2010-02-12

戦国武将グッズがズラリ!『鹿屋』@東大寺南大門前

戦国武将グッズがズラリ!『鹿屋』@東大寺南大門前

冬の奈良の新イベント「しあわせ回廊 なら瑠璃絵」を見に行った際に、少しだけ空き時間があったため、フラリと東大寺南大門前のお土産物屋『鹿屋』さんへ立ち寄ってみました。

私は全く知らなかったのですが、戦国武将グッズなどが充実した、とっても面白い品揃えのお店でした。海外旅行の方のコテコテの土産物などもあり、とにかく楽しいお店でした!


東大寺南大門前にあるお土産物屋さんです

奈良の地元の方は、東大寺へお参りへいったとしても、わざわざお土産屋さんに立ち寄ったりしないでしょう。私はチープなお土産物を見るのが好きなタイプなので、比較的よく見ているほうだと思っていたのですが、東大寺南大門前の『鹿屋』さんへお邪魔するのは初めてでした。

2006年にリニューアルしたという、とてもキレイなお店で、参道に向かって大きなガラスのディスプレイがあります。そこを見ると、海外の観光客向けのあれやこれやがズラリ!コテコテのジャパンを感じさせるグッズが並んでいて、他のお店とは明らかに異彩を放っていました。


東大寺南大門前『鹿屋』-01

東大寺の南大門前で営業している『鹿屋』さん。創業は1877年と、東大寺前に並ぶお土産物店としては最も古いのだとか。よくあるお土産屋さんとは違い、外国人観光客や歴女向けの戦国武将グッズなどが充実していて、地元の方が見ても楽しめる品揃えです

東大寺南大門前『鹿屋』-02
やや見づらいですが、鹿屋さんのショーウィンドーの様子。「COOL JAPAN」な雰囲気が漂っています。お土産物屋さんの店頭でもよく見かける巨大せんとくんは、何と「63,000円」で販売されています!「一緒に寝てもよし!助手席にもおすすめ!」とのこと(笑)


仏像・武将の高級フィギュアたち

鹿屋さんの店内に入ると、一見全く普通のお土産物屋さんに見えますが、奥へ進むとかなりマニアックな品揃えのお店であることが分かります。

まずは、高級フィギュアコーナーから見ていくと、精密な仏像や戦国武将、そして何故か三国志のレプリカがズラリ!お手頃な価格のチープなものではなく、そのほとんどが万単位の高級品です!


東大寺南大門前『鹿屋』-03

鹿屋さんの店内の様子。入ってすぐのスペースは一般的な奈良土産が並んでいるため、普通の土産物屋にしか見えませんが、奥へ進むと世界が変わります!

東大寺南大門前『鹿屋』-04
柱に掛かっているのが、日本モチーフ柄や戦国武将の家紋入りのエコバッグ(@1,260円)。その奥に見える刀コーナーも圧巻の品揃えでした

東大寺南大門前『鹿屋』-05
鹿屋さんでは、高価な仏像レプリカはもちろん、戦国武将グッズ、さらに何故か三国志フィギュアなども販売しています。三国志リアルフィギュアが2万円弱。海外の方なら日本土産と区別がつかないのかも?

東大寺南大門前『鹿屋』-06
リアル仏像の「浄瑠璃寺 吉祥天(@94,500円)」。造形師は茨木彰さんという方だそうです。ゴールドキャスト製で、細部まで精密に作ってありました。素晴らしい出来栄えです!

東大寺南大門前『鹿屋』-07
同じシリーズの「興福寺 阿修羅像(@63,000円)」。制作当初の彩色バージョンと、現在のバージョンがあります

東大寺南大門前『鹿屋』-08
同シリーズの「東大寺戒壇院 四天王(@126,000円)」。造形のリアルさもすごいですが、お値段もすごい!

東大寺南大門前『鹿屋』-09
三国志シリーズの関羽・張飛・劉備(各@18,900円)。その下にあるのはケースに入った小型の鎧兜。この手のものを集める趣味はありませんが、ついつい欲しくなってしまうような出来栄えです!

東大寺南大門前『鹿屋』-10
戦国武将シリーズ。なかなかそそられる造形ですが、お値段は2,300円。現実的な価格ですね


歴女さんも大満足の戦国武将グッズたち

さらに、その隣には、大量の戦国武将や幕末の志士たちのグッズが販売されていました!

もちろん、「歴女ブーム」という言葉も知っていましたし、大河ドラマが好調なのも知っていましたが、ここまでアイテムがあるものだとは思いませんでした。壁面には刀がズラリと陳列され、十手・手裏剣・サーベル・懐中刀などなど、とにかく圧巻の品揃えなんですよね。

私は特に歴史好きというほどではありませんが、まさか奈良に、しかも南大門前にこんなお店があるとは思ってもみなかったので、本当に驚きました。


東大寺南大門前『鹿屋』-11

リアルなミニ兜(1万円少々)があったり、大日本帝国海軍サーベル(@37,000円)、戦国武将の家紋入り扇子、懐中刀に刀のつば、忍者鉢巻などが並んでいたり。見ているだけで面白いですね

東大寺南大門前『鹿屋』-12
短刀に匕首などの刃物類に、忘れちゃいけない十手もありました。十手のお値段は2千円前後ですが、パッと見てかなり豪華仕様ですね

東大寺南大門前『鹿屋』-14
鹿屋さんの壁一面にかけられた刀たち。戦国武将のものはもちろん、幕末の高杉晋作や桂小五郎モデルも。新選組もありました(どれも1万円前後)。確認するのを忘れましたが、今話題の坂本龍馬モデルもあったと思います

東大寺南大門前『鹿屋』-15
卓上サイズの「戦国武将のぼり(@1,575円)」。サイズもお手頃、お土産にちょうどいいお値段ですね。全く奈良の雰囲気が無いのは仕方ないでしょう(笑)

東大寺南大門前『鹿屋』-16
ガラスケースに入れられた手裏剣コーナー。和洋取り混ぜて、色んな種類が並んでいます。中学生とか外人さんとか好きそうですよね。面白いところでは「まきびし(@630円)」なんて渋いものもありました(画像はお子様には販売禁止の物。ゴム製のものもあります)

東大寺南大門前『鹿屋』-17
最近のお寺関係のお土産の定番となってきた「蒔絵シール(@500円)」も、守護本尊・梵字・幕末・戦国武将と豊富に揃っています。扇子に手裏剣に、それっぽいものは何でもありますね!


外国人観光客向けのグッズも面白いです

また、外国人観光客向けのキッチュでコテコテの日本土産たちも、改めて見ると面白いものです。あまりもデザインが極端すぎるため、実際に使うにはやや勇気がいりますが、意外と面白いものなんですよね。


東大寺南大門前『鹿屋』-19

海外からの観光客向けのグッズも豊富です。手前にあるのが、外人さんの名前を漢字にあてた「漢字判子(@1,260円)」。日本人から見ると「何だそりゃ?」と思いますが、海外の方から見たら判子はCOOLなのかもしれませんね

東大寺南大門前『鹿屋』-20
海外のお土産の定番といえば、やっぱりマグネットでしょう(1個420円。3個で1,050円)。富士山・雷門・姫路城(?)など、いかにもソレっぽい図柄が並んでいて、意外と新鮮です。下段は和柄の丸めて持ち運び出来る電卓。色んなものがあるんですね

東大寺南大門前『鹿屋』-22
こちらも定番の「蒔絵屏風(@2,100円)」。この他には、蒔絵手鏡・かんざし・豆扇子・筆などとともに、露骨な和柄のアドレス帳なども。どれもキッチュで、使い方によってはかなり面白いかもしれません

東大寺南大門前『鹿屋』-23
露骨すぎる和柄の法被(浴衣もあります)やタペストリー。面白かったのが、普通に鯉のぼりが売っているところですね(千円程度から)。海外の方から見れば、節句の意味なんて関係ないですから、普通に室内に飾るのかもしれません


奈良の地元の方も立ち寄る価値アリ

店内では何度も「すごい!」と驚きの声をあげてしまった私たちですが、帰宅してから調べてみると、「日本刀、居合刀、模造刀、戦国時代・侍・忍者グッズの専門店 鹿屋Webデパート」という充実したホームページを開設していて、その道では有名なお店なんだそうです。この辺りは何度も何度も来ていましたが、これまで全く気づきませんでした!

地元の方ほど見落としている可能性も高いですので、歴史好きな方はぜひ立ち寄ってみてください。かなり面白いですよ!また、ホームページではより多くの商品が紹介されていますので、こちらもぜひ!



大きな地図で見る


■東大寺南大門前 鹿屋

HP: http://www.sikaya.co.jp/
住所: 奈良県奈良市春日野町23
電話: 0742-22-3181
定休日: 無休?
営業時間: 10:00 - 17:00
駐車場: なし
アクセス: 東大寺南大門前

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鹿屋の番頭日誌 - livedoor Blog(ブログ)






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