2016-01-29

手塚先生の原画がずらり!『奈良と火の鳥』展 @平城京歴史館

手塚先生の原画がずらり!『奈良と火の鳥』展 @平城京歴史館

平城京歴史館で、手塚治虫さんの代表作「火の鳥」の原画103点を集めた『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』が開催中です(2016年3月6日まで)。奈良が主な舞台となった「ヤマト編」「鳳凰編」を中心に、遣唐使船や大仏建立のシーンの原画が展示されていて感動モノでした!ファンの方は必見ですよ!


手塚治虫さんのライフワーク「火の鳥」

平城宮跡にある『平城京歴史館』で、「平城京歴史館スペシャルウインター2016」と題し、『奈良と火の鳥 ~ 手塚治虫が描いた やまと ~』という展示企画が開催されています(2016年1月26日~3月6日)。

「火の鳥」(Wikipedia)とは、昭和の偉大なマンガ家「手塚治虫」さんの代表作の一つ。

その血を飲めば永遠の命を得られるという火の鳥をめぐり、人間たちの苦しみや葛藤が壮大なスケールで描かれます。連載では過去と未来を交互に描き、最終的に現代へ戻って完結するはずでしたが、手塚先生の死去により、未完に終わってしまいました。

私は2013年に初めて読みましたが(紹介記事)、まさに圧倒されました!今からほぼ半世紀(!)も前に連載が始まった作品であるにもかかわらず、その内容はまったく古びていません。図書館にも所蔵されていることが多いので、未読の方はぜひ手にとってみてください。


「ヤマト編」「鳳凰編」の原画がずらり!

平城京歴史館の『奈良と火の鳥 ~ 手塚治虫が描いた やまと ~』では、奈良を主な舞台として描かれた、「ヤマト編」「鳳凰編」の原画103枚が展示されています。

●ヤマト編 -- 古墳時代の日本。主人公のヤマト国の王子(ヤマトタケルがモデル)と、ヒロインのクマソ国の酋長・川上タケルの妹の哀しい愛の物語。

●鳳凰編 -- 奈良時代の仏師、茜丸と我王を主人公に、吉備真備や橘諸兄による奈良・東大寺の大仏建立を絡めて描いたもの

大仏建立のシーン、遣唐使船のシーンなど、手塚先生が手がけた本物の原画が展示されていますので、本当に迫力があります!雑誌サイズよりもやや大きめの紙に、時に力強く、時に繊細に描き込まれていて、感動しました。


『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-01

平城京歴史館で開催中の『奈良と火の鳥 ~ 手塚治虫が描いた やまと ~』チラシ表面。火の鳥はもちろん、下側に配置された朱雀門や遣唐使船も、火の鳥の作品中で描かれた手塚先生の絵ですからね。どちらも平城宮跡に復元されていますので、チラシを手に見比べてみると楽しいでしょう!

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-02
チラシ裏面。期間中はさまざまなイベントも開催に。 ●2月7日(日)飛び出す平城宮!折り紙建築(ポップアップカード)作り体験 ●2月14日(日)マンガ評論家・竹内オサム氏のトークイベント(14:30~)、劇場アニメ「火の鳥鳳凰編」上映会(15:30~) ●2月28日(日)我王対茜丸 鬼瓦対決!ミニ鬼瓦作り体験(参加費1,500円)など!

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-03
展示してある原画の一部(実物は撮影不可)。表紙用のカラー絵、正倉院で宝物に描かれた鳳凰を見つけて歓喜するシーン、石舞台古墳を描いたシーンなど、奈良が描かれたページの原画が見られます!


パネルの前で記念撮影もできます

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-04
入館してすぐ、ちょっとした手塚先生のグッズコーナーがあります。アトムの貯金箱などとともに、「中川政七商店」さんとコラボした限定品「火の鳥柄ふきん」(600円)も。気合入ってますね!

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-05
さらに、奈良県立奈良朱雀高等学校の機械工学科の生徒さんが作成したという「ステンレス製 朱雀」も展示されています

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-06
会場に入ってすぐ、大きな火の鳥フィギュアが。隣に立って記念撮影できるようになっています。撮影できるポイントがあるといい記念になりますよね

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-10
こちらは「火の鳥 鳳凰編」に登場した「吉備真備(きびのまきび)」のパネル。悪役っぽい表情ですが、才能あふれるお方です。その背後の「遣唐使シアター」で上映されているアニメーションでも活躍していますので、合わせてぜひ!

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-08
展示の最後にある遣唐使船を描いたパネル。写真だとわかりづらいですが、手前の文字の部分と、背景の絵の部分が二重になっていて、その間に入って記念撮影できます!凝ってる!

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-09
その脇のパネルでは、「火の鳥 鳳凰編にみる奈良」と題して、奈良が描かれたシーンが紹介されています。新薬師寺石仏群・正倉院・東大寺二月堂・竹林(山の辺の道ほか)など、見事に描かれていますね。なお、会場には「火の鳥」のコミックスも置いてあって、自由に読めるようになっています。全部読もうとするとかなり時間がかかるのでご注意を


平城京歴史館は2016年6月末に閉館に

なお、平城京歴史館は、2016年6月末をもって閉館となります。

平城京歴史館は、平城遷都1300年祭に開館以来、復原遣唐使船やVRシアターなどの映像でご好評をいただいてきましたが、今年6月30日をもちまして閉館いたします。

当館は、2017年秋に、同エリアで整備されます平城京歴史ゾーンの一部として生まれ変わります。閉館までの間に、最後にふさわしい展示・イベント等を開催いたしますので、最後までお楽しみください。

平城宮跡ガイド」より

おそらく、展示内容の一部はそのまま新施設へと引き継がれると思いますが、もう見られなくなるものも出てくるでしょう。「平城京VRシアター」など、かなり感動的な内容になっていますので、まだご覧になっていないかたは、この機会にぜひどうぞ!

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-13
平城京歴史館に展示されている「復原遣唐使船」。おそらく、2016年6月以降は別の場所で公開されることになるでしょう。火の鳥で描かれたものと見比べてみると楽しいでしょう

『奈良と火の鳥 ~手塚治虫が描いたやまと~』@平城京歴史館-12
館内からは甲板に出て記念撮影などもできます。この船に100~150人もの人間が乗り込んで海原をわたったというのですから、いかにその旅が危険だったことか。ヒシヒシと伝わってきます



■平城京歴史館 スペシャルウインター2016 奈良と火の鳥 ~ 手塚治虫が描いた やまと ~

HP: http://heijo-kyo.com/event.html
Facebook: https://www.facebook.com/heijokyo

場所: 平城京歴史館(奈良県奈良市二条大路南4-6-1)
電話: 0742-35-8201
期間: 2016年1月26日(火)~3月6日(日) 9:00-16:30
休館日: 月曜日
入館料: 一般 500円、大高生 250円、小学生 200円
駐車場: 無料


■参考にさせていただきました

奈良)「火の鳥」原画103枚 平城京歴史館で企画展:朝日新聞デジタル
奈良と火の鳥~手塚治虫が描いた やまと~:イベント/舞台:ニュース:TezukaOsamu.net(JP) 手塚治虫 公式サイト
手塚治虫 - Wikipedia
火の鳥 (漫画) - Wikipedia










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