動物たちと触れ合える『うだ・アニマルパーク』。動物と触れ合ったり餌やり体験ができたり、やぎの橋わたりが見られたり、遊具で遊んだり。すべて無料で利用できるため、家族連れで大賑わいでした！お子さんはもちろん、大人も十分に楽しめます。敷地内には犬や猫の譲渡を行う「動物愛護センター」もありますので、ペットを飼いたいとお思いの方もぜひ！

無料イベントも充実。巨大なローラーすべり台も

宇陀市大宇陀区にある『うだ・アニマルパーク』。広々と自然豊かな敷地で動物たちと触れ合える施設で、入場料も駐車場も一切不要。完全に無料で楽しめるうれしいスポットです。

私たちが以前に行ったのは、まだオープン直後で設備も整っていなかったころでした。秋の大型連休のこの日、ふらっと立ち寄ってみたところ、たくさんの家族連れで賑わっていました！また、設備も充実し、楽しいイベントも多数開催されるなど、小さいお子さん連れでも一日のんびりと楽しめるでしょう！

高い位置から『うだ・アニマルパーク』の敷地を見晴らしたところ。広々とした駐車場も無料で、楽しい遊具があったり、動物たちと触れ合えたりします。連休中のこの日は、たくさんの家族連れが賑わっていました。動物好きなお子さんはもちろん、大人も十分に楽しめます

芝生スペースもあります。ここでお子さんが走り回ったり、池に入って遊べたりもします。レジャーシートはもちろん、小さな簡易テントを立てたりしている方もいらっしゃいました（※火気厳禁・球技なども禁止です）

巨大なローラーすべり台「アニマルスライダー」などの遊具もあります。そのままでも楽しめますが、お尻の下に敷いて滑るちりとりのような形のもの（ヒップソリと呼ぶそうです）を持って行くと、より楽しめるかもしれません

普段から開催されているイベント一覧。バター作り体験（1人300円。牛の乳しぼり体験も可）・ポニー乗馬体験・やぎ羊のえさやり体験など、基本的にほぼ無料で楽しめます（詳しくはこちら→「レギュラーイベント」）

高いところ大好き！「やぎの橋わたり」が楽しい！

うだ・アニマルパークの「やぎ・羊舎」前。小屋の脇にヤギたちが出てきてのんびりしています。高いところが大好きなので、普段からちょっとした台の上などに登りたがるんですね

山羊の後ろに見える橋。1日4回、山羊たちがこの橋を渡る光景がみられます（11:00、11:50、14:00、15:20）。

係のお姉さんの合図とともに、「やぎの橋わたり」が始まります。橋の上で糞をしたりする可能性もあるので、渡っている間は橋の下へは入れません。山羊たちはみなためらいも感慨もなく、スタスタと渡っていきます

橋の上は山羊だらけ！不思議な光景ですね

順番に行儀よく進んで、あっという間に渡り終わります。「途中で動画撮影に切り替えよう」という時間すらありません（笑）

橋を渡ると、新鮮な草が生えた牧草地が待っています。その上の斜面には羊たちがゆったりと草を食んでいます

ヤギや羊への「えさやり体験」もできます

「やぎ・羊舎」では、無料で「やぎ・羊のえさやり体験」ができます。連休中のこの日は、入り口でスタッフさんが餌になる干し草を手渡してくれました。普段は受付無しでいつでも体験できるそうです

お客さんが多かったこの日は、羊たちも餌がたくさんもらえるのが分かっているようで、みんな行儀よく並んで待っています

身を乗り出さんばかりのヤギも

特に怖いこともなく、おとなしく食べてくれます。餌を食べてもらえるとより可愛く見えてきますね！

お子さん向け「ポニー乗馬体験」も無料！

こちらは「ポニー乗馬体験」のスペース。通常は一日2回開催で、定員40名。3才～小6年（体重50kg以下）が対象となります

お子さん一人でポニーに乗って、スタッフの方にひいてもらってパドックを1周します。止まっているポニーにまたがっての「撮影体験」なども開催されているそうです。良い記念になりますね

大きな牛たちもいて「牛の乳しぼり体験」もできます（通常は有料の「バター作り体験」とセット）

ミニブタにモルモットに巨大ウサギも！

この他にも、たくさんの動物たちと触れ合うことができます。こちらはミニブタ。係の方に導かれるように、柵の外をお散歩してました。匂いもまったくせず、本当に可愛いです！おとなしくて人馴れしていますので背中を撫でられますが、毛がかなり硬いのでご注意を

柵の中でのんびりとしている子牛たち

「小動物舎」には、ウサギ・ミニブタ・七面鳥・大和肉鶏（！）など、たくさんの小動物が飼育されています。そこに混ざって可愛いモルモットも住んでいるのですが……

小さな体のわりに、こんな広々とした部屋を与えられています！この階段を登って外の遊び場に出ることも可能なのだとか。豪華！（※ただし、この個体はまだ体が小さいということで、外に出られないようにしてありました。成長を待ちましょう！）

私たちが大好きなウサギたちも多数飼育されています。耳の垂れたフレンチロップや、小さなネザーランドドワーフなど、広いスペースで遊びまわっていました

そのお隣でくつろいでいたのが、ウサギの最大の品種「フレミッシュジャイアント」！ヨーロッパ原産で、成長すると体重7～10kgまで巨大化するとか。茶色と黒の2羽がいましたが、どちらも5～6kgほどでしょうか。びっくりするほど巨大です！

黒い個体。大きさが分かりづらいので、手前にiPhone5を入れてみました。それでも分かりづらいですが、とにかく大きいです（笑）

さらに「うさぎ広場」という可愛いハウス風のスペースも。うさぎたちがグダグダと寝転んでました

高台になっている「展望台」のあたりでは、羊たちと触れ合えます。顔が黒い「サフォーク種」と、真っ白な「コリデール種」が飼育されています

柵から少し離れた場所に、草を刈らずに残してある部分があり、それをちぎって差し出すと、羊たちが喜んで食べてくれます。小さなお子さんが楽しそうに何往復もしていました

レストランなどはありませんのでご注意を

うだ・アニマルパーク内には、飲食店などはありません。ソフトクリームやフランクフルトなどを販売する売店はありますが、レストランなどは入っていませんので、その点だけお気をつけください。お弁当などを持参するといいですね

「テラスハウス」という真新しい建物があり、ここで食事や休憩ができます。雨が降ってきたりしても逃げ込めるのでありがたいですね

保護動物を譲渡する「動物愛護センター」も併設

うだ・アニマルパークの敷地にあるこの建物は「奈良県中和保健所 動物愛護センター」です。ペットの「しつけ教室」が開催されたり、「ドッグラン」が利用できたりします

その中でも特に重要な業務が「収容動物の譲渡」などです。捕獲されたり保護された犬や猫は、そのままでは殺処分になってしまいます。動物愛護センターでは、トレーニングされた健康な個体を、希望者に譲渡するマッチング業務を行っています（詳しくはこちら→「動物の譲渡」）

この日、施設の前では盲導犬を引退した「引退犬」の支援を呼びかけていました。体の大きな犬たちですが、もともとしっかり訓練された盲導犬だけに、みんなとても大人しくてお利口です。小さい子にじゃれられても平気な顔をしていました。幸せになってほしいですね

建物に入ると「にゃん友ルーム」というスペースがあり、新しい飼い主を待つ猫たちが集められていました。みんあ去勢手術・避妊手術は済んでいます。猫を飼おうと思われる方は、ぜひここで探すことも検討してみてください

この日、施設にいたマーチ君。とっても人懐っこい子でした！

■うだ・アニマルパーク

ＨＰ:　http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-1839.htm
住所:　奈良県宇陀市大宇陀区小附75-1
電話:　0745-87-2520
定休日:　毎週月曜 （休日の場合は翌日休み）、12月28日～1月4日まで
営業時間:　9:00 - 17:00
入園料:　無料
駐車場:　無料
アクセス:　近鉄「榛原駅」より、奈良交通「大宇陀（内原）行」バスで12分、「五十軒」バス停下車、徒歩5分

※利用料金などは基本的に「無料」です。ふれあい体験なども無料ですが、一部のイベントでは材料費が別途必要となります

■参考にさせていただきました

うだ・アニマルパーク | 子供とお出かけ情報「いこーよ」
うだ・アニマルパーク 口コミ│トリップアドバイザー

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