
カルガモ親子・鹿・猿沢池の夕焼け。初夏の奈良の風景
梅雨入り直前の快晴の午後、奈良市内を歩いて、爽やかな初夏の空気を満喫してきました。春日大社を出て、「甍~I・RA・KA~」のお庭を見たり、カルガモの親子や鹿を愛でたり、猿沢池の畔でビールを呑んだり夕焼け空を見たり。なにか特別なことをしたわけではありませんが、さまざまな奈良の良さを満喫してきました!
「甍~I・RA・KA~」の庭園も青々と
奈良公園の春日野園地にある『奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~』。普段はほとんど来る機会がなく、「なら燈花会」や「なら瑠璃絵」開催中の夜にしか入ったことがありませんでした。この日は、何やら国際的な会議があったようです
「甍~I・RA・KA~」の正面から奈良公園側を見たところ。広々!奈良のなかでももっとも空が広い場所でしょう
建物奥のお庭にも入れます。なら瑠璃絵の夜にはここがLEDの灯りで埋め尽くされますが(紹介記事)、普段からとても気持ちのいい場所でした。人も少なくて快適ですが、ここでの飲食などは禁止です
蓮池の睡蓮もすでにいくつか花をつけていました
奈良博のカルガモ親子と鹿と鳩
『奈良国立博物館』の前の池では、アジア系の旅行者の女の子たちが、池の生き物にパンの耳をあげていました。その先を見てみると……
立派な鯉たち、そしてカルガモの親子の姿が!ニュースで見ていましたが、思っていた以上に愛らしいですね!無事に育ちますように!(参考記事:【朝日新聞デジタル】奈良)無事に育て 奈良国立博物館の池にカルガモの親子:)
カルガモ親子に夢中な人たちを尻目に、黙々と草を食む若い鹿
後ろ足で頭をかいたりします
鹿と鳩がのんびりと共存しています
立派に角が伸びた牡鹿も。最近は海外からの旅行者や修学旅行生も多くて奈良公園も賑やかですが、鹿たちはホスト役として頑張ってくれています!
猿沢池の夕焼けに見惚れました
こちらは『猿沢池』の午後の風景。湖面の石碑に、白と黒の対象的な色合いの鳩がとまっていました
興福寺五重塔の上に、美しい雲がたなびき、
そんな光景を眺めながら、(そして鳩にガン見されながら)ビールを飲んだり。猿沢池の近くには自販機やコンビニもありますので、こんな楽しみ方もできます。ただし、くれぐれも騒いだり、ベンチを長い時間占拠したり、ゴミを放置したりしないようにしましょう!
そうこうしていると、興福寺南円堂には西日が当たり、
道路を横切る鹿の影が長く伸びます
夕方には猿沢池のこんな夕焼け空が見られました
水面に映る夕暮れ模様。風もなく波立っていないときにしか見られません。
少しずつ空は暮れていきます
池の畔に座り込んで、のんびりと楽しんできました!
10秒程度の短い動画です。雰囲気がお伝えできると思います
※実際に現地へ行ったのは「2016年6月3日」でした