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へび年に「巳(みぃ)さん」へ!大神神社(桜井市)に初詣へ行ってきました

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遅くなりましたが、1月15日の小正月にようやく「大神神社」へ初詣をさせていただきました。2025年はへび年です。蛇を神の化身とし、「巳(みぃ)さん」と呼び親しんできた大神神社は一年のスタートに相応しいでしょう。2025年が良い年となりますように!

手水や絵馬にも「巳さん」の姿があります

2024年の年末から新年にかけて、例年通り北陸の実家へ帰省していた私たち。年が明けてから比較的いいお天気に恵まれてきたんですが、なにせ寒くてなかなか初詣に行く気力も起きず、気になりながらもずっとインドアにこもっていました。

しかし、1月15日もなってようやく外へ出る機会があったので、遅ればせながら桜井市の「大神神社(おおみわじんじゃ)」InstagramTwitter)に参拝して、2025年が良き一年となるようお願いしてきました。

▲大和国一之宮である「大神神社(おおみわじんじゃ)」は、三輪山を御神体に、大物主大神(おおものぬしのおおかみ)を主祭神とする歴史あるお社です。

この日は1月15日の小正月で、大神神社では「大とんど」が行なわれることもあり、広い駐車場もほぼ満車。たくさんの参拝客がお越しでした。
▲2025年は「巳(み)年」です。大物主さまの化身としてヘビを祀る大神神社では「巳(みぃ)さん」として普段から親しまれており、いたるところにその姿が見られます。手水にもヘビがいらっしゃって清めの水を出しています。
▲拝殿前。平日(水曜日)の午後でしたが、たくさんの参拝客で賑わっていました。きっとお正月はものすごい人出だったんでしょうね。
▲遅くなりましたが、私たちも2025年の年始のお参りを済ませることができました。今年も(今年は)いい年になりますように!
▲拝殿には、今年の干支「巳(み)」を描いた大きな絵馬が飾られています。三輪山と麓の大鳥居を、巨大なヘビがぐるりと囲むというなかなかインパクトのある構図ですが、巳さんに護られている神聖な三輪ならではですね。

▲拝殿前の、神の化身である白蛇が棲むという「巳の神杉」にもたくさんの参拝客がお参りしていました。

この日は小正月の「大とんど」でした

▲祈祷殿の前庭部分では、「大とんど」の火が焚かれていました。
大神神社の大とんどは、正月のしめ飾りや旧年のご神札などを御神火でで焼き上げてもらえます。たくさんの破魔矢などが持ち寄られていました。
▲竹竿の先に焼き網がついた道具を使って、大とんどの火でお餅を焼いている方たちも。これを食べたらご利益がありそうですね!
▲また、普段は参集殿の入口部分に鎮座する「なでうさぎ」も、お正月は祈祷殿前の特設スポットに移動していました。

▲なでうさぎを撫でて、御神縁をいただきました。

大神神社の大祭「大神祭」は、崇神天皇の時代から「卯の日神事」と呼ばれるなど、ウサギも御縁の深い動物です。このなでうさぎは、江戸時代から一の鳥居前の大灯籠の火袋を守っていたもので、灯籠が撤去されて以来、こうしてなでうさぎとして活躍しています。

境内の絵馬も、ヘビとウサギが描かれたものがあります。大神神社ならではの組み合わせですね!
▲現在、大神神社の参道は整備工事が続いていますが、古くからある神具店などではいろんなアイテムが販売されていました。「盛り塩セット」などもありましたのでご自宅にぜひ。

大神神社

HP【公式】三輪明神 大神神社 (おおみわじんじゃ)
SNSInstagram Twitter
住所奈良県桜井市三輪1422
電話0744-42-6633
駐車場無料駐車場あり

※実際にお参りしたのは「2025年1月15日」でした。