奈良を愉しむ

約250万本の「菜の花」の絶景!桜も満開!@藤原宮跡(橿原市)

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かつて日本の中心だった「藤原宮跡」春ゾーンで、今年も「菜の花」が満開です!その数、約250万本!一面が黄色く染まります。周囲の「桜(ソメイヨシノ)」の満開なところにこの日の青空も加わり、雄大な絶景が楽しめました。

2023年は満開が重なりベスト中のベスト!

かつて都が置かれた「藤原宮跡」。大和三山に囲まれたのどかな旧都は、現在は春は「菜の花」、夏は「蓮」と「黄花コスモス」、秋は「コスモス」と、四季折々の花々が楽しめるスポットとして親しまれています。

毎年の春(3月下旬~4月上旬)には、250万本もの「菜の花」が咲き誇り、開花時期が合えばそこに桜(ソメイヨシノ)の見頃も加わり、見事な絶景が楽しめます。

絶景!満開の「菜の花」と「桜」@藤原宮跡(橿原市)(2022-04-01)かつて都が置かれた「藤原宮跡」(橿原市)では、春には約250万本の「菜の花」が咲き、それを囲む「桜(ソメイヨシノ)」とともに美しい光景が見られます。2022年は満開の時期が重なり、最高の絶景が広がりました!

約250万本の菜の花、満開の桜!@藤原宮跡(橿原市)(2021-04-01)四季折々の花々が楽しめる、橿原市の「藤原宮跡」。春には広大な敷地に約250万本もの「菜の花」が咲き誇ります。桜の開花が早かった2021年は、周囲のソメイヨシノも満開となり、黄色とピンクの美しい絶景が見られました!

私たちは毎年のように観に行ってますが、ここ数年は桜の開花時期が早く、菜の花と桜の見頃が重なる年が続いているため、毎年のように「今年はすごい!」と言い続けている状態です。

そして2023年、観測史上最も早いという3月21日(春分の日)にサクラの開花宣言が出されたこともあって、ボジョレー・ヌーヴォー(「今年はここ10年で最高」みたいな)っぽくて恐縮ですが、ここ約10年ぐらいの間でベスト中のベストでした!

▲藤原宮跡の北側(醍醐池の近く)にある「春ゾーン」では、春には250万本もの菜の花が一面に咲き、黄色い絨毯が広がります。
また、それを取り囲むように桜(ソメイヨシノ)が植えられており、今年は菜の花と桜、どちらも開花のピークが重なり、本当に見事でした!

(※開花状況はこちら → 2023年春季 菜の花開花状況/橿原市公式ホームページ
▲満開の菜の花と、満開の桜。コロナ禍もほぼ終息し、この春は行動制限がなくなりました。黄色い絨毯の周り(※菜の花畑の中は立入禁止)には、たくさんの人で賑わっていました。
▲角度を変えて。醍醐池のほとりから。
黄色、桜色、青色。コントラストが見事です!
桜の並木の向こうが醍醐池で、そのほとりではレジャーシートを広げてピクニックを楽しむご家族などもいらっしゃいました。
臨時駐車場なども開設されていますが、周辺はかなりの渋滞になるので車の方はご注意を。
▲藤原宮跡からは、万葉歌などで知られる「大和三山」が見渡せます。菜の花のむこうに見えるのが耳成山(みみなしやま)です。
▲やや離れて、桜の向こうに見えるのが畝傍山(うねびやま)です。その麓には、初代・神武天皇をお祀りする「橿原神宮」が鎮座しています。
▲そして、持統天皇の歌でも有名な香久山(かぐやま 天香久山)は、春ゾーンとは逆の南東側にあります(写真の向かって左手の小さな丘のような山がそれです)。きっと「意外と小さいな!」と思われると思います 笑
▲こちらはスマホ(iPhone14)で撮影した画像です。結構な映え写真が撮れますよ!

■まさに春爛漫!ソメイヨシノも満開でした

藤原宮跡

HP関連サイト:藤原宮跡花園情報
SNS橿原市公式 インスタグラム フェイスブック YouTube
住所奈良県橿原市醍醐町
電話0744-22-4001(橿原市)
駐車場無料駐車場あり
アクセス近鉄大阪線「大和八木駅」より、コミュニティバス「橿原市藤原京資料室前」下車(約20分)
※実際にお邪魔したのは「2023年3月28日」でした。

「飛鳥・藤原」世界遺産登録を目指しています

藤原宮跡を含むエリアでは、「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」として世界遺産への登録を目指しています。ぜひご注目ください!

●世界遺産「飛鳥・藤原」登録推進協議会 公式サイト

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