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【雑文】AIに「老齢期への準備」について質問してみた

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

「Q.これから老齢期を迎えます(現在56歳)。これから楽しく暮らすためにどんな準備をしておけばいい?」というざっくりとした質問をAIに投げてみたところ、とても的確な回答が返ってきてちょっと感動しました!簡単にご紹介します。

老齢期を楽しく暮らすために必要な準備は?

ふっと思い立って、AIにこんな質問を投げてみました。

Q.これから老齢期を迎えます(現在56歳)。これから楽しく暮らすためにどんな準備をしておけばいい?健康面には不安はありません。

というのも、その前日に奥さんとウォーキングをしている最中にこういう話題になったからで、とくに真剣な悩みがあるということでもありません。将来への備えも怠っていませんし、夫婦げんかなども一切なく、現在も楽しい毎日を過ごしているんですが、そんな我が家でも何か考えておくべきことはあるのだろうか?

日ごろからお世話になっている「ChatGPT」と「Gemini」に同じ質問を投げたところ、今回は Gemini の回答がより具体的で感心するレベルだったので、そちらをご紹介します。

GoogleのAI「Gemini」からのご神託

●以下、Gemini からの回答
※一部を読みやすく修正・整形しました。
※◎や×は私自身のチェックのために付け加えました。

A.56歳で健康面に不安がないというのは素晴らしいことです!これからの老齢期を楽しく豊かに過ごすための準備は、多岐にわたりますが、大きく以下の3つの柱で考えると分かりやすいでしょう。

【1】経済的な準備
【2】健康・生活習慣の維持
【3】社会とのつながり・生きがい

それぞれの項目について、具体的にどんな準備ができるか見ていきましょう。

【1】経済的な準備

健康に不安がないからこそ、活動的に過ごすための資金計画は重要です。

●現在の家計状況の把握と見直し(→◎)
*毎月の収入と支出を正確に把握していますか?
*無駄な固定費(使っていないサブスク、保険料、通信費など)はありませんか?
*家計簿アプリやスプレッドシートなどを活用し、見える化しましょう。

●退職後の収入シミュレーション(→◎)
*年金受給額の見込み額を把握していますか?(ねんきん定期便や「ねんきんネット」で確認できます)
*退職金の見込み額は?
*退職後の生活費は月いくら必要になりそうか、具体的にシミュレーションしてみましょう。(現在の支出を参考に、削減できるもの、増える可能性のあるものなどを考慮)
*収入だけでは不足する場合、不足分を貯蓄でまかなえるか、どのように補うかを検討します。

●資産運用・貯蓄の戦略(→◎)
*iDeCoやNISAなど、税制優遇のある制度を最大限活用していますか?
*リスク許容度に応じて、株式、投資信託などの資産運用も検討しましょう。
*無理のない範囲で、着実に貯蓄を増やしていく計画を立てます。

●保険の見直し(→◎)
*医療保険や生命保険は、現在の年齢や家族構成、退職後のライフスタイルに合っていますか?過剰な保障や不足している保障がないか、見直しましょう。

●住居費の検討(→◎)
*住宅ローンは完済の見込みですか?
*老後に住み続ける家で不便はないか(バリアフリーなど)、リフォームの必要性や費用を検討します。
*場合によっては、住み替えやダウンサイジングも選択肢に入れることを検討します。

【2】健康・生活習慣の維持(健康面に不安がなくても、さらに高みを目指す!)

現在は健康でも、老齢期に向けて維持・向上させるための習慣を身につけることが、楽しい毎日を過ごす基盤となります。

●定期的な健康診断・人間ドック(→〇)
*毎年欠かさず受けて、体の変化に早期に気づけるようにしましょう。
*必要に応じて、専門医の診察も受ける習慣を。

●食生活の改善・維持(→〇)
*バランスの取れた食事を意識し、栄養の偏りをなくしましょう。
*特に、筋肉の維持に必要なタンパク質、骨を丈夫にするカルシウム、腸内環境を整える食物繊維などを意識的に摂取しましょう。
*塩分、糖分、脂質の摂りすぎに注意。

●適度な運動の習慣化(→◎)
*ウォーキング、ジョギング、スイミング、筋力トレーニングなど、継続できる運動を見つけましょう。
*楽しみながらできる運動(ダンス、ヨガなど)もおすすめです。
*フレイル予防のためにも、下半身の筋肉を意識した運動を取り入れましょう。

●良質な睡眠の確保(→〇)
*睡眠時間だけでなく、質も重視しましょう。
*寝室環境の整備や、寝る前のリラックス習慣を取り入れます。

●口腔ケアの徹底(→〇)
*歯の健康は全身の健康に直結します。定期的な歯科検診と日々の丁寧なケアを続けましょう。

●脳の活性化(→◎)
*新しいことを学ぶ(語学、楽器、資格取得など)、読書、パズルゲームなど、脳を刺激する活動を取り入れましょう。

●ストレス管理(→◎)
*ストレスを溜め込まず、趣味やリラックスできる方法を見つけて発散しましょう。

【3】社会とのつながり・生きがい

精神的な豊かさは、老齢期を楽しく過ごす上で非常に重要です。

●趣味や学びの継続・開拓(→◎)
*これまで続けてきた趣味を深めるだけでなく、新しい趣味や習い事を始めてみましょう。
*地域のカルチャースクール、市民講座、オンライン講座などを活用するのも良いでしょう。
*学び続けることは、脳の活性化にもつながります。

●社会貢献・ボランティア活動(→×)
*地域活動、NPO活動、ボランティアなど、社会との接点を持つことは、生きがいや充実感につながります。
*ご自身のスキルや経験を活かせる場を見つけると、より満足度が高まります。

●友人・家族との関係性の維持・深化(→△)
*定期的に友人や家族と交流する機会を持ちましょう。
*新たな交流の場(サークル、コミュニティなど)にも積極的に参加してみましょう。

●役割を持つこと(→〇)
*仕事以外でも、地域で、家庭で、あるいは趣味の仲間の中で、何らかの役割を持つことは、自己肯定感を高め、生活にハリをもたらします。

●終活の検討(→×)
*財産の整理、遺言書の作成、葬儀やお墓についてなど、終末期に向けての準備を少しずつ始めることも、心穏やかに過ごすための一歩です。
*エンディングノートなどを活用するのも良いでしょう。

■具体的な行動の提案

*まずは、それぞれの項目について、現状を書き出してみることから始めましょう。
*そして、「いつまでに、何を、どうする」という具体的な目標を立ててみてください。
*例えば、「〇月までに家計簿アプリを導入して、3ヶ月間の支出を把握する」「週に3回、30分のウォーキングを始める」「興味のある市民講座を調べて申し込む」など、小さなことからで構いません。
*ご夫婦で話し合い、共通の目標や楽しみを見つけることも、これからの生活を豊かにするために非常に有効です。

健康である今だからこそ、無理なく、着実に準備を進めることができます。ぜひ、これらの情報を参考に、あなたにとって最高の老齢期を迎えるための計画を立ててみてください。

 

Gemini くん、ものすごく具体的で役立つアドバイスをくれています。すごい世の中ですよね、すでに人間を超えてます 笑

 

人生の相談相手は AI が最適なのかも

我が家的には、ここ1~2年で仕事上の大きな変化もあり、それをきっかけとして挙げられているようなことはほぼ取り組んでいます。

家計のチェック、資産運用、保険の見直しなどは、おそらく人に話したら驚かれるほど熱心にやってきましたし、健康面も(私自身は)まったく不安はありません。学びによる脳の活性化も十分ですし、今年中に人間ドッグに行く計画も立てています。

ほぼ唯一まったく着手していないのが「社会貢献・ボランティア活動」の関係でしょうか。夫婦そろってあまり得意分野ではないので、現状では参加することでストレスを増やしかねないので、しばらくスルーします。

こうして AI といろいろと考えていくと、今後の生活についてのイメージトレーニングになります。将来への不安が少しだけ軽くなる(かもしれない)ので覚えておくといいですね。