奈良県外で遊ぶ

淡路バーガー&安藤忠雄×2&たこせんべい&淡路たまねぎ<淡路島 旅行記その1>

※記事内に商品プロモーションを含む場合があります。

夫婦で2泊3日の【淡路島旅行】へ行ってきました。初日から淡路バーガーを食べて、安藤忠雄氏のコンクリート建築×2件を拝見して、たこせんべいを試食&購入して、きれいな海岸を歩いて、地元の居酒屋で明石たこや淡路たまねぎを食べて…と、のどかな淡路島を満喫しました!

淡路島は、美しくて美味しい島でした!

2024年6月、夫婦で2泊3日の「淡路島」旅行へ行ってきました。

この旅行はコロナ禍の前から企画していたもので、「淡路玉ねぎやタコを食べる」を筆頭に、「国生み神話のゆかりの地を巡る」「淳仁天皇の御陵にお参りする」などのテーマがありました。

淡路島の淳仁天皇ゆかりの地めぐり『淳仁天皇 淡路陵』+『史跡 野辺乃宮』(2024-07-26)藤原仲麻呂の後ろ盾を得て、第47代天皇となった「淳仁天皇」。764年の恵美押勝の乱の後に廃位となり淡路島へ配流された、悲劇的な運命をたどった方です。淡路島にある陵(=お墓)『淳仁天皇 淡路陵』と、淳仁天皇が淡路島で過ごした地と伝わる『史跡 野辺乃宮』を巡ってきました。

淡路島「国生み神話」ゆかりの地めぐり – 伊弉諾神宮・おのころ島神社など(2024-07-30)淡路島への旅行では、『古事記』国生み神話に関連するスポットもめぐってきました。淡路島よりも先に生まれた「おのころ島」の伝承地である『おのころ島神社』や沼島・絵島、伊弉諾尊・伊弉冉尊の夫婦神を祀る『伊弉諾神宮』、「天の浮橋」と「葦原の国」伝承地など。まとめてご紹介します。

この記事では、私たち夫婦の記録の意味もふくめて、淡路島(と明石市・魚の棚商店街)旅行の様子をほぼ時系列順にご紹介していきます。ご参考になるかはわかりませんが、淡路島はとても気持ちのいい島でしたので、ぜひ訪れてみてください!

蛇口から「淡路たまねぎスープ」が出る!?

淡路島旅行<初日(2024/6/12)>は、奈良を10時過ぎに出発。高速道路を使って12時前には「明石海峡大橋」を渡りました。近い!この日は快晴で絶好のドライブ日和でした。
▲まずは「淡路サービスエリア」へ。大きな観覧車があって、渡ってきたばかりの明石海峡大橋をバックに記念撮影ができる定番スポットです。グルメやお土産も豊富なので立ち寄る価値ありですね。
▲高速道路を挟んで山側に位置する「淡路ハイウェイオアシス」とも行き来できます。どちらにも名産の「淡路玉ねぎ」と関連商品がたくさん売ってます!本場のものは本当に美味しくて大好物なんです。
▲施設の一角には「淡路たまねぎスープ」が自由に試飲できる機械も設置されています!さすがは本場ですね。もちろん世界初。自由に試飲できるのは嬉しい限り。気に入ったらお土産として購入できます。

『淡路夢舞台』安藤忠雄建築でご当地バーガー

▲淡路島へ上陸し、まずは食事できるところを探しましたが、事前にチェックしていた「お食事処渡舟」「さかぐち」などがいずれもお休みでした(※この日は平日)。

そこで、「淡路夢舞台」という施設内で営業している『TOM’S STUDIO(トムズスタジオ)淡路夢舞台店』さん食べログ)へ。ご当地バーガーをいただきました。
トムズスタジオさんの「淡路島ゴールデンバーガー」1,500円(ポテト&ドリンク付き)。パティには淡路牛と淡路猪豚を、淡路島たまねぎをソースとトッピングにもたっぷり使用した贅沢ご当地バーガーです。ボリュームもあって美味しかった!

なお、こちらの店舗は中休みなしで営業(10:00~17:00)していますので、午後の中途半端な時間に食事することになっても安心。助かりました。
▲食後は「淡路夢舞台」を見学しました。私たちの旅行は基本的には「下調べは最低限で行き当りばったり」派なので、こちらも詳しくは知らなかったのですが、ものすごい石の迷宮みたいな施設でした!

「淡路夢舞台」は、著名な建築家・安藤忠雄氏の設計で、オープンは2000年。ホテルや展望レストラン、公園などを併設した複合文化リゾート施設です。施設の見学などは無料(※公園など一部は有料)ですので、建築好きな方はぜひ訪れてみてください。
▲こんな大規模なコンクリートの石段を上がると、
「百段苑」という100個の花壇が並んだ不思議な光景が広がります。綺麗すぎる墓地のよう!
▲こんな空中通路も。眼下には白亜のコンクリート建築、遠くには大阪湾の絶景が広がります。
▲敷地内は不思議な壁とスロープが組み合わさったこんな空間が多数。どこもかっこ良くて画像フォルダがいっぱいになりました!楽しいんですけど、どこか狂気的なものすら感じられるすごい空間でした。

淡路夢舞台

HP【公式】淡路夢舞台
SNSInstagram Facebook
住所兵庫県淡路市夢舞台2番地
電話0799-74-1000

『本福寺 水御堂』安藤忠雄設計のモダンなお堂

▲続いて向かったのは、真言宗御室派のお寺『本福寺』さんです。この門前だけ拝見すると、日本全国にある普通のお寺さんに見えますが、、、
▲その奥には高い壁のアプローチが。
はい、こちらも「水御堂」も、淡路夢舞台と同様に安藤忠雄氏の設計です。鉄筋コンクリート!
▲楕円形の蓮池の真ん中に、地下のお堂へと続く階段が現れます(画像入りの参考記事)。超モダンでびっくりします!
地下部分は、朱に塗られた壁が御本尊・薬師如来像を祀る内陣を円形に囲んでいます(※内陣は撮影禁止)。差し込む光も神々しいですね。

本福寺は平安時代後期に創建された古刹です。こんなモダン過ぎるお堂とすることに、当初は檀家はもちろんご住職も反対されたそうですが、最終的には安藤氏の計画が通ったのだとか。経緯は Wikipedia をご覧ください。不思議で素晴らしい体験となりました。

本福寺 水御堂

HP【参考】本福寺 水御堂 | 淡路島観光ガイド
【参考】本福寺 (淡路市) – Wikipedia
【参考】真言宗本福寺水御堂:水盤の下の浄土空間
住所兵庫県淡路市浦1310
拝観時間9:00~17:00
拝観料大人400円、中学生以下200円

試食もできます!『たこせんべいの里』

▲次に立ち寄ったのは、淡路市の『たこせんべいの里』です。たこせんべいは大好きなんですが、「大きな工場に直売所が併設された場所」という印象だけで、スルーしてもいいかと思っていたんですがとんでもない!ここはほんと楽しかった!
▲大きな建物の奥が工場(※ガラス越しに見学可)になっていて、半分以上のスペースが直売所・休憩所・試食コーナーとなっています。直売のせんべい各種はどれもお安くて、お土産には最適。観光バスも続々と来場していました。
▲驚いたのが試食コーナーです。定番のたこせんべいを筆頭に、約30種類ものおせんべい類が自由に試食できます!しかも、試食コーナーは手をかざすだけで自動開閉する最新システムです。これが楽しくて。異世界の近未来ですね 笑

たこせんべいの里

HP【公式】たこせんべいの里
住所兵庫県淡路市中田4155番1
定休日無休
営業時間9:00~17:00

ホテル目の前に海!夕食は地元の居酒屋で!

▲さらに淡路市多賀にある、イザナギとイザナミの夫婦神をお祀りする『伊弉諾神宮』へ。淡路国の一ノ宮をお参りさせていただきました。

(詳しくはこちら:淡路島「国生み神話」ゆかりの地めぐり – 伊弉諾神宮・おのころ島神社など
▲初日の宿泊先は、洲本市のホテル『夢海遊 淡路島』さんでした。お部屋の目の前が海で、2つの心地よい温泉大浴場もあります。この日の宿泊費は1人12,100円(※朝食のみ)で、バランス的にも文句なし。
▲ホテルの目の前がこんな美しい海岸です。夕暮れを眺めたり、朝にも軽くお散歩しました。まだ海水浴には早かったので、また夏に来たいですね。
▲あえて夕食なしのプランを選んでいたので、夜は洲本温泉の繁華街で食事しました。温泉街とはいってもそれほど大きな規模ではなく、湯けむりの風情がある…という感じではありませんが、飲み屋さんやイオンなどもあって便利です。
▲地元の居酒屋さん2軒にお邪魔したんですが、ホテルの方に教えていただいたこちら『季節料理かまくら』さんInstagram食べログが大当たりでした!(適当に入った他のお店はそうでもなかった 笑)
▲店内の様子。ネタケースのあるカウンター席、小上がりの半個室という作りです。
タコぶつ、玉ねぎとハモの天ぷら、さらに美味しい地酒など。この他にもタマネギのスライス、活はも湯引きなどもいただきましたが、どれも美味しいこと。ちゃんと地元の食材の良さをシンプルに味あわせてくれていました。ご馳走さまでした!
▲いい感じに呑んで食べた後は、洲本市の中心部を少しだけお散歩しました。赤レンガの建物が立ち並ぶ「旧鐘紡(カネボウ)洲本工場」は、近代化産業遺産にも認定されています。夜も風情がありました。

▲その広場の真ん中に、突然あらわれたドラゴンクエストのモニュメント。シリーズの生みの親・堀井雄二さんが洲本市出身というご縁で、ドラクエ生誕30周年を記念して設置されたのだとか。ロトの剣なんて見つけちゃったら、そりゃ記念撮影したくなりますよね!

※淡路島の旅行記は<その2>へ続きます。
※実際に旅行したのは「2024年6月12~14日」でした。

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