2012-12-06

日本の手仕事―伝統の手わざが生み出す美しい日用品

日本全国15の工房を訪ねて丁寧にレポート。懐かしくも美しい日用品があります

全国15の工房を、スタイリストの小澤典代さんが訪ね、丁寧にレポートした一冊です。すでに休刊となった雑誌「雑貨カタログ」誌の連載記事をもとになっていて、全くの偶然でしたが、この本の数日前に読んだ『韓国の美しいもの (とんぼの本)』の著者さんも同じ方でした。丁寧な仕事をなさってますね。

本書で取り上げられているのは、職人の手仕事から生みだされた日本の美しい日用品たちです。トタン製品・竹かご・江戸からかみ・高岡鋳物・水うちわ・こぎん刺し・会津木綿など、関東周辺にとどまらず、日本全国へ取材を行なっています。

紹介文:「代々受け継がれる日本の職人の丁寧な手仕事と、それから生み出される美しい日用品を紹介。東北4か所をはじめとする全国15の工房を人気スタイリストの小澤典代が訪ね、自身で取材・執筆。日本の風土や地域性に根づく伝統的な手わざから生まれる雑貨たちは、実用性や高いデザイン性を兼ね備え、手にするたびに豊かな気持ちになれます。青森のこぎん刺し、盛岡の竹かごや毛織物、会津木綿など東北の雑貨をはじめ、富山の高岡鋳物、栃木の組み木細工、江戸切り子、江戸からかみ、岐阜の水うちわ、京都の金網や花名刺、香川の下駄や菓子木型など、長年日本の暮らしに寄り添ってきたものをたっぷり紹介。伝統を受け継ぎつつ新しさを加えて挑戦する作り手の思いや、大量生産のものにはない繊細な味わいにふれられるだけでなく、実際に使って今の暮らしに取り入れる方法も提案しているのはスタイリストならでは。手仕事の魅力、雑貨の魅力、日本の魅力を味わえる本です。」

写真とテキストをバランスよく混ぜて、工房ごとに8ページずつで紹介されています。その作品を紹介するだけではなく、それを作っている人間の存在も伝わってきます。それが決して重すぎたりせず、かといってカタログ本のように軽すぎたりしない、いいバランスだと思います。

どこか懐かしくて美しい道具たちは、見ているだけで幸せな気分になりますね。気軽に楽しめる一冊でした!


『<$MTEntryTitle$>』より

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