2008-03-15

色んな願いを叶えます!『安倍文殊院(後編)』!

安倍文殊院

奈良県桜井市にある「日本三文殊」の一つ、『安倍文殊院』レポートの続編です。

コチラでは、人々の様々なワガママな願いを聞き入れてくれる施設を中心にまとめました。この前編は「快慶作・7mの文殊さま!『安倍文殊院(前編)』!」からどうぞ。


「金閣浮御堂」は春と秋の公開

安倍文殊院の駐車場を降りた正面にあるのが「金閣浮御堂」です。1985年に完成した建物で、内部には「安倍仲麻呂像」「安倍清明像」などが祀ってあります。ただし、コチラは春と秋の寺宝展の時のみ拝観できるそうです。

その功徳はともかく、説明の看板が多すぎてちょっと萎えてしまいますね~。

安倍文殊院(金閣浮御堂)-01
境内に入ってすぐ正面に見える「金閣浮御堂」。文殊池に1985年に建てられたもので、安倍仲麻呂像、安倍清明像などが祀ってあります。しかし、通常は拝観できません

安倍文殊院(金閣浮御堂)-02
文殊池に浮かぶ「金閣浮御堂」。六角形のお堂で、なかなかキレイな姿です

安倍文殊院(金閣浮御堂)-03
安倍文殊院の名物「ジャンボ花絵」の脇にポツンと建っている「不動堂」。中にはとても小さな不動明王像が祀られていました


金運のお願いは「葛の葉稲荷」へ!

本堂の裏手にある丘の上には、「葛の葉稲荷(くずは稲荷)」があります。これは、安倍文殊院が安倍晴明の生誕の地であることから、その母とされる白狐を祀っているんだそうです。ここでは「神仏習合の極み」というような光景が見られます。

ここは特に「金運」の願いを叶えてくれるそうですので、そちら方面の願いはお狐さまにどうぞ!

安倍文殊院(くずは稲荷)-01
安倍文殊院の「葛の葉稲荷(くずは稲荷)」。平安時代の陰陽師「安倍晴明」が生誕した地ということにちなみ、その母とされる白狐「信太森葛葉」を祀っているのだそうです

安倍文殊院(くずは稲荷)-02
「葛の葉稲荷」は少しだけ小高い丘の上にあります。特に金運には霊験あらたかなのだとか。そんなことを抜きにしても、鳥居の連続する姿は華やかでいいですね

安倍文殊院(くずは稲荷)-03
安倍文殊院の「葛の葉稲荷」。お稲荷様にはそれ用のお参りの方法があって、ちょっとややこしい・・・


恋愛運のお願いなら「白山神社」へ!

人々のあらゆる願いを聞き入れてくれそうな安倍文殊院。もちろん肝心な「縁結び」の神様もいらっしゃいます!それが「白山神社」で、小さなお社なんですがその前にはハート型の「縁結び絵馬(@700円)」がいっぱい!

何てったって「ハート型」ですからね・・・。

安倍文殊院(白山神社)-01
安倍文殊院にある、白山神社の「本殿(重文)」。とても小さなお社ですが、室町時代に建立されたもの。縁結びの神様として知られています

安倍文殊院(白山神社)-02
白山神社にはハート型の「縁結び絵馬(@700円)」がいっぱい!その内容をちょっと読んでみましたが・・・、なかなか照れくさいものばかりですね(笑)


色んなお願いは「十一面観音さま」へ!

十一面観音さまのことはともかく、その背後にズラリと並んだ「ご分身奉納仏」=「1体:3万円」。そしてまだまだ土地に空きがある「永代献燈籠」=「1基:50万円」!このスペースだけでいくらほどの人間の願いが込められているのかと、ちょっと怖くなるほどです。

死ぬ前に一度くらい、自分の名前入り燈籠を建ててもらうのもいいですが、多分絶対にムリだろうな・・・。

また、弘法大師さまもいらっしゃいますし、学業の願いには「合格門」なんて門も用意されています。全方位的に人々の願いを聞いてくれそうです(笑)


安倍文殊院(十一面観音像)-01

1983年建立の十一面観音像。お堂に入っていない観音像が十一面というのは、私は他では見たことがありません

安倍文殊院(十一面観音像)-02
十一面観音さまの背後にも、「ご分身奉納仏」さんが沢山!その数に圧倒されますね。奉納者の名前入りで、それぞれ3万円。ものすごい数ですから・・・

安倍文殊院(十一面観音像)-03
さらに「永代献燈籠」もオススメされていて、コチラは「1基:50万円」!境内のあちらこちらに予定地の看板があって、ちょっとした分譲住宅地みたいになってます

安倍文殊院(弘法大師像)-01
十一面観音さまの向かいには、弘法大師像が。その足元には四国八十八ヶ所の砂を固めた石が置いてあって、その上でお祈りをします

安倍文殊院(弘法大師像)-02
弘法大師像の背後にはお地蔵様がいっぱい。いずれも以前は四国八十八ヶ所・西国三十三ヶ所霊場にあったもので、そこへお参りする代わりの功徳があるのだとか

安倍文殊院(合格門)
松を使って作られた「合格門」。「一足先に合格門をくぐって合格をまつ」という縁起物なんだとか!本当に色々考えますね(笑)


名物の「ジャンボ花絵」も!

合格門をくぐって展望台に上がると、安倍晴明が天文観測をしたところということで、「安倍晴明堂」が建てられています。ここでは魔除け・方位除けの願いをどうぞ!

また、ここからは安倍文殊院の名物である「ジャンボ花絵」の姿が一望できます。近くで見るとそれほどのものではないのですが、年賀状の絵柄の定番になっているくらいですから、これを毎年継続してやっているのはスゴイですね。他の季節には「コスモス迷路」などに切り替わり、これも子供たちに人気。ちゃんとアイディアを出して、しっかりとした運営をなさってます。

安倍文殊院(安倍晴明堂)-01
展望台にある「安倍晴明堂」。安倍晴明が天文観測をした地ということで、魔除け・方位除けのご利益があるそうです

安倍文殊院(安倍晴明堂)-02
安倍晴明は、日本の「占いの開祖」とされている人物ですので、こんな立派な占い板が祀られています。ここを撫でてお祈りするのだそうです

安倍文殊院(ウォーナー塔)
「ウォーナー塔」。ウォーナーさんとは、第二次世界大戦時、奈良と京都の文化財を攻撃しないように、アメリカ政府と軍に交渉してくれた方なのだとか。「ウォーナーおじさん、ありがとう」の文字がスゴイ!

安倍文殊院(ジャンボ花絵)
安倍文殊院名物の「ジャンボ花絵」。橿原神宮の大絵馬と並んで、奈良の年賀状の定番ですね。また、ここは季節によって、コスモスの大迷路などに切り替わります


「電子マネーで参拝」できるんです!

最後になりますが、この安倍文殊院は、かなり積極的に最先端テクノロジー(?)を取り入れていることでも知られています。

・こんなニュースがあったり・・・「電子マネーで参拝――奈良のお寺“安倍文殊院”がEdyなどに対応
・携帯サイト用に「goukakukigan.com」「yakuyokekigan.com」「mayoke.com」といったドメインを運用してみたり・・・
・ホームページではフラッシュを駆使した凝ったものを作ってみたり・・・(ちょっと古臭い感じになってますが)

色んなことに取り組んでいらっしゃいます。祈祷寺として、しっかり集客するためのマーケティング戦略ですから、かなり俗っぽいのも、まぁ致し方ないことなのかもしれませんね(笑)


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■画像の一覧は【Flickr】でどうぞ。



大きな地図で見る


■安倍文殊院

HP: http://www.abemonjuin.or.jp/
住所: 奈良県桜井市安倍山
電話: 0744-43-0002
宗派: 華厳宗
本尊: 騎獅文殊菩薩(重要文化財)
創建: 7世紀中ごろ
開基: 安倍倉梯麻呂
拝観料: 境内は無料、本堂700円(菓子・抹茶付き)
拝観時間: 9:00 - 17:00
駐車場: 有料(普通車500円)
アクセス: 国道165号線「阿部」交差点からすぐ

※「日本三文殊」の第一霊場です










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