これまでにも何度も何度も食べてますが、個人的に大好きなラーメン店が『どうとんぼり神座』さんです。奈良・大阪の方にとってはもうすっかりお馴染みだと思いますが、まだ全国的にはそれほど知名度が高いものではないかもしれません。

以前、新宿コマ劇場近くに東京進出の１号店がオープンしたという記事を読んだばかりだと思っていたら、今調べてみたら、渋谷・池袋×２店舗と、急拡大しているみたいですね。2007年11月現在で15店舗となったようです。

この神座は、店舗名には「どうとんぼり」とありますが、香芝インターを降りてすぐの香芝店が一号店で、以前は「アガルタ」という屋号で営業していたそうです。私個人的には、もちろんその当時のことは知りませんが、「昔の方が美味しかった」という声をよく聞いたりしますね（これはチェーン展開している他のラーメン屋も同様だと思いますが）。さらに、経営母体の「株式会社理想実業」の本社は、現在でも奈良県広陵町（＝靴下の町！）にあるそうです。

「奈良ラーメン」というカテゴリがあるかどうかは知りませんが、この神座にしろ『彩華ラーメン』にしろ『天理スタミナラーメン』にしろ、具に白菜をタップリと使用しているという共通点があります。

しかし、彩華と天スタはピリ辛のスタミナラーメン系の味なのですが、神座だけは非常にアッサリとした味わいです。創業者の社長が元ホテルシェフということで、その経験を活かして、他には無い味わいのラーメンを目指した結果、白菜の旨味が染み出たサッパリとした野菜スープのようなものになったのだそうです。

その味は、他のお店のような「強烈なインパクトを残す」という類のものではありませんので、初めてのお客さんには理解されにくいのか、店内には目立つように「３回食べたら、もうやめられない。」的なキャッチコピーが掲げられています。見るたびに「ソレって言い訳じゃないの？」と思ったりしますが（笑）

私個人としては、一番最初に神座へ食べに行った時、全く予備知識も無く入店したため、とりあえず「キムチラーメン」を頼むという失敗を犯しています。別に不味いとは思いませんでしたが、正直、全くその美味しさは伝わってきませんでした。

しかし、２回目に「おいしいラーメン」を食べた時、そのスープの旨味に感激したのです。「３回食べれば･･･」ではなく、２回目から大好きになりました。元々、中華そば系の醤油ラーメンが好きでしたので、神座の味は受け入れやすかったのかもしれません。

まぁ、さすがに「ここのラーメンが一番美味しい！」と主張するつもりはありませんが、普段からラーメンが食べたくなった時の最優先候補となっています。営業時間も長く、価格もお手頃、気軽に食べるラーメンとしては相当に高評価ですね。いつも長い行列ができているのも納得です。

（ちなみに神座は店内に入る前、入り口部分で注文を聞かれるシステムのため、行列が出来るのはこのためでもあります）

�ところが、ウチの相方はここのラーメンはあまり好みじゃありません。確かに特徴のあるラーメンですから、評価ははっきりと分かれるんでしょうね。仕方ありませんので、相方が留守にしているときの独りメシ用として何度も何度もお世話になってます（笑）

看板メニューの「おいしいラーメン」に、温泉卵をトッピング。具材は白菜と柔らかいチャーシューのみ。最初はシンプルにそのまま味わって、中盤に卵と混ぜ、後半はニラをプラスして食べるのが、個人的な定番です

相方が注文していた「つけ麺」。これも温泉卵をトッピングしてます。このスープは柚子風味が効いたもので、ラーメンとは別系統。

完食！ここのスープが大好きで、毎回喜んで飲み干してます。

写真を掲載するなら、発祥の地である香芝店がいいのでしょうが、コチラは大和高田店です。

■どうとんぼり神座（かむくら）（ラーメン店）
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※＜2008/01/12 追記＞

先回、あまりにも画像が少なかったので、少しだけ追加しておきます。

入り口付近で並ぶところ。休日などは今でもものすごい行列になります。また、入り口部分で店員さん相手に注文を済ませてから席に案内されるのが神座スタイルです

広くて清潔な厨房の内部。ヒマな時間だったため、まだのんびりしてますね。混雑時はこの中も戦争状態になります

カウンター席。この日はアンケートのお願いをされてましたが、住所を書くのが面倒だったので無視してしまいました（笑）

いつものように「おいしいラーメン+温泉卵」。おにぎりも1個食べました。相変らずの味で、満足しました！