
ススキの名所でのんびりハイキング『曽爾高原』@曽爾村
ススキの名所として知られている曽爾村の『曽爾高原』でハイキングしてきました。生憎のお天気だったため、それほどきれいに見られませんでしたが、一面に広がるススキは風情がありました。
38ヘクタールに及ぶススキの草原です
奈良県曽爾村に広がる「曽爾高原」。倶留尊山(くろそやま)から亀山を結ぶ西麓に広がる38ヘクタールに及ぶ草原で、ススキの名所として知られています。7月中旬~11月中旬までは、お亀池周辺の灯篭に灯がともされる「曽爾高原山灯り(参考サイト)」も開催されます。
この日は、ほぼススキのピークに行ったはずでしたが、残念ながらお天気が悪く、見ごたえは今ひとつ。やはりお天気の時に行って、夕日を浴びて黄金色に輝く姿を見たり、夜にほのかな灯りの下で歩いてみたりするのがいいですね。
ススキの名所として知られる曽爾村の「曽爾高原」。ほぼススキのピークの時期でしたが、ガスが発生してお天気は最悪。せっかくのススキもそれほどきれいに見られませんでした。ススキのシーズンにはこの灯篭に灯がともされ、夜に歩くこともできます
この灯篭は、曽爾高原の「お亀池」の周辺に立てられています。お亀池には、長い間に土砂が堆積して、ヨシ・マアザミ・サワヒヨドリ・サワギキョウ・チダケサシ・ウメバチソウなど50種近い湿原植物の宝庫になっているそうです
シーズン中は、喫茶店「お亀茶屋」も営業しています。ぜんざいとか美味しそうでした!
ススキの穂はまだ開ききっていなかったようです。晴れた日に日光が当たるときれいでしょうね
1時間以内で歩けるハイキングコースです
曽爾高原は、倶留尊山と亀山を結んだ麓に広がるススキの草原ですので、ここからそれぞれの山頂まで登ることができます。中央にある広場からは、亀山(849m)の山頂まで0.9km、倶留尊山(1,038m)へは2.0km。気軽なハイキングコースですね。
私たちものんびりと登ってみましたが、次第に濃い霧が出てきてしまったため、せっかくの景色が全く見えません。亀山峠からすぐ近くにあるはずの倶留尊山も全く見えなかったほどですから、無理せずに亀山だけ1周だけして降りてきました。
景色も全く見えませんでしたが、適度な運動になって気持よかったです!
曽爾高原の原っぱの中心部には、こんな開けたスペースがあります。ベンチなども置いてあるので、お弁当を食べるのもいいですね。この左手は遊歩道になっていて、奥に見える山の頂上まで出られます
この広場にある案内看板。間近に見える亀山の山頂まで0.9km、倶留尊山へは2.0kmと、気軽なハイキングの距離になっています
亀山山頂への遊歩道。のぼりやすく整備されていて、亀山まで1周30分ほどのコースになります。また、亀山山頂から倶留尊山へは、往復1時間以上かかるようです(天候が悪すぎて行けませんでした)。中学生の団体が文句を言いながら登っていました(笑)
遊歩道の途中からの眺め。白っぽく見える場所は全てススキですが、このお天気だとそれほど美しく見えず・・・。ちょっと残念な眺めでした
倶留尊山と亀山の分岐点となる亀山峠(810m)付近からの眺め。ゆっくり登って15分ほどでつきます。この辺りからガスが濃くなってきたため、倶留尊山へ行くルートは真っ白で見えなくなっていました
曽爾高原の亀山山頂付近の様子。見る見るうちにガスが覆い始めました。斜面の片側は雑草を焼き払ったあとがありました
亀山山頂(849m)。濃い霧のため険しい山っぽく見えますが、それほど高いわけではありません
亀山の南西側の道。こちら側はやや登りの角度が急になっています
ススキと紅葉の写真を何枚か
きれいには写っていませんが、曽爾高原のススキの写真を何枚か掲載しておきます。ほんの少し紅葉も始まっていました。
■曽爾高原
HP: 曽爾村ホームページ
住所: 奈良県宇陀郡曽爾村太良路
電話: 0745-94-2101(曽爾村 地域建設課観光係)
駐車場: 600円(150台分)
※曽爾高原のススキの見頃は「10月後半~11月中旬」にかけてとなります


> 岡本さん
コメントありがとうございます。
曽爾高原はいいところですよー!この時期は、おそらくすすきが見頃のピークを迎えているはずですから、ものすごい賑わいになります。ツアーでいらっしゃるならかえって安全かもしれませんね。曽爾高原ビールを味わっていただくのと、出来ればファームガーデン近くにある「お亀の湯」にも立ち寄れるといいですね。ぜひ楽しんできてください!
10/16 に行ってきましたが、年々衰退してますね。
皆さんがススキと思っているのは、同じイネ科の「オギ」なのを
ご存知でしょうか?
この前見た限りでは、遊歩道からススキは見えませんでした。
ススキはどこに行ってしまったんでしょう。
ススキは地上の株から枝が出てますが、地下茎でつながり、
一本・一本単独で土から伸びてるので、オギです。
曽爾村観光課も心配されてます。
名阪国道のガードレールのとこなんかに生えてるのはススキです。
兵庫県の砥峰高原もススキの名所と言われてますが、
年々オギに侵食されてるそうです。
早く元の本物のススキになって欲しいものです。

> Tenichiさん
コメントありがとうございます。曽爾高原で生い茂っているのは、もはやススキではなく「オギ」なんですか!全く知りませんでした。確かに地下茎でつながっているようなイメージが…。私は植物はほとんど知識が無いので区別もできませんが、由々しき事態なんですね。また調べてみたいと思います。貴重な情報をありがとうございました!
今度、ハイキングで曽爾高原へ出かけようかと検討中です。いいところみたいですね。10月31日ごろは気候的にどうなんでしょうか??曽爾高原ファームガーデンがあるそうで、美味しい高原地ビールが、あじわえるそうですね。ああ~ツアーに参加しようかな~。。