2015-07-12

川遊びにBBQ!吊り橋もある『黒滝・森物語村』@黒滝村

川遊びにBBQ!吊り橋もある『黒滝・森物語村』@黒滝村

黒滝村の『黒滝・森物語村』は、黒滝川のほとりに広がるリゾートビレッジです。バーベキュー(有料)を楽しみながら川遊びしたり、スリル満点の「黒滝吊橋」を渡ったり。水も綺麗でトイレも目の前ですから、家族で一日過ごすには最適なスポットでしょう。


温泉・宿泊施設などは休館中です

黒滝村粟飯谷にある『黒滝・森物語村』は、黒滝川のほとりに広がるリゾートビレッジで、村内のさまざまな施設が集められています。

敷地内には、民俗資料館やお子さん向けプール、長い吊り橋などがあり、夏はバーベキュー(有料)なども楽しめます。少し上流側には、バンガローなどの宿泊施設もそなえた「きららの森・赤岩」があり、テニスコートなども完備しています。

これらの施設、そして少し離れた「道の駅 吉野路黒滝」もふくめて、すべて村が第3セクター方式によって設立した「株式会社 黒滝森物語村」が運営し、黒滝村の観光産業の活性化に取り組んでいます。


黒滝・森物語村@黒滝村-01

黒滝川のほとりにある『黒滝・森物語村』。この橋をわたって入場します。黒滝村の道の駅は、309号線沿いの便利な場所にあるためよく利用していますが、『黒滝・森物語村』はやや奥まった場所にあるため、今回初めて伺いました

黒滝・森物語村@黒滝村-02
施設のマップ。「民俗資料館」や「庄やの家」など歴史ある建築物が移築されています。また小さなお子さん向けの「森の子プール」、お子さんが遊べる「芝生広場」、スリル満点の「黒滝吊橋」など、川遊びとともにいろいろと楽しめます

黒滝・森物語村@黒滝村-09
手前は宿泊もできる「森の交流館」、奥が温泉施設「御吉野の湯」。とても立派な建物ですが……

黒滝・森物語村@黒滝村-10
レストラン「山幸工房」もふくめて休業中でした。採算が合わなくなったのでしょう。行かれる際はお気をつけください


清流のほとりで川遊び&バーベキュー!

黒滝・森物語村@黒滝村-03
『黒滝・森物語村』では、川沿いでバーベキューなどが楽しめます。通常は駐車料金などは無料ですが、バーベキュー目的の方は、河川美化協力金として「1,500円(駐車料金込み)」を支払う必要があります。5名まで使用できますし、5名以上は1名につき100円ですから、かなりリーズナブル。ゴミ袋が渡されて、ちゃんと分別しておけば事務所で処分してくれるそうです

黒滝・森物語村@黒滝村-04
バーベキューは川に面したスペースで行います。テントを持参してお肉を焼いたり、目の前の川に入って水遊びしたり。お天気にもよりますが、この日は水かさも少なく、小さなお子さんも楽しそうに入っていました。トイレも近いですし、便利ですね!

黒滝・森物語村@黒滝村-05
別のエリア。川沿いにかなりのスペースがあるので、ゆったりしています。カメラを向けるわけにもいかないので、ほとんど人の姿は写っていませんが、川に入っている方もたくさんいらっしゃいました。近くに芝生のエリアもありますが、ここでは火気の使用は厳禁のようでした


お子さん用プールや民俗資料館なども

黒滝・森物語村@黒滝村-06
川からこれだけ近いのに、小さなお子さん向けのプール「森の子プール」もあります。営業は「7月第3土曜日~8月31日」。大人510円、小人310円など

黒滝・森物語村@黒滝村-08
同じ敷地に建つ「庄屋の家」。約200年前に建てられた旧正司邸を移築したもので、現在は昔の山村の暮らしが体験できる生活体験学習館として活用されています。宿泊体験もできるそうですよ!

黒滝・森物語村@黒滝村-07
明治時代に建てられた洋風建築を活用した「黒滝村民俗資料館」も。昭和53年まで黒滝村役場庁舎として使用されていたものです。無料で拝観できますが、通常は鍵が閉まっているので、「黒滝森物語村事務所」に拝観希望と伝えて開けてもらいましょう(とても美しい建築物ですので、また別の記事で詳しくご紹介します) <追記>こちらに詳しく書きました「築百年を超えた洋風近代建築『黒滝村民俗資料館』@黒滝村


長さ約115m、高さ約35m「黒滝吊橋」も

黒滝・森物語村@黒滝村-11
そして、『黒滝・森物語村』のどこからも見えるのが、この「黒滝吊橋」です。かなり高くて長いです!

黒滝・森物語村@黒滝村-12
説明書き。「長さ約115m、高さ約35m、清らかな黒滝川の流れの上に架かり、景観だけでなく冒険心をくすぐる日本最長の吊床版吊橋です」

黒滝・森物語村@黒滝村-13
人が渡っているところを下から見たところ。かなり小さいですね。小さなお子さんがダッシュで渡っていたりしましたが、高所恐怖症の私には信じられません!

黒滝・森物語村@黒滝村-14
吊橋のところまで、こんな急な山道を5分ほど歩きます。傾斜はきつめですが、距離は短いです

黒滝・森物語村@黒滝村-15
黒橋吊橋のスタート地点。約115mの長さですから、かなりありますね。「日本最長の吊床版吊橋」とのことですが、これは主ケーブルが直接歩道をささえる形だとか。十津川村・谷瀬の吊橋などは主ケーブルの下に歩道がぶらさがった構造になっているそうです(参考:黒滝吊橋-日本最長の吊床版橋│コスモ技研(株)

黒滝・森物語村@黒滝村-16
この黒滝吊橋は、それほど大きく揺れませんし、両端のワイヤーにつかまりながら歩けます。ただ、足元の板がかなり大胆に隙間が開いていて、下を見ながら歩くと本当に怖いんです!タイプによると思いますが、私のような「一番苦手な乗り物は観覧車です」というタイプの高所恐怖症にとって、この吊り橋は本当に難関でした…

黒滝・森物語村@黒滝村-17
橋の上から施設を見下ろしたところ。自然豊かないいところですね

黒滝・森物語村@黒滝村-18
黒滝川の上流側を見てみると、黒い屋根の「アマゴセンター」があります。ここはアマゴの養殖場で、残念ながら販売などしていないようでした

黒滝・森物語村@黒滝村-19
これだけ両サイドがワイヤーで守られていれば、普通の人はそれほど怖くないかもしれませんが、ダメなものはダメなんです……

黒滝・森物語村@黒滝村-20
両手をワイヤーから離せなかったので、ゆっくりとしか勧めません。この手のものが苦手なうちの奥さんにも大きく遅れて、ようやく渡り切ることができました(笑)



■黒滝・森物語村

HP: http://www.morimonogatari.com/
住所: 奈良県吉野郡黒滝村粟飯谷1番地
電話: 0747-62-2770
駐車場: あり(通常無料。バーベキュー料金は駐車場代こみ)
アクセス: 近鉄吉野線「下市口」からバスで約50分。「黒滝案内センター」下車、徒歩15分


■参考にさせていただきました

黒滝・森物語村 - じゃらんnet
黒滝吊橋-日本最長の吊床版橋│コスモ技研(株)


■関連する記事






  • Twitterでフォローする
  • Facebookページを見る
  • Instagramを見る
  • ブログ記事の一覧を見る







メニューを表示
ページトップへ