2010-11-03

歴史を感じる古代日本の一等地『甘樫丘』@明日香村

歴史を感じる古代日本の一等地『甘樫丘』@明日香村

秋晴れの日に、飛鳥の『甘樫丘』へ行ってきました。蘇我氏の邸宅があり、645年の「乙巳の変(大化の改新)」の舞台となったとされる場所ですから、そこから見える大和三山なども、歴史の重みが感じられます。気持ちのいい公園になっていますので、家族連れでもどうぞ。


蘇我氏の邸宅があった飛鳥の丘陵

「甘樫丘(あまかしのおか)」とは、飛鳥川西岸にある148mの丘陵です。

古くは「盟神探湯(くがたち)」神事が行われた場と伝えられており、日本書紀には蘇我蝦夷・入鹿親子の邸宅があったという記述が残されています。1994年度の発掘調査では、7世紀の大規模な整地跡や、焼土層からは大量の土器片・焼けた壁土・炭化した木材などが見つかり、2005年度の調査では、7世紀代の掘立柱建物なども発見されています。これらの遺物は、645年の「乙巳の変(大化の改新)」との関連性が注目される貴重な遺構となっています。

現地の看板には、「甘樫丘は、古くは日本書紀などの中にもその記述がみられ、7世紀前半には当時の有力者であった蘇我蝦夷、入鹿親子が大邸宅を構えていた場所であるとも言われています。地区内には、眼下に飛鳥古京(明日香村内)の集落、北側に大和三山とその中央に位置する藤原京(橿原市内)さらに遠くの生駒山、二上山、葛城山、金剛山系の山並みを望める展望広場(標高148m)や、万葉集などに歌われた植物を散策しながら楽しめる万葉植物園路などを設けています。」このような説明文がありました。

この日は、秋晴れの祝日ということもあって、甘樫丘の南東部分の無料駐車場が満車になるほどの混雑ぶりでした。週末や桜の季節などには満車になることも多いためご注意ください。


甘樫丘@明日香村-01

国営飛鳥歴史公園の中にある「甘樫丘地区公園」の案内図。北側にある「甘樫丘展望台」と、南側の「川原展望台」があります。丘陵には芝生広場や休憩所なども多数設けられているため、週末には家族連れで賑わいます

甘樫丘@明日香村-02
少し引いた位置から見た甘樫丘。標高148mの丘とはいえ、全景を見渡すためにはだいぶ離れないといけません

甘樫丘@明日香村-03
駐車場近くにいらっしゃるお地蔵様。この上には墓地があったりします

甘樫丘@明日香村-04
公園内は、このように整備されて歩きやすくなっています。お子さんでも週末のお散歩にちょうどいい程度でしょう


大和三山や藤原京が一望できます

甘樫丘には、特に派手な施設があるわけではありませんが、古代の大豪族・蘇我氏の大邸宅があったとされる土地ですし、大和三山や藤原京を見下ろせる古代の一等地ですから、歴史好きな方にはお勧めです。

乙巳の変から1300年以上が経っていますが、畝傍山・耳成山・天香久山の「大和三山」の姿は、昔とそれほど変わらないはずです。ゆったりと流れる歴史のロマンに思いを馳せてください!


甘樫丘@明日香村-05

川原展望台の前に建つ「川原柑橘園」の記念碑。きっと以前この辺りに柑橘園があったんでしょうね

甘樫丘@明日香村-06
甘樫丘の「川原展望台」からの眺め。向かって左側に見えるのが畝傍山、右手が耳成山(大和三山のもう一つ天香久山はさらに右側)。その真ん中には藤原京が広がっていました

甘樫丘@明日香村-08
川原展望台から500mほどの距離にある「甘樫丘展望台」。祝日でいいお天気だったため、人でいっぱいでした!

甘樫丘@明日香村-09
甘樫丘展望台からは、畝傍山の背後には、雄岳・雌岳が並んだ「二上山」も重なって見えます。、古代人も眺めた、何千年も変わらない大和の風景ですね

甘樫丘@明日香村-11
甘樫丘展望台から東側を眺めたところ。民家などがポツポツと建つ、日本の原風景というような眺めです


トイデジ画像も掲載しておきます

この日はトイデジでも甘樫丘周辺の様子を撮影してきましたので、何枚か掲載しておきます。

甘樫丘@明日香村-07

甘樫丘@トイカメラ-01

甘樫丘@トイカメラ-02

甘樫丘@トイカメラ-03

甘樫丘@トイカメラ-04

甘樫丘@トイカメラ-05

甘樫丘@トイカメラ-07

甘樫丘@トイカメラ-08

甘樫丘@トイカメラ-06



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■甘樫丘

HP: 国営飛鳥歴史公園
電話: 0744-54-2441(財団法人 公園緑地管理財団 飛鳥管理センター)










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