2017-08-08

『奈良県庁舎屋上広場』から見た生駒山系に沈む夕陽

『奈良県庁舎屋上広場』から見た生駒山系に沈む夕陽

「なら燈花会」の点灯時間を待つ間、『奈良県庁舎屋上広場』で、生駒山系に落ちる夕陽を見てきました。奈良市街が見張らせる展望台で、普段から一般開放されています。風が吹き抜けて心地よいので、ぜひ観光の途中で立ち寄ってみてください。


モダンな近代建築「奈良県庁舎」

奈良公園の近くに位置する「奈良県庁」。その屋上部分は「奈良県庁舎屋上広場」として一般に解放されています。奈良市街が見張らせる展望台になっていて、観光の途中でぜひ立ち寄ってほしい場所です。

通常は県庁が開いている時間帯(17時とか17時半ごろまで。季節によって異なります)までしか利用できませんが、「なら燈花会」の期間中などは夜間まで開放され、美しい夕焼けやちょっとした夜景を楽しむこともできます。

この日は、なら燈花会の点灯時間(19時~)を待つ間、夕日を眺めてみました。夕焼けはイマイチでしたが、風が吹き抜けて心地よかったです!


奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-01

奈良市内の中心部に建つ「奈良県庁」の建物。片山光生さんが設計、1965年に竣工した美しいモダニズム建築です(参考記事→「奈良県庁舎 | カーサ ブルータス Casa BRUTUS」)。レトロモダンを感じさせます

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-03
「奈良県庁舎屋上広場」の様子。通路の両脇に芝生がはられ、ベンチも設置されているので、ちょっとした休憩にも使えます。また、観光地の展望台にあるような大きな双眼鏡も設置してあって、これは無料で使えます!

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-02
屋上に突き出たエレベーターホールなどの部分。遠目に見るとロボットの顔のように見えるパーツです


「なら燈花会」期間中は夜間も開放

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-04
この日はここから夕陽が沈むのを眺めました。西には生駒山系が連なり、目印となっている鉄塔なども見られます。残念ながら空全体が夕焼けで赤く染まって……というには程遠かったのですが、落ちる瞬間までじっくりと観察できました

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-05

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-06

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-07

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-09


興福寺五重塔や若草山も見られます

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-10
奈良県庁舎屋上広場からの眺め。南側は興福寺で、五重塔(国宝)や再建中の中金堂の覆い屋などが見えます

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-11
東側を見れば、東大寺大仏殿や若草山が見張らせます

奈良県庁舎屋上広場から見た夕陽-12
夕陽が沈んで外に出てみると、奈良県庁の中庭部分で「なら燈花会」の灯りがともり、せんとくんや鹿のオブジェが出迎えてくれていました。なら燈花会の点灯時間待ちのときにもちょうどいいので、覚えておくといいですね



■奈良県庁舎屋上広場(奈良県庁屋上展望台)

HP: http://www.pref.nara.jp/4203.htm
住所: 奈良県奈良市登大路町30
電話: 0742-22-1101
営業時間: 8:30 - 17:30(イベント日は延長あり)
利用料: 無料
駐車場: 周辺の有料駐車場利用
アクセス: 近鉄奈良駅から徒歩7分ほど

※開放日は時期によって異なります。冬の土日祝は開放していない日も多いので、必ずホームページで確認してからお出かけください。


■関連する記事






  • Twitterでフォローする
  • Facebookページを見る
  • Instagramを見る
  • ブログ記事の一覧を見る







メニューを表示
ページトップへ