秋のウルトラマラソン(100km!)の練習として、自宅から「法隆寺→西ノ京(唐招提寺・薬師寺)→平城宮跡」という往復60kmコースを設定して走ってきました。奈良ならではの豪華なコース設定でまったく飽きることなく、楽しく完走できました!
『四万十川ウルトラマラソン』に向けて練習中
2025年も趣味のランニングに夢中になっておりまして、今年秋に開催される『第31回 四万十川ウルトラマラソン』(距離は100km!)に向けて練習を重ねています。
▲昨年は私の生まれ故郷である新潟県上越市で開催された大会に初参加しました。
秋のレースは、基本的に一生懸命に走り込む時期が真夏になるので、ここ数年の熱帯化した日本では本当にしんどいんです。100kmマラソン用に長い距離をゆっくりと走る練習が必要なんですが、毎日ほんと暑くて暑くて。倒れるんじゃないかと思いながら頑張ってきました。
練習の仕上げの「60km走」を楽しむために
私は100kmマラソンの練習メニューとして、岩本能史さんの『完全攻略 ウルトラマラソン練習帳』という本を参考にしています。フルマラソンの持ちタイムごと、またはウルトラマラソンの目標タイムごと練習メニューが指定してあり、内容はヘビーですがとても信頼感があります。
この練習メニューの中で、レース本番の4週間前に「ソツケン(卒検)」という名称で、これまでの練習成果を確かめるための超ロング走があります。
その内容は「レース本番と同じペースでの60km走」!
一人っきり、エイドなどもない状態で60km(私でだいたい7時間くらい)を走るのですから、まぁしんどいんです。レース当日のアドレナリンが出まくっている状態であれば、まだお祭り気分でいけるんですが、これを一人でこなすのはかなりの精神力が必要です。
とはいえ、私のような奈良に暮らす人間であれば、有名な「観光地巡り」をしている間に60kmなど走破できてしまうのですから、これはなかなか贅沢な体験でもあります。
今回は自宅から往復60kmコースを設定して自力で走ってきました。
距離を測ると、自宅からちょうど30kmくらいの位置に平城宮跡がありますから、「法隆寺→西ノ京(唐招提寺・薬師寺)→平城宮跡」という流れになります。チェックポイントがどこも豪華なのでまったく飽きません。楽しく完走してきました!
奈良の世界遺産を巡る贅沢コースでした!













この日は結局「走行距離 60.5km & 合計タイム 6時間42分03秒」でした。途中のコンビニで水分補給や休憩もしましたので、それなりにいいペースだったと思います。
奈良でのランニングは贅沢&楽しい!
振り返ってあらためて思いますが、コースが本当に贅沢ですね!おかしな言い方になりますが “世界遺産だらけ” です 笑
今回のコースに加えて、奈良市中心部の東大寺・興福寺・元興寺などを周ったり、世界遺産への登録が目前となっている飛鳥・藤原エリアを周ったりすることも可能です。
「奈良県民になって良かった!」
こんな時に心からそう思ったりします。



