かつて何よりも大事にしていた「レコード&カセットテープ」。自宅ですっかり埃をかぶっている方も多いでしょう。「人生で最も重要なものは『思い出』である」というマインドのもと、インテリアとして飾ったり、カセットテープに録音された幼少期の歌声をMP3化したり、いろいろと活用してみました。
80年代のカセットテープ文化を懐かしむ
以前にご紹介した「VHSビデオをデジタル化」(紹介記事)に先立って、同様に過去の貴重な思い出である「カセットテープ&レコード」の整理と活用にも取り組んでいました。
カセットは、ほぼSONY製。懐かしいCHFやAHF、POPに、UCXやDUADなどなど。懐かしくてかっこいいので、どこかに飾ろうと思います! pic.twitter.com/pm5LSev2YP
— naka (@nara_naka) January 6, 2022
古いレコードの一部も回収してきました(飾る用に)。デザインがいいよねー。尾崎豊さん1stとか、マット・ビアンコの前身バンドの名盤もあったり。ほとんどサブスクで聴けるけど、アナログ盤は貴重ですね! pic.twitter.com/0UbWm7ukS1
— naka (@nara_naka) January 6, 2022
このように Twitter などに投稿したところ、同世代の方たちを中心に「懐かしい!」「物持ちがいい!」など、たくさんの反響をいただきました。
カセットテープには「レタリングをして楽しむ」という文化がありまして、80年代くらいはそのピークだったように思います。わざわざ安くないレタリングシートを買ってきて、アーティスト名やアルバム名をちまちまと転写するなんて、今となってはどこからそんな情熱が湧いていたのか……と思うほどの熱心さでしたね。
また、やはりこの時代のカセットテープのデザインには強い愛着があって、これを見えるようにディスプレイする方法も編み出しました。


基本的にSONY派(というか、田舎すぎてSONYしか売ってなかった)だったので、手元にあるのはほぼSONY製ばかり。上から CHF・BHF・AHF・JHF・UCX・UGX-S・DUAD・POPS です。あらためて見ても懐かしい!
他の方々がどうやって楽しんでいるのかはわかりませんが、メルカリで「中古カセットテープ」などと検索すると、それなりの数が見つかり、いいお値段で取引されているようです。ぜひ探したり、出品してみたりしてください。

▲また、アナログレコード(いわゆるLP)も、リビングの壁面に飾っています。実家から持ち帰ったものだけではなく、後からブックオフで買い足したりしました。完全に自己満足の世界ですが 笑
ブックオフ香芝店さんへ行ってみたら、アナログレコードのコーナーが結構すごくて楽しかった。80年代洋楽が多めで懐かしいものもちらほら。
— 奈良のナカさん @ブログ【奈良に住んでみました】 (@nara_naka) May 25, 2024
U2『War』とスタイル・カウンシル『Our Favourite Shop』を購入(3000円くらい)計。どちらも今でもよく聴いてる大好きなアルバムで嬉しい!#奈良 pic.twitter.com/4p8LRULA7t
カセットテープの音源を「デジタル化」
カセットテープなどは飾って楽しむだけではなく、過去のアナログデータの「デジタル化」も行いました。


データが見つからないことも。作業はお早めに!
私たち兄弟が幼かった頃にカセットテープに録音された音声データは、何本か存在した記憶があるのですが、残念ながら1本しか発見できませんでした。
大人になってから聞き返したことがあったため、はっきりと記憶しているのですが、まだ文字が読めなかった私のために、父が本(確か『超人バロム・1』の怪人たちの秘密基地のページ)を読み上げ、私がそれに続いて復唱している…という録音があったのですが、そのデータがどこにも見当たらないのです。
今さら上書き録音するはずもないですし、廃棄したとも考えづらいのですが、古いものは理由もわからず失われていくんでしょう。本当に残念です。
皆さんも、貴重な思い出は面倒くさがらずにぜひデジタル化しておきましょう!