2012-07-16

よしむらももえ陶展@古民家ギャラリーら・しい(葛城市)

よしむらももえ陶展@古民家ギャラリーら・しい(葛城市)

葛城市の『古民家ギャラリー ら・しい』さんで開催されている、地元の陶芸家「よしむらももえ」さんの陶展「わたしのうみ」を拝見してきました。外の暑さも、海のない奈良にいることも忘れさせてくれるような、南国の海を連想させる透明感あふれるブルーがとても印象的な作品群でした。


築約180年の歴史ある古民家がギャラリーに

葛城市の『當麻寺』近くにある『古民家ギャラリー ら・しい』さん。築約180年という古民家をリノベーションし、2009年から営業している渋いギャラリーです。

私たちは、2011年11月に行われた「當麻の里あーとの時間」というイベントの際に初めてお邪魔したのですが、それ以来の再訪になりました。


よしむらももえ陶展@ギャラリーら・しい-01

築180年ほどの古民家をリノベーションした渋い建物が目印の『古民家ギャラリー ら・しい』さん。葛城市の古刹「當麻寺」参道を脇にそれた位置にあります。格子戸や白壁、屋根に見える煙出などが歴史を物語っていますね

よしむらももえ陶展@ギャラリーら・しい-02
ギャラリーの入口部分。夏は入口が閉まっていますが、中は冷房がきいて快適ですから、散策途中にでも気軽に立ち寄れます。写真はありませんが、簡単なカフェや物販スペースがあったり、フリーペーパーが置いてあったりします

よしむらももえ陶展@ギャラリーら・しい-03
ギャラリー内部の様子。格子窓と摺りガラスの建具が、いい味を出していますね。この窓は普段は閉まっているそうですが、開け放ったらセミの声が聞こえてきて室温と風情が増しました(笑)


奈良の地で遠い南の海に思いを馳せます

この日、ギャラリーら・しいさんでは、地元の陶芸家よしむらももえさんの陶展「わたしのうみ」が開催されていました(2012年7月22日まで)。

透明感あふれる幻想的なブルーやグリーンの陶芸作品たちが並び、外のうだるような暑さも、ここが古民家ということも、そして海のない奈良ということも忘れてしまいそうな、別世界が展開されていました。

会場にあった作家さんからの言葉には、「今回の作品展では、初めて沖縄で見た海の美しさに感動して作り始めた作品の数々を展示致します。遠い南の海に思いを馳せて、御高覧頂く皆様にも南の海のイメージが伝われば幸いです。」とありました。

よしむらさんとも少しお話させていただきましたが、大きな作品以外は香芝市の自宅で焼いているそうです。こんな地元で、こんな不思議な作品が生み出されているということだけでも驚きますね。作品は壁に貼ったり床においたりするだけではなく、頭上の梁から吊るされたりと、古民家を改装したギャラリーらしい立体的な展示方法も面白かったです。

開催期間は残りわずかですが、當麻散策の途中にでも、ぜひ涼やかな南国の海の雰囲気を感じてみてください!


よしむらももえ陶展@ギャラリーら・しい-04

よしむらももえ陶展@ギャラリーら・しい-05

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よしむらももえ陶展@ギャラリーら・しい-14



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■古民家ギャラリー ら・しい

HP: http://lashie-nara.com
住所: 奈良県葛城市當麻1236
電話: 0745-60-0617
定休日: 水曜日
営業時間: 10:00 - 17:00
駐車場: なし(當麻寺門前の有料駐車場を利用)
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分

※よしむらももえ陶展「わたしのうみ」は、2012/7/7(土)~7/22(日)です


■参考にさせていただきました!

よしむらももえ陶展「わたしのうみ」|ギャラリーら・しいのバタコの日記
【 よしむらももえ(陶芸作家)作品展 - ギャラリーらしい 】 : hamai フォトスタジオ


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