2011-11-26

『當麻の里あーとの時間』@古民家ギャラリーら・しい

『當麻の里あーとの時間』@古民家ギャラリーら・しい

葛城市の當麻寺近くにある『古民家ギャラリー ら・しい』さんを舞台に、「當麻の里あーとの時間」というイベントが開催されたため、初日にお邪魔してきました。私の知人の「ライブ墨絵」というパフォーマンスなども見られて、とても楽しい一日になりました!


築180年ほどの古民家をギャラリーに

葛城市の古刹『當麻寺』の門前には、古い民家などが立ち並んでいます。その少し脇道を入ったところにある、築180年ほどの古民家をリノベーションし、2009年秋から営業しているのが『古民家ギャラリー ら・しい』さんです。

ご主人は、大阪で長年コマーシャルフォト・ビデオ制作に携わってきた方で、還暦を機にその両親の出身地である奈良県へ移り、ギャラリースペースをオープンさせたのだとか。

自宅から近いですし、當麻寺にもよくお詣りしているのですが、門前から北側の細い道へ入った場所にあり、車ではなかなか通らない位置にあるため、しばらくその存在に気づかないでいました。この日、初めて建物の中に入ったのですが、さすがにいい雰囲気でした。


當麻の里あーとの時間@葛城市-01

當麻寺脇すぐの位置にある『古民家ギャラリー ら・しい』さん。築180年ほどの古民家をギャラリースペースに生まれ変わらせています。この日はイベント初日ということもあり、人や車も多くて雑然としていましたが、普段はもっと静かで落ち着いた雰囲気です

當麻の里あーとの時間@葛城市-02
ら・しいさんの入り口にある、ギャラリーの説明など。歴史ある建物の写真なども展示されています。また、見かけは古いながらも、デジタル画像にも対応した照明などにもこだわっていることもアピールしてありました

當麻の里あーとの時間@葛城市-03
天井を見上げると、天板を外して吹き抜け状態になっています。虫籠窓から明かりが取り込んであったり、雑然とした美しさを感じますね


二上山周辺のアーティストの作品を展示

そんなギャラリーを中心として、「當麻の里あーとの時間」というイベントが開催されていると聞いたため、初日にお邪魔してきました。

展示内容は、木工製品やレザークラフト・マーブリング・ガラス・油絵・書など、多種多様なジャンルが集まっています。共通するのは、奈良県・大阪府にまたがる「二上山の周辺で活動していること」。二上山は、当麻の里のシンボルであるのと同時に、大阪側の方もその姿を仰ぎ見ながら生活しているわけですから、このカテゴライズは楽しいですね。私の知らないアーティストの方が多数活動なさっていることを知って驚きました!


■當麻の里あーとの時間

期間: 2011年11月26日 ~ 12月4日
場所: 古民家ギャラリー ら・しい
住所: 奈良県葛城市當麻1236(0745-60-0617)
HP: http://www.lashie-nara.com/arttime.html
営業時間: 10:00 - 17:00


當麻の里あーとの時間@葛城市-04

「當麻の里あーとの時間」の初日の風景。オープニングイベントが開催されることもあって、なかなかの賑わいぶりでした。入り口すぐのところでは、大和高田市の絶品の奈良漬「三笠奈良漬」さん(紹介記事)の販売コーナーも。ウチもここの奈良漬の大ファンなので、喜んで買って帰りました!

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オープニングイベント前の様子。この日は、オープニングイベント「當麻の里 打弦楽器ワークショップ」が開催され、その準備中の様子です。写っているのは、ハンマーダルシマーという楽器の奏者である山口智さんです

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展示作品の一部だけですが、簡単にご紹介しておきます。こちらは、木工パズルなどを製作する「SIGN」湯浅則夫さんの作品たち

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美しい木製家具を制作なさっている「家具工房QULE」川西正晃さんの作品たち

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レザークラフトなどの作品を作る阿倉悦子さんの作品たち

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器や絵画など、地元を中心とした作家さんの作品が展示されています

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二上山をモチーフにしたキーホルダー(@1,000円)。奈良側から観た日が沈む二上山だけではなく、逆さまにすると大阪側から観た日が昇る二上山になるという、凝ったデザインになっています。企画制作の方とも少しお話したのですが、グローブの端材を利用しているのだとか。なるほど!

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筆文字による創作文字の作品を発表している「真龍(しんりゅう)」さんのコーナー。年に数回個展を開催していて、先回も作品が全て完売するほどの大人気なのだそうです!商業デザインなども受けおっていらっしゃいます。干支の「龍」の文字をモチーフにしたTシャツもかっこいいですね!


迫力のライブ【當麻の里 打弦楽器ワークショップ】

この日の15時からは、「當麻の里あーとの時間」オープニングイベントとして、【當麻の里 打弦楽器ワークショップ】が開催されました。

出演は、ハンマー・ダルシマー奏者の山口智さんと、私の知人でもある「Live墨絵」という手法のパフォーマンスを行なっている月与志(つよし)さん。料金1,500円の有料イベントでしたが、会場がいっぱいになるほどの盛況ぶりでした!

まずは、山口さんから、ピアノの祖先と言われる西欧の打弦楽器「ハンマー・ダルシマー」の説明を交えながら、演奏が披露されます。なかなか見かけない楽器で、ピアノとオルゴールの音色を交えたような不思議と落ち着く音色を奏でてくれます。ライブで聞くと、素晴らしいんですよね。全く知らなかった世界ですが感動的でした。

そして、後半には月与志さんも登場して、楽器演奏とLive墨絵のセッションが始まります。ライブ墨絵とは、客前でほぼ即興のように墨絵作品を創り上げていくアートパフォーマンスです。途中まで何が描かれるのか分からないのですが、完成された作品は何かを訴えかけてくるような、墨の力強さがしっかりと伝わってくるものになっています。

時どきお互いに視線を向けながら呼吸を合わせるのが感じられたりするのも、ライブならではの臨場感ですね。初めての経験でしたが、とても楽しかったです!


當麻の里あーとの時間@葛城市-13

まずはハンマー・ダルシマー奏者の山口智さんによる、歴史の説明から。演奏を交えながらワークショップは進められます

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ライブ墨絵中。目の前でイメージを広げながら、即興的に作品が完成されていきます。後から聞いたことですが、墨絵は当初のイメージはあるものの、その場の雰囲気やインスピレーションでどんどん変化していくのだとか。また、セッションはゆうに30分以上続きましたが、山口さんの演奏は全てアドリブだったそうです!ものすごいライブの力ですね!

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ちょっとアップで。ハンマー・ダルシマーのバチ(スティック?)が見えます。ピアノの金属製の弦をそのまま叩いて音を出すような、とても不思議な楽器でした。手前のキーボードと同時に演奏したりするんですから、すごいですね

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ライブ終了後には、本物のハンマー・ダルシマーに触れるチャンスもありました

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この日に描いた3枚の作品と、作者の月与志さんの記念写真。後で、どんなモチーフを、どんなイメージで描いたのかなど、本人からこっそりと聞けたので余計に楽しかったです(笑)

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ライブ墨絵の作品たち。山に月のようなもの

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この日の2つ目の作品。水墨画的な険しい山が描かれているのかと思って見ていたら、勇壮な龍の絵になっていました!すごい!

當麻の里あーとの時間@葛城市-20
この日の月与志さんの衣装。Tシャツのバックプリントに「二上山が好き」と描いてあります!いいですね!



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■古民家ギャラリー ら・しい

HP: http://lashie-nara.com
住所: 奈良県葛城市當麻1236
電話: 0745-60-0617
定休日: 水曜日
営業時間: 10:00 - 17:00
駐車場: なし(當麻寺門前の有料駐車場を利用)
アクセス: 近鉄南大阪線「当麻寺」駅から徒歩約15分


■参考にさせていただきました!

Live墨絵師 月与志 blog
2011/12/1|ギャラリーら・しいのバタコの日記










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