奈良を愉しむ

ロウソクの灯りが揺れる『なら燈花会 2024』のんびり歩いてきました

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古都・奈良の夏の夜に、美しいロウソクの灯りが揺れる『なら燈花会 2024』(8月5日~14日)へ行ってきました。ほぼ毎年拝見していますが、今年もたくさんの来場者でに賑わっていました。風情ある夜の奈良をのんびりお散歩してきましたので、簡単にご紹介します!

興福寺五重塔の工事など、開催エリア変更あり

古都・奈良の夏恒例となったイベント『なら燈花会』TwitterInstagramFacebook)。26回目を迎えた2024年は、昨年に引き続きフル開催となっています。

祝!第25回目!奈良の夏の夜の風物詩『なら燈花会2023』レポート(2023-08-11)古都・奈良の夏の夜を、幻想的なろうそくの灯りで彩る『なら燈花会2023』(8月5日~14日)。第25回目の節目となる今年は、コロナ禍以前の規模に完全復活しました。夜の奈良をのんびり歩くのは、やはりとても楽しかったです!

祝!3年ぶり有観客での開催となった『なら燈花会2022』(2022-08-09)古都・奈良の夜をほのあかりで彩る『なら燈花会2022』(8月5日~14日)。コロナ禍のため通常開催が見送られてきましたが、3年ぶりに有観客で開催中です!奈良の夏の風物詩が戻ってきて、嬉しい限りですね。感慨深いです!

私たちはここ十数年(※コロナ禍で未開催の年は除く)、毎年楽しませていただいてますが、2024年は興福寺・五重塔の修理工事が始まったり、大迫力だった春日野園地会場での開催が無くなったりと、いろいろと曲がり角を迎えています。

私たち夫婦ももう五十代半ばとなり、夏の猛暑を厳しく感じる年になってきましたので、今年は「ゆっくり夜のお散歩をする」つもりで無理しない程度に楽しんできました。簡単にご紹介します。

奈良の夜が幻想的な灯りに包まれます

▲もうすっかり恒例となった『なら燈花会 2024』。夏の夜、ほのかに揺れるろうそくの灯りに奈良の街が包まれます。コロナ禍が落ち着いてインバウンドの方々も増えていますから、いたるところから外国語が聞こえてきました。いい記念になるといいですね!
▲浮雲園地会場の様子。ロウソクが灯るカップの間に入って記念撮影もできます。
竹を使った灯りがともる浅茅ヶ原会場。風情がありますね。

▲私たち日本人は竹製のオブジェは比較的見慣れていますが、海外の方(特に欧米の方)からはきっとよりオリエンタルに見えるんでしょうね 笑

浮見堂会場の灯り。鷺池には灯りをともした貸しボートも浮かびます(大人気で結構な行列になっていました)。橋から見ても美しいですが、ボートに乗って水面から近い位置から見たらまた違った美しさでしょうね。
▲浮見堂にはたくさんの灯りが。なら燈花会の灯りがともされている間はここから先へ立ち入ることはできません。スマホでも映える写真が撮れますよ!
▲奈良の夜空に伸びるクレーンと、その先に細く輝く三日月。

▲奈良の中心部ではなかなか見かけることのないクレーンですが、興福寺・五重塔の修理工事のため、この高さでそびえ立っています。五重塔もすっかり覆屋に囲まれて姿が見えなくなりました。

大和郡山名物「いちじくやきそば」とは!?

甍-Iraka-会場前には、今年もいろんな飲食店が出店しています。かき氷やラーメン、生ビールなどなど、いろんなグルメが楽しめますが、
▲びっくりしたのが「大和郡山名物いちじくやきそば」でした。

大和郡山市ではイチジクの栽培が盛んになっており、「いちじくワイン~無花果の一滴~」なども商品化されています。それはそれとして、まさか “いちじく×焼きそば” という道があるとは!
▲こちらが「大和郡山名物いちじくやきそば」700円(大は1,000円)です。

お肉の焼印で微笑んでいるキャラクターは「郡山いちじく嬢」です(会場に顔ハメ看板もありました)。もっちりした太麺の焼きそばで、奈良県産のイチジクをマヨネーズに練り込んで使用しているとか。

どんなお味かとおそるおそる食べてみたら、ちゃんと普通に美味しくて安心しました!笑

東大寺南大門の金剛力士像の撮影もお勧め

東大寺会場は8月13日・14日のみの開催ですが(※春日大社会場も8月14日のみ)、南大門は夜のライトアップをしているのでぜひ立ち寄ってみてください。

▲東大寺南大門・金剛力士像(阿形像)の夜のお姿。昼間だと前面の金網が目立ってあまりきれいに見えませんが、夜はくっきりと拝見できます。

▲左手の手のひらをアップにしたところ。力強さがはっきりと伝わってきます。夜こそ観察と撮影の好機ですよ!

なら燈花会 2024

HP【公式】なら燈花会
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期間2024年8月5日(月)~8月14日(水)
点灯時間19:00~21:30
注意事項※なら燈花会の期間中、奈良公園周辺は大変な混雑となります。会場へは公共交通機関をご利用ください。
※なら燈花会の会場では、三脚を用いて撮影は禁止されています。
※奈良公園にはゴミ箱はありません(鹿たちが荒らしてしまうため)。ゴミはお持ち帰りください。
※実際にお邪魔したのは「2024年8月8日」でした。

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