
飛鳥の『夕日スポット』まとめました@明日香村
奈良好きな方々と葛城オフを開催した夕方、ちょっとした時間があったので、私たちが知っている飛鳥の夕日スポットを何箇所かまわったところ、思った以上に大好評でした。その場所と撮影した写真を簡単にまとめておきます。
飛鳥の夕陽その1 - 155号(多武峯見瀬線)
まずは、2009年12月18日に開通した、明日香村の石舞台古墳と桜井市の談山神社を結ぶ「奈良県道155号(多武峯見瀬線)」から。
ここは普段から見晴らしのいい道路で、以前の記事にも何枚か夕暮れの写真を掲載していますのでご覧ください。ただし、歩道もなく、路肩も狭い道路ですから、絶対に路駐などはしないようにしてください。道路脇に何箇所か駐車スペースが設けられていますので、そちらを利用しましょう。
この日は、まだ夕焼けには早めの時間でしたが、飛鳥の風景が一望できました。
飛鳥の夕陽その2 - 細川地区の棚田
多武峰見瀬線を少し下ると、明日香村細川地区の「棚田」が現れます。田んぼに水が入り、しかも田植え前の今ごろの時期は、水面に夕日が反射してとても美しい光景が見られることでも知られています。
上の記事のように、以前は路肩に車がズラリ、夕日に向けて大型レンズがズラリと並ぶような場所でしたが、この日は車もアマチュアカメラマンさんの姿もほとんど見かけませんでした。
昼過ぎまで強い雨だったため、皆さん諦めたのか・・・と思ったのですが、どうやら警察の取締が厳しくなって、パトカーが定期的に巡回しているようなんです。水が入ったばかりでまだ固まっていない田んぼの畦に入り込んでカメラを構える人も多かったので、規制されるのは仕方ないことでしょう。
飛鳥の夕陽その3 - 石舞台古墳
さらに下った飛鳥の有名観光スポット「石舞台古墳」でも、とても美しい夕日が見られます。
石舞台古墳の敷地内はすでに閉園していますが、東側の道路を挟んだところが少しだけ高台になっていて、そこから夕日が美しく見られます。やや角度がずれるため、石舞台古墳と夕日を上手く構図に収めるのは難しいのですが、遠くの二上山近くに沈む夕日は本当に美しいものです。
飛鳥の夕陽その4 - 飛鳥浄御原宮跡
また、この日は立ち寄っていませんが、同じ明日香村内にある『飛鳥京跡』から見る夕日も感動的です。
ここは、天武・持統両天皇の宮殿があった「飛鳥浄御原宮跡」と、ほぼ隣接している「飛鳥板蓋宮跡」の所在地とされ、古代の天皇たちがここから夕日を眺めたこともあったでしょう。そう思いながらこの場所に立つと、ちょっとした感動がありますので、古代史好きな方はぜひ!