、本当に美味しいんですよ!見かけたらぜひ!
■第3回 奈良食祭 ~まるごと、まんぷく、大満足~
詳細: NPO法人 奈良元気もんプロジェクト
会場: 奈良県立橿原公苑
住所: 奈良県橿原市畝傍町53
開催日: 2014年3月15日~16日 10:00~16:00
駐車場: あり
アクセス: 近鉄橿原線「畝傍御陵前駅」(または橿原神宮前駅)から徒歩5分ほど