2010-05-07

泳ぐ図鑑!金魚だらけの『郡山金魚資料館』@大和郡山

泳ぐ図鑑!金魚だらけの『郡山金魚資料館』@大和郡山

金魚の里・大和郡山市の『郡山金魚資料館』へ行ってきました。「やまと錦魚園」さんという企業が運営する無料施設で、資料館よりは金魚の養殖池がメインというようなところです。金魚すくい用から1万円を超える高級金魚まで、色んな金魚が見られました。


大量の金魚が養殖されています

大和郡山市は、日本でも有数の金魚の生産地として知られています。その歴史は古く、柳沢吉保の子・吉里が甲斐の国から大和藩主へと国替わりした際に持ち込んだとされているそうです。その当時は金魚養殖は武士の内職でしたが、江戸時代末期から農家の副業となりました。

大和郡山市の金魚の養殖面積は50ヘクタール、年間7000万匹が生産され、全国シェアは40%にものぼるそうです。

大和郡山市を歩いていると、一見したところ水田に見えるようなところであっても、それが全て金魚の養殖池だったりしますので、見慣れない人間にとってはとても面白いですね。

そんな金魚の養殖池が広がる中に『郡山金魚資料館』があります。ここを運営しているのは「やまと錦魚園」さんという企業で、資料館がメインというよりは、「自社の養殖場の一部に資料館をオープンして無料開放している」というイメージでした。


郡山金魚資料館@大和郡山市-01

大和郡山市の観光案内でよく名前をお見かけする『郡山金魚資料館』さん。金魚の養殖池の真ん中にポツリと立っています。運営は民間企業の「やまと錦魚園」さん。施設のほとんどは金魚の養殖場です

郡山金魚資料館@大和郡山市-02
敷地内に入ったところ。右手に見えるのが『郡山金魚資料館』の建物で、その周囲は金魚の飼育池です

郡山金魚資料館@大和郡山市-03
大きな金魚池。金魚すくい用の金魚でしょうか、たくさんの金魚が飼育されています

郡山金魚資料館@大和郡山市-04
スタッフの方たちが、金魚の出荷作業をしていました。まだ春先でしたが、全国で金魚すくいが行われるんでしょうね

郡山金魚資料館@大和郡山市-06
金魚の大群!見た目に鮮やかですね

郡山金魚資料館@大和郡山市-07
金魚たちは、観賞用ではなく販売用ですので、こんな木箱に入れられているものも

郡山金魚資料館@大和郡山市-08
こちらは高級金魚たち。飼育数も少なくゆったりとしています。浮かべてある白い札にはお値段が書いてあり、15,000円なんて金魚まで!その場で購入することも出来るようですので、金魚好きな方にとってはたまらない空間なのかもしれません


古い錦絵や「金魚の水族館」など

「泳ぐ図鑑 金魚の水族館」と名付けられた『郡山金魚資料館』は、同社の設立者である嶋田正治氏によって開設された施設です。100坪の養殖池を埋め立て、自費で、しかも手作りで作ったというのですから驚きですね。

それほど大きな規模ではありませんが、金魚に関する錦絵や古い飼育書、大正時代以降の金魚愛好家が作った金魚番付など、金魚に関する資料がズラリと並んでいます。また、30個の水槽を並べた「金魚の水族館」では、金魚の原種や高級金魚などがじっくりと見られますので、お子さんでも飽きずに楽しめるでしょう。


郡山金魚資料館@大和郡山市-09

『郡山金魚資料館』の入口部分。金魚に関する資料の展示室と、高級品種らしき金魚たちの水槽が並んだコーナーに分かれています

郡山金魚資料館@大和郡山市-10
資料展示室の内部。入っていきなり鳥の剥製があるのが驚き!それほど広くはありませんが、全て金魚に関する資料ばかりですから、相当なコレクションでしょう

郡山金魚資料館@大和郡山市-11
古い金魚の番付表。金魚型の文鎮。金魚柄のお皿など。でも、中央の十二支の置物の方が目立ってますね(笑)

郡山金魚資料館@大和郡山市-12
金魚をモチーフにした浮世絵など。天秤棒を担いだ金魚屋さんの姿などは、比較的最近まで見られた光景なのかもしれません

郡山金魚資料館@大和郡山市-19
見づらいですが、黒い鯉(ナマズかも?)の周りを泳ぐ「人面金魚」の図です!この手のちょっと変わったものから、金魚を持つ美人画まで、面白い資料が多数見られました

郡山金魚資料館@大和郡山市-13
こんなオリジナルTシャツもありました。販売しているかどうかは不明ですが、大きく会社名がプリントしてあるので、スタッフさん用なのかもしれませんね

郡山金魚資料館@大和郡山市-14
資料室の隣には、金魚の学術研究に尽力したという農学博士・故松井圭一氏の銅像があります。その周囲を取り囲むように30の水槽が取り囲んでいて、高級金魚たちをじっくりと観察できるようになっています

郡山金魚資料館@大和郡山市-15

郡山金魚資料館@大和郡山市-16

郡山金魚資料館@大和郡山市-17

郡山金魚資料館@大和郡山市-18


「こども金魚すくい大会」などの日にどうぞ

・・・と、画像入りで説明した割には、その魅力が伝わっている自信がありませんし、郡山金魚資料館のホームページを見ても、ほとんど更新が止まった状態になってしまっています。

いただいたパンフレットによると、各シーズンごとに金魚愛好家が集まる「金魚ふる里会」などのイベントが開催されているようです。また、誰もが参加できる「素人競市」、年2回の「こども金魚すくい大会」などもあるそうですので、まずは実際に行ってみてパンフレットを手に入れた方がいいかもしれませんね。

いずれにしても、無料で見学させていただける施設ですので、ぜひ気軽に立ち寄ってみてください。



大きな地図で見る


■郡山金魚資料館(有限会社やまと錦魚園)

HP: http://www.kingyoen.com/
住所: 奈良県大和郡山市新木町107
電話: 0743-52-3418
定休日: 月曜日(祝日の場合は営業)
営業時間: 9:00 - 17:00
入場料: 無料
駐車場: 無料駐車場あり
アクセス: 近鉄橿原線「近鉄郡山駅」から徒歩10分

※お邪魔したのは「2010年3月27日」です






 【泳ぐ図鑑!金魚だらけの『郡山金魚資料館』@大和郡山】へのコメント
ネムネム  10-11-15 1:08

以前から大和郡の金魚の里には興味があったのですが、とても分かり易く
説明されていたのがうれしいです^^写真も綺麗でした。
金魚養殖は武士の内職だったんですね~。意外です。
ぜひ行ってみたいと思います。ご丁寧な解説、ありがとうございました☆

naka  10-11-15 21:41

>ネムネムさん

コメントありがとうございます!
大和郡山市は、金魚資料館はもちろんですが、街中を歩いていると金魚池がたくさんあったり、金魚グッズがたくさん販売されていたりして楽しいですよー。ぜひ季節の良い時にブラブラしてみてくださいね!





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