下り坂をゆっくり下る

【雑文】カセットテープを「デジタル化」&「インテリア化」

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

かつて何よりも大事にしていた「レコード&カセットテープ」。自宅ですっかり埃をかぶっている方も多いでしょう。「人生で最も重要なものは『思い出』である」というマインドのもと、インテリアとして飾ったり、カセットテープに録音された幼少期の歌声をMP3化したり、いろいろと活用してみました。

80年代のカセットテープ文化を懐かしむ

以前にご紹介した「VHSビデオをデジタル化」紹介記事)に先立って、同様に過去の貴重な思い出である「カセットテープ&レコード」の整理と活用にも取り組んでいました。

このように Twitter などに投稿したところ、同世代の方たちを中心に「懐かしい!」「物持ちがいい!」など、たくさんの反響をいただきました。

カセットテープには「レタリングをして楽しむ」という文化がありまして、80年代くらいはそのピークだったように思います。わざわざ安くないレタリングシートを買ってきて、アーティスト名やアルバム名をちまちまと転写するなんて、今となってはどこからそんな情熱が湧いていたのか……と思うほどの熱心さでしたね。

また、やはりこの時代のカセットテープのデザインには強い愛着があって、これを見えるようにディスプレイする方法も編み出しました。

【インテリア】LPレコードとカセットテープを壁面に飾る(2022-01-30)実家に眠っていた、1980年代くらいのLPレコードとカセットテープを自宅に引き取ってきました。どちらもデザインがとても美しいので、100円ショップ「セリア」さんのアイテムなどを使ってみたところ、手軽で安価な壁面ディスプレイが完成しました!

いつも座っているデスク横の壁面に、カセットテープをずらりと並べています。リールの穴部分に押しピンを引っ掛けるだけなのでお手軽です。

基本的にSONY派(というか、田舎すぎてSONYしか売ってなかった)だったので、手元にあるのはほぼSONY製ばかり。上から CHF・BHF・AHF・JHF・UCX・UGX-S・DUAD・POPS です。あらためて見ても懐かしい!

他の方々がどうやって楽しんでいるのかはわかりませんが、メルカリで「中古カセットテープ」などと検索すると、それなりの数が見つかり、いいお値段で取引されているようです。ぜひ探したり、出品してみたりしてください。

▲また、アナログレコード(いわゆるLP)も、リビングの壁面に飾っています。実家から持ち帰ったものだけではなく、後からブックオフで買い足したりしました。完全に自己満足の世界ですが 笑

カセットテープの音源を「デジタル化」

カセットテープなどは飾って楽しむだけではなく、過去のアナログデータの「デジタル化」も行いました。

カセットテープのデジタル化(=MP3化)のために購入したのはこちら。かつてのウォークマンくらいのサイズのマシンで、2024年の最新版はAmazonで2,699円で販売中です。デジタル化とともに、普通のプレイヤーとしても使えます。変換にパソコンは必要ですが、操作も簡単でした。
▲スピーカーに繋いで再生したところ。ボリュームが低いので聞き取りづらいですが、(私か兄のどちらか)が「ウルトラマンA」のテーマ曲を熱唱しています!こういうデータは後世まで残しておくべきですよね 笑
▲なお、あまりにも古いカセットテープは、リールが軸から剥がれてしまっているものもありました。この程度の破損であれば、粘着テープを使って自分で直せます。大切なデータが録音されている場合は業者さんへ依頼するといいですね。

データが見つからないことも。作業はお早めに!

私たち兄弟が幼かった頃にカセットテープに録音された音声データは、何本か存在した記憶があるのですが、残念ながら1本しか発見できませんでした。

大人になってから聞き返したことがあったため、はっきりと記憶しているのですが、まだ文字が読めなかった私のために、父が本(確か『超人バロム・1』の怪人たちの秘密基地のページ)を読み上げ、私がそれに続いて復唱している…という録音があったのですが、そのデータがどこにも見当たらないのです。

今さら上書き録音するはずもないですし、廃棄したとも考えづらいのですが、古いものは理由もわからず失われていくんでしょう。本当に残念です。

皆さんも、貴重な思い出は面倒くさがらずにぜひデジタル化しておきましょう!