
奈良の真冬の新イベント『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』
今年から始まった、奈良の冬の新イベント『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』へ行ってきました。詳しくはまた加筆・修正しますが、とりあえず簡単なご説明と画像だけアップしておきます。
<※追記>2012年はさらにパワーアップ!
2012年の『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』から、東大寺・戒壇院戒壇堂の夜の公開が始まりました。これは本当に素晴らしかったです!また、春日大社の参道にはミラーボールが吊るされる「ミラクル春日参道」という企画も開催されますが、これも本当に見事でした。温かい格好でお出かけする価値はありますよ!
願いを「花たんざく」に書き冬七夕ツリーへ
『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』のメイン会場は、東大寺と若草山の間にある「浮雲園地」です。入り口付近には「花たんざく」の販売窓口がありました。これは、冬の七夕をイメージしたもので、願い事を書いて所定の「冬七夕ツリー」にぶら下げるというもの。1枚100円で販売されています。
その隣には、吉野本葛の「黒川本家」さんが提供する、しあわせココア「本葛ココア(@500円。花たんざく付き)」のブースもあります。真冬の夜のイベントですからとにかく寒く、たくさんの方が行列を作っていました。
冬の夜に瑠璃色のライトアップが見事
『しあわせ回廊 なら瑠璃絵』は、その名前の通り「瑠璃色=深い青」がテーマカラーとなっていて、LEDやレーザーによる演出が行われています。夏の「なら燈花会」のほのかなロウソクの灯りとはまた違った、寒い冬の空気にぴったりの色彩でしょう。
ただし、開催初年度ということもあって、全体的なライトの量はやや少なめ。光が重なりあって分厚い・・・というところまではいっていないような印象です。しかし、花たんざくを結ぶライトはまた違う形になっていたり、周囲の木にハリセンボンのようなライトが吊るされていたりと、それなりにバリエーションもあって、見ていて飽きませんでした。
また、メインの通路部分は「三脚禁止」です。三脚を持参する方は、通行量の多い場所は避けて、少し離れたところから撮影するようにしましょう。
奈良国立博物館には巨大な竹のオブジェが
奈良国立博物館では、「お水取り展」を開催しており、なら瑠璃絵の期間中は夜間も拝観できるようになっています(21時まで)。高校生以下は常時無料ですので、この機会に入館してみてもいいですね。
新館の前と本館の裏側には、草月流の方々の手による竹製の巨大なオブジェが展示されていました。とても大きく迫力がありましたので、ぜひ立ち寄ってみてください。
春日大社の「お旅所」で暖を取りましょう
奈良国立博物館の新館の裏手、春日大社の「お旅所」にも草月流の方の竹製オブジェがありました。
また、ここはかがり火が灯してあり、他と少し雰囲気が違います。さらに暖を取れる大きな焚き火もありますので、寒さが我慢できなくなったらここに避難するといいでしょう。火の近くにいると、もう他へ移動したくなくなるほど温まります(笑)
東大寺・興福寺・春日大社は夜間特別拝観可
この後、私たちは興福寺へ向かい、中金堂の足場が組まれた様子などを見てきました。
17時から20時半まで、興福寺の「東金堂」、東大寺の「大仏殿」、春日大社の万燈籠と、なら瑠璃絵の期間中は夜間特別拝観を行っていますので、ぜひそちらにも立ち寄ってみてください。夜にお会いする仏さまは、昼間とはまた違った雰囲気があります。
この日は、東大寺の南大門から先と春日大社は、時間が足りずに見ることはできませんでしたが、それぞれに特別なライトアップもあったようです。全て回るにはかなり時間がかかりますが、ぜひ頑張って行ってみてください!
■しあわせ回廊 なら瑠璃絵
HP: http://www.rurie.jp/
開催場所: 奈良公園
開催案内: 0180-993295(テレドーム)
開催期間: 2010年2月11日 - 14日
開催時間: 17:00 - 21:00
■参考サイト
しあわせ回廊 なら瑠璃絵 - 奈良市役所
奈良の新イベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵」 - [寺・神社] All About
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