2015-09-10

まったりと懐かしい。大人の奈良の情報誌『ならめがね』新創刊

まったりと懐かしい。大人の奈良の情報誌『ならめがね』新創刊

新しい奈良の情報誌『ならめがね』が創刊されました。コンセプトは「ユルい・まったり・懐かしい」。奈良在住の編集者さんが、優しい視線で地元・奈良を紹介する季刊誌です。人力車の車夫が案内する「一段高みの奈良町見物」、素敵なグッズを集めた「くすぐるミュージアム文具」など、創刊号は見どころ満載でした。奈良や大阪の書店、関東の一部店舗、Amazonなどでも購入できます!


「ユルい・まったり・懐かしい」がコンセプト

2015年9月10日、新しい奈良の情報誌『ならめがね』が創刊されました(TwitterFacebook)。

発行元は、奈良の編集プロダクション「合同会社 EditZ(エディッツ)」さん。私たちも、2012年に雑誌「まほろびすと」(現在は休刊)で一緒にお仕事させていただいている方たちです。

期間は1年くらいでしたが、柿の葉寿司を食べ比べしたり、奈良の純米酒を飲み比べしたりと、大学のサークル活動のように楽しく遊ばせてもらいました。

そんな奈良を愛する編集者さんたちが、「和のピントで奈良の深みを見つめる探求誌」として、満を持して送り出す内容というのですから、発売前からとても楽しみにしていました。


「ユルい・まったり・懐かしい」をコンセプトに、ココロほどける優しい奈良を紹介する季刊誌です。
書名には、「奈良がよく見えるツール」という意味をこめました。

奈良が持っている付加価値の中でも、特に都会生活者が希求する「ほっとする懐かしさ」や「古き良き和の心」にフォーカスし、辛口の地元スタッフが心底ホレこんだハイポテンシャルな観光ネタを、気配のある写真と、書き手の思いが詰まった文章で紹介します。


創刊号を手に入れましたので、その内容を簡単にご紹介しておきます。


奈良の新情報誌『ならめがね』01

2015年秋に新創刊になった季刊誌『ならめがね』。表紙は秋号らしく、赤く色づいたモミジに、中川政七商店さんの「奈良みくじ 鹿」を配しています。鹿ともみじ、花札でもお馴染みの組み合わせですが、いい雰囲気ですね

奈良の新情報誌『ならめがね』02
発売中の内容は「最新号」ページから概要が見られます。読み応えのある特集コンテンツをいくつも積み重ねていくスタイルで、創刊号の第一特集は「一段高みの奈良町見物」。ちょっと変わったタイトルですが、ならまちを人力車で走りながら名所名店を案内するという、ひねりのある内容になっています

奈良の新情報誌『ならめがね』03
人力車の車夫さんに案内されて、大きなお地蔵さまがおわす福智院、奈良の銘酒「春鹿」醸造所などを巡っています。奈良町案内は奈良の情報誌の定番ネタですから、お店をずらりと紹介するだけのよくある内容になりがちです。しかし、「人力車に乗ってみる」ことで流れが生まれて、観光気分が味わえるようになっています

奈良の新情報誌『ならめがね』04
ユニークなのは「車夫さんあるある」など、人力車のシステムやそれを引く人にもスポットを当てていること。知らなかった情報も多くて面白かったです。冒頭の特集だけで30ページ近いボリュームですから、読み応えあります!


ミュージアム文具・かまどごはん。いい企画!

奈良の新情報誌『ならめがね』05
第二特集は「くすぐるミュージアム文具」。この企画、大好きです!奈良の美術館や博物館には、たくさんのオリジナルグッズが販売されていますが、ここでは文具に絞って紹介しています。いつか自分でも(ブログやZINEで)やりたいと思っていた企画だけに、ちょっと悔しい気分もありながらも、とても楽しく読みました

奈良の新情報誌『ならめがね』06
こちらは奈良市「大和文華館」のグッズを紹介するページ。ここは素敵なミュージアムグッズの宝庫ですね。この他にも、奈良国立博物館・飛鳥資料館・平城宮跡資料館・橿原考古学研究所附属博物館・万葉文化館・興福寺国宝館、さらに葛城市相撲館けはや座まで!楽しい!

奈良の新情報誌『ならめがね』07
第三の特集は「うれし懐かし、かまどごはん」。奈良県内にある、かまどで炊いたご飯がいただけるお店を集めています。誌面ゆったりでとても読みやすいですね。特集ページの最後に、かまどの神さまを祀る「日本三大荒神社」(野迫川村・荒神社、桜井市・笠山荒神社の2つは奈良県内にあります)の紹介があるのもさすが。ちゃんと分かってらっしゃる編集です

奈良の新情報誌『ならめがね』08
第四の特集は「ならめがね流「和の愉しみ」」。奈良の名産・赤膚焼(あかはだやき)と、奈良でいただける懐かしいおやつ「おやこ三代のおやつ」を紹介。この他、正倉院展の情報ページや、松村武さん(カムカムミニキーナ主宰)、石川重元ご住職(海龍王寺住職)などのエッセイも掲載されています


東京の大手書店やAmazonでも購入できます

新創刊の『ならめがね』さんは、季刊誌で年4回発行(3月、6月、9月、12月)。お値段は「1,000円+税」です。

取り扱い店舗は「本のご購入」ページをご覧ください。奈良県内や大阪府内の大手書店はもとより、京都や兵庫、愛知、東京、神奈川の一部書店でも取り扱っています。

店頭に行けない方は「Amazon」からも購入可能ですので、こちらもぜひ。


奈良の新情報誌『ならめがね』09

こんな販促物とともに並ぶようです(画像はならめがねさんのFacebookより)。ぜひ店頭で手にとってみてください!


■季刊『ならめがね』

HP: http://naramegane.com/
Twitter: @naramegane_mag
Facebook: https://www.facebook.com/naramegane

創刊: 2015年9月10日(木)
発行日: 年4回(3月、6月、9月、12月)予定
判型など: A4変形大判、無線綴じ、100ページ(オールカラー)
定価: 1,000円+税
発行: 合同会社EditZ(エディッツ)

※取り扱い店舗の一覧は「本のご購入」ページへ。ネットでは「Amazon」から購入できます






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