奈良を愉しむ

『奈良マラソン2024』自己ベスト更新&目標タイムをクリアしました!

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記念すべき15回目の開催となった『奈良マラソン2024』。2日間で約1.8万人のランナーが大和路を駆け抜けました。私自身も「サブ3.75(※3時間45分切り)」を目指して本気で練習を重ね、必死こいて走ったところ、無事に想定以上の好タイムを記録。55歳にして自己ベストを更新できました!

2日間で約1.8万人のランナーが参加

2024年で記念すべき15回目の開催となった「奈良マラソン」InstagramFacebook)。今年も参加させていただきました。

初日の7日(土)には「ミニ奈良マラソン(2km×2周)」が、8日(日)は「フルマラソン(42.195km)」「ペアリレーマラソン(42.2km)」「世界遺産10K(約10km)」が開催され、2日間で約1.8万人のランナーが奈良の街を駆け抜けました。

昨年、念願だったサブ4(※フルマラソンを4時間以内で完走すること)を達成した私(55歳・♂ですが(詳しくはこちら)、今年はさらに練習を重ねて、「サブ3.75(※3時間45分切り)」を目指して頑張りました。

結果から言うと、過去イチの完璧なレース展開となり、無事に自己ベストも目標タイムも大きく更新できました!

「奈良マラソン2024 EXPO」会場は大賑わい

▲『奈良マラソン2024』は2日間にわたって開催されました。初日は「ミニ奈良マラソン」に加えて、翌日のフルマラソンに参加する方たちの事前受付があるため、EXPO会場はたくさんの人で賑わいました。今年もこんなフォトスポットが登場!
EXPO会場内にはたくさんの屋台が並びます。2日とも比較的冷え込んだため、温かいメニューが人気でした。またスポーツ用品販売のSTEPさんの大きなブースがあったり、奈良の地場産業である靴下メーカーさんが出店していたり、ランニンググッズがリーズナブルに手に入るチャンスでもあります。
▲この日、EXPO会場で三輪そうめん、粕汁、串こんにゃくなどをいただきました。もう一枚は夜に食べたなか卯さんの親子丼+うどんです。ランナーは本番前には炭水化物を多めに摂取するんです(カーボローディングといいます)。
▲またステージでは今年もレジェンドランナー・瀬古利彦さんのトークイベントがあったり(とても話がお上手なんですよ)、さまざまな企画が行なわれました。
▲スポンサーブースもユニークでした。村本建設さんのブースでは、「目指せ!-42.195g 体重計イベント」が。レース後に体重を測って、前日よりも「-42.195g」(グラムです)なら成功というもの。フルを完走した私はさすがに1000g(=1kg)近くは減っていて、楽々クリアできました 笑

レース当日。早く並んだら余裕ありました

▲レース当日の朝7時10分ごろ。スタート地点となるロート奈良鴻ノ池パークには、早朝からたくさんのランナーの列が続きます。
▲着替えなども済ませて、レース前の記念撮影など(鹿キャップは借り物です)。当日の天候は「最低気温6.2℃、最高気温10.5℃、やや風あり」くらい。極端に寒がりなので今回は「長袖Tシャツ+しっかり目の上着」で走りました。前日配布されていた防寒用ビニールはスタート直前に脱いでます。

今回は例年より20分くらい早い電車で会場入りしたので、行列なども短くてだいぶ楽でした。ほんのちょっと早く出るだけでこんなにストレスが減るんですね。
▲昨年にサブ4を達成していたので、スタートゲートは以前よりもだいぶ前の「D」に。さらにスタート40分前にゲートインしたのでその中でもだいぶ前に位置どることができました。人が多すぎてスマホの電波もほとんど無い状況ですが、気合が入っていたからでしょうか、意外と退屈もせずに待てました。

今回のレースプランのメモを、レース中に見やすいようにとカードケースの中に入れてみました。前半はとても役立ってくれたんですが、20km手前でどうやら落としてしまったようで…。来年はチェーンで繋ぐなど何かしらの対策を考えたいと思います。

エイド食もコンプリート!最高のレースに!

いよいよ奈良マラソンがスタート!平城宮跡・朱雀門を横目にランナーたちが駆け抜けます。

毎年レース中にたくさんの写真を撮影するんですが、それがタイムが良くない言い訳にもなっていました。2024年はそれなりにガチだったので、撮影は極力控えてレースに集中する方針でした(それでも結構な枚数になりましたが)。
▲近鉄奈良駅前を若草山へ向かって走ります。向かって右の車線はフルマラソン、左は10kmマラソンのランナーです。こんな大通りを堂々と走れるだけでも楽しいのに、ずっと沿道からたくさんの声援をいただけて、本当にありがたいです。ありがとうございます!
▲さらに東大寺を過ぎて、コースは南へ。鹿たちがのどかに過ごす飛火野を通過します。
▲15kmを過ぎてから窪之庄南交差点を東へ。ここまででも細かなアップダウンの連続なんですが、ここから本格的な上り区間が始まります。

この先で、奈良マラソン応援団長・今ノ葉狂志郎さん、さらに天理市ではお馴染みの有森裕子さんの応援などもあって、元気をいただいたんですが、それらを撮影している余裕はなし。先を急ぎます。
▲私にとって、何故か奈良マラソンの上り区間の象徴となっている白川大橋。きつい中でぱっと視界が開ける感じがして嬉しいんですが、肉体的にはしんどい限り。

※毎年この白川大橋で応援してくださる丹下段平ご一行様、本当にありがとうございます!毎年くすっと笑えて元気をいただいてます!
天理市街地では、今年はまだイチョウの紅葉が残っていてとても美しかったです。

この写真に映り込んでいるのが、スーツ姿の仮装ランナーさんです。スーツを着て通勤カバンを片手に持ちながらフルマラソンを走ってるんです(しかも速い)!今年もいろんな仮装の方がたくさんの声援を受けていましたが、私の知る限りこの方が一番人気でした。沿道から爆笑が起きるって相当ですよ 笑
▲レースが終盤に差し掛かり、調子は良かったとはいえ肉体的にも精神的にもしんどくなってきた35kmあたりで、ついに3時間45分のペースランナーを発見!この集団を追い越せば目標タイムクリアは確実です。まだ前に出られるだけの余力があったので、これで「いける!」と気分が楽になりました。

▲ゴール前、沿道から応援してくれてたウチの奥さんが撮影した一枚です。5km以上もラストスパートを続けてきて、ゴール目前でしんどい坂を上った直後なのでもうヘトヘトなんですが、最後の元気を振り絞ってます!

▲2024年の奈良マラソンも無事にゴールできました!

▲頑張った甲斐があって、当初の目標だった3時間45分をさらに縮めて、「3:38:12」でした。ペースランナーを追い越したあたりから「ここで頑張れば3時間40分も切れるんじゃ?」と気づいてしまったので、最後までしんどいしんどい。クリアできて良かったです!

今回のもう一つのテーマは「エイド食は全部食べる」でした。石井物産さん柿もなか、天理では恒例のぜんざい、さらに中谷本舗さん柿の葉寿司とどれもしっかりいただきました。さらにレース後には高山製菓さんおかきの配布も。

私も含めたランナーの皆さん、どれもレース中などでじっくり味わってる余裕もなかったと思いますが、どれも奈良を代表する名物で本当に美味しいんですよ。ぜひあらためてご賞味あれ。
▲レース終了後、首には復活した完走メダル、手にはフィニッシャータオルを広げての記念撮影。最高の内容で走りきった後ですから、自然と得意げな顔になりますよね 笑

【余談】レース中のEXPO会場の様子など

▲私が走っている最中、ウチの奥さんが会場の様子を撮影してくれました。EXPO会場は10kmを走り終えた方、ランナーのご家族などで結構な賑わいだったそうです。マラソンに興味のない方でも屋台だけ食べに来たりもできますので、来年はぜひ。
▲ゴールの様子。スタンドも開放されていて、ここから観覧することもできるんですね。知らなかった!
▲レース後のご褒美メシは、さんざん迷った結果、自宅近くの鳥貴族さんへ。重圧から開放されたので、ビールもメガジョッキですし、揚げ物やらチーズやら食べまくりです。乾杯!

今年も素敵な大会をありがとうございました!

15回目を迎えた今年の奈良マラソンも、最初から最後まで楽しませていただきました。

奈良マラソンの関係者の皆さま、ランナーたちを支えてくださったボランティアの皆さま、沿道から熱い声援を送ってくださった皆さま、全国から参加してくださったランナーの皆さま、交通規制でご迷惑をおかけした地元にお住いの皆さま。

本当にありがとうございました!

来年も、そして私が70歳(!)となる15年後の第30回大会も、またこうしてニコニコしながら大好きな奈良の街を走らせていただきたいと思っています。これからもよろしくお願いいたします!

奈良マラソン2024

HP【公式】奈良マラソン2024
SNSInstagram Facebook
開催日2024年12月7日(土)・8日(日)
主会場ロート奈良鴻ノ池パーク(奈良市鴻ノ池運動公園)
種目マラソン(42.195km)
・定員:11,750人(奈良県民枠3,000人、一般枠8,750人)
・参加料:参加賞あり 13,000円、参加賞なし 12,500円
ペアリレーマラソン(42.2km)
・定員:250組(500人)
・参加料:参加賞あり 23,000円、参加賞なし 1人につき500円引き
世界遺産10K(10km)
・定員:4,000人
・参加料:
2006年4月2日~2009年4月1日生まれ – 参加賞あり 3,500円、参加賞なし 3,000円
2006年4月1日以前生まれ – 参加賞あり 5,500円、参加賞なし 5,000円
※85分以内で完走できること
ミニ奈良マラソン(2km×2周)
・一般の部:定員 1,500人、参加料 2,000円
・車いすの部(2.2km):定員 10人、参加料 2,000円
・ペアの部:定員 100組(200人)、参加料 3,500円(2人合計)

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